ゆめひこう 

日々の思いを

気合の入った神父様

2013-12-10 22:02:25 | カトリック
来住英俊神父様の本を読みました。

                

来住英俊神父様は私たちの教会に来てくださって、
お話を伺ったこともあります。

お話はわかりやすくて、ユーモアがあって、時間の経つのを忘れるほどでした。
それで「目からうろこ」シリーズなど、かなり読んでいます。
何もわからない私のようなものの目線で書いてくださっているので、
安心して読むことができます。

「「気合の入ったキリスト教入門」Ⅰも本当に入門書として読むことができました。

今回のⅡは、表紙にとても楽しそうなキリストがいらして、
それだけでうれしくなって読みました。

このごろ心に残った文章があると、付箋をつけて読むようになりました。
その中から、心覚えにいくつか・・・。


インマヌエル=「神は共に居られる」
何もしてくださらなくても、神が人と共に生きてくださるだけでいいのです。

人が生きていることは「自分が何かをする」か、
「人が自分に何かをする」のどちらかなのです。

(DO) が現れるために
(BE DONE TO) がなくてはならないのです。

老いた母の「受ける者として」の存在は意味のあるものなのです。

イエスの公生活は常に働きかけるものだった。
逮捕されて以降は、すべて受身だった。
十字架上の死まで、人として生ききった。
生ききった後、向こう側に突き抜けていった。
「突き抜ける」を聖書的に言うと「過ぎ越す」です。


各章の終わりに、対話があります。
それが皮肉に満ちたもので、神父様の独り言と取れないでもない・・・

3冊目があるそうです。
今からとても楽しみにしています。

最近、神が共にいてくださるという考えを、
理解できるようになった気がします・・・

遅いですね~