おもしろき ことばかりな世を・・・

ロッテと旅をこよなく愛する日記

印刷って素晴らしい・・・

2009-01-12 20:01:25 | 千葉ロッテ
たまにはチームネタ以外のお話から。

今日は,家族ともども,小石川にある印刷博物館に行ってまいりました。

ここは凸版印刷さんが自分とこの会社に作ったミュージアムのようで,色々と印刷の歴史に関する展示等をしているんですが,面白かったのが印刷工房という体験ゾーン。

活字拾いから実際の印刷まで活版印刷を体験できるというものなんですが,実際にやってみると・・・


印刷ってものすごく大変(だった)

ということがよく分かりました。

ものすごーく小さくて細長い活字を膨大な活字の山から拾って並べるだけで十数分。たったの十五字くらいでなんぼほどかかんねんと。

当たり前ですけど,昔って文字サイズごとに違う活字をいちいち拾ってたんですよね・・・。しかも,このときばかりは日本語がひらがな,カタカナ,漢字と3種類とあるのが実に憎らしい

これにアルファベットも加えれば,4つの文字を自由自在にしているというか,駆使することを余儀なくされているわけで,不利な状況ながら,頭と体使ってんな・・・となにやら我が民族がちょびっといとおしくなりました。

で,こっからさらに手押しの機械を使って3枚ほど刷るのにさらに数分。結局,説明も含めて二十分以上かけて,ようやく娘特製のしおりが4枚完成と相成りました。


というわけで,印刷というものを体感してみて,改めて思いましたが,昔は,表現行為って何段階もの手間と労力と金を要する,ある種神聖な行為だったということ。これが手書きともなりゃ,もう考えただけで恐ろしい。

そして,この労力に比べてネットのブログという手段のなんと容易なことかと。

昔は,簡単に表現しようと思えば,それこそ公園の落書きくらいしかなかったわけですから,家にいながらにしてのほほーんと簡単に不特定多数の方々に表現できるということは素晴らしいことですな・・・と改めて思ってしまいました。それでもグーテンベルクの活版印刷の発明により聖書が爆発的に普及したり,さらには宗教改革への原動力になったりと,技術の進化それ自体が,時代を変える要因にもなったりするわけですから,人間の表現に対する意欲というか貪欲さはあまり変わりはないのかもしれません。


ま,しかし,容易かつ安易になったといっても,人様にものを見せるという行為自体には変わりはなし。表現者の端くれながら(というか石ころだ),表現の手段を与えられた喜びをかみ締めつつ,ちゃんと書こうね・・・と改めて決意した次第でした(あんまり内容変わりませんけど)。

ついでにメディアの方も,強力な手段で,多くの人に発信できる文章を書けるわけですからね。ぜひとも永遠に残っても恥ずかしくない文章を書いていただきたいところです

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というわけで,プチ・メディア論はここまでにしておいて,一応ロッテネタも

ロッテ成瀬が野球教室「この中からプロが・・・」

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ロッテの成瀬が12日、橋本、塀内とともに千葉市主催の野球教室に参加した。投球の指導を担当し「キャッチボールは野球の基本。全力で速い球を投げるのではなく、相手のことを思いやって投げるように」と集まった小学生に熱心に語りかけた。自身も中学時代に野球教室で当時ヤクルトの荒井幸雄氏(現日本ハム2軍打撃コーチ)に指導を受けた経験があり「選手も子供たちも貴重な時間になったと思う。この中からプロ野球選手が出てくればうれしい」と話した。
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ナルニャン,タスク,ペイウチと面子が相当謎ですが(笑),それはおいといて,「(キャッチボールは)相手のことを思いやって投げるように」とはいいこと言いますね。なんかナルニャンの性格の一端を示しているようで,好感が持てました。

私も子どもの頃から幾度となくキャッチボールはしてきましたが,相手のことを思いやって投げたことはねーなー。それで下手だったのかナルニャン,ぜひとも内野を占める先輩方にも言ってやってください!

昨日の新人を見る先輩方もそうですが,後輩あるいは将来の後継者となりうる子どもたちに優しくできてこそ社会人としての責任も果たせるというもの。寒い中,シーズンオフに大変だとは思いますが,言葉通り,将来のプロ野球選手を育てるべく,こうした機会も大事にして欲しいですね。

それではおやすみなさい

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コメント (2)
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