おもしろき ことばかりな世を・・・

ロッテと旅をこよなく愛する日記

いよいよキャンプモード

2009-01-29 20:32:03 | 千葉ロッテ
ちょいと一昨日からインフルエンザにかかってしまい,昨晩はお休みいたしましたが,少し調子が戻ってきたので記事をば(そんなことをしている場合か)。

今日のお題は両外国人です。

ロッテ”画伯助っ人ボビー肖像画”持参

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ロッテの新外国人選手は“画伯”だった。前台湾ラニューのゲーリー・バーナムJr内野手(34)が28日、成田空港着の航空機で来日。バレンタイン監督への手土産として、自身が描いた同監督の肖像画を持参した。「絵画は長年、趣味でやっている。今回の絵は日本で、ロッテでプレーする機会を与えてくれたバレンタイン監督に、お礼の気持ちを表すために描いたんだ。プレゼントとして渡します」

 2日間、約15時間かけて鉛筆で描いた肖像画は趣味のレベルを超えた出来栄え。父ゲーリー・バーナム氏は農業を営む傍ら、画家としても活動。個展を開くこともあり、影響を受けたバーナムJrも“画伯”の顔を持つようになったという。もちろん売り込むのは肖像画だけではない。台湾でプレーした昨年は、シーズン当初からバレンタイン監督に自らメールして猛アタック。秋季練習にテスト生で参加し、格安の年俸1300万円ながら合格を勝ち取った。

 ただ、来日直後は冷や汗をかく一幕も。20時間のフライト後、空港内のトイレに駆け込んでホッとしたのか肖像画をトイレ内に置き忘れてしまったのだ。税関目前で気づき、引き戻せないため空港係員に取りに行ってもらい、空港ロビーに姿を現したのは航空機到着から1時間20分後。出迎えた関係者を心配させた。

 指揮官と同じコネティカット州出身で、指揮官が経営するレストランのハンバーグが「グッド!」という新助っ人。次は千葉マリンのキャンバスに特大アーチを描いて恩返しする。

 ◆ゲーリー・バーナムJr 1974年10月13日、米コネティカット州生まれの34歳。クレムゾン大時代の97年にフィリーズからドラフト22巡目指名でマイナー契約。独立リーグなどを渡り歩き昨季は台湾ラニューでプレー。昨年のロッテ秋季練習にテスト生として参加し、今月16日に入団が決まった。ポジションは一塁手および外野手。1メートル80、98キロ。左投げ左打ち。
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ロッテ新外国人ランビンが来日

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ロッテの新外国人、ランビン内野手が29日、成田空港に来日した。

 両打ちで外野を守れ、捕手経験もあるという万能さが特長なだけに「チームが必要としているところで勝利に貢献できればいい」と抱負を話した。
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 通常,キャンプ直前に来日するの常の外国人選手も来日し,いよいよキャンプイン目前というムードが漂ってきました。

 で,両方新人,値段も揃って格安と,甲乙つけがたいお二人ではあるんですが,ファーストコンタクトは見事にバーナム選手に軍配が。

 バーナム選手,はっきり言って,職業間違えたんでは?という素晴らしい絵の才能の持ち主のようです。

 しかも,指揮官にプレゼントするために持ってきておきながら,その絵をトイレに忘れてくるという天然振り。天然王子も真っ青の大ボケ振りといったところです。

 ただ見逃せないのは,バーナム選手が,自らボビーに売り込んで,我がチームで働くことを志願したという点。やっぱり我々が思っている以上に,ボビーって,アメリカでの知名度はあるんですよね・・・。

 今回の騒動が起きてからもそうでしたが,上原投手とか川上投手とかのメジャー入団情報のたびにアメリカ側で出てくるのは,いつもボビー。たとえヒルマン監督が日本では2回優勝してようが,お構いなく,日本を知るメジャー監督といえばアメリカ人にとっては,ボビーしかないということでしっかりリスペクトされている様子です。

 逆に言えば,ボビーに対して,必要以上に冷たい仕打ちをすれば,それはロッテという1球団がボビーという1個人に対してというだけではなく,日本のプロ野球がアメリカのプロ野球に対してそういう仕打ちをしたと取られるおそれがあるように思っております(ちなみに,日本のマスコミは,外国人が気に食わない行動をすると,「しょせん外国人には日本のしきたりが分からない」という言い方を平気でしております)。

 プロ野球に限ったことではありませんが,私は,以前から,とにかく外国人に対しては,うまくいけば神のように扱い,期待に応えなければぼろ雑巾のように捨てるという態度がどうも好きではありません。なんかコンプレックスとプライドが同居しているというか,卑屈さと傲慢さがごちゃ混ぜになった状態というのは見ていて気持ちがいいものではないんですよね。

 どうも未だに,日本には日本人だけいれば十分,来たいやつだけ金払って来させてやってんだ,文句あるか!という考え方をする人もまだまだいるようですが,こんな考えがいつまでも通用しないことは火を見るより明らか。野球1つにしたって,外国人選手のいない野球というのは,それはそれで随分とつまらないんではないかと。

 ま,とりとめもなくなってしまいましたが,要は日本球界にとっては,今回ボビーを切れば,それで未来永劫縁切りというような簡単な事態ではないということ。おそらく今後も折に触れてボビーは我々日本の野球ファンの目に触れることはほぼ確実かと。

 それであれば,やっぱり最低限のリスペクトを失わずに,日本のプロ野球,そしてもちろんロッテというチームに対してボビーがいい印象を残してもらえるように,今年1年を過ごしてほしいなと思う次第です。なんといっても,ロッテもグローバルな企業を目指しているわけですからね(しかし,グローバルって早くも死語化しつつあるな・・・)。力みかえっている瀬戸山さん&石川さんコンビには難しいところかもしれませんが,改めて,ボビー再招聘という英断を下した重光オーナー以下に,善処をお願いしたいところです


 さてさて,すっかり本題から外れてしまいましたが,とにかくお安い&便利という印象だけが先行してしまった両外国人。これに加えてバーナム選手は,「笑い」という点でも一歩リードしたようですが,果たしてランビン選手の巻き返しはあるのか!(巻き返さんでいい,巻き返さんで)

 誰も期待しないようで,ある意味大いに期待されているお二人さん。来年は大幅年棒増を勝ち取るべく,我がチームの穴だらけの穴を埋める活躍をお願いしたいと思います!

頼んだぞ,バーナム選手,ランビン選手!

 それではおやすみなさい

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コメント (6)
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