おもしろき ことばかりな世を・・・

ロッテと旅をこよなく愛する日記

取らぬ狸のなんとやら・・・

2008-04-29 17:20:22 | 千葉ロッテ
昨日,こんな記事を書いたら,見事にばちが当たったようです。

ロッテ2-3日本ハム

ま,間違っても試合の前から3連勝とかいうものではありませんね。今日は武田勝の骨折のため(どうも外野をランニング中に,うちのチームの練習打球に当たったとのこと。うちのせいではないようですが,早く治して戻ってきて下さいね!),スゥイーニャーが緊急登板。

しかし,やっぱり打てません・・・。

四球をもらい,ヒットもそこそこ出ながらも,今日もことごとく暗黒真空クリーンナップに吸い込まれていきます。

とにかく真ん中に並べるの,やめましょうよ・・・。

さすがの若大将成瀬も我慢しきれず,7回途中2失点。ま,今日は調子はそれほどでもなかったようですが,とても責める気にはなれません。

8回裏も,帳尻ーズ二人の連打で無死1,2塁としたと思えば,今度は大松が併殺。なにをやってもだめなのか・・・と思わせたところで,突然の武田久の乱調で2死満塁とすると,ベニーがあの!マイケルからまさかの同点タイムリー。

ここで雰囲気は最高だったんですけどね。今江で決めてくれればというところでしたが,決して調子の悪くは無かったマイケルに抑えられ,結局同点どまり。

9回は,ブライアンがノースリーとした時点でほぼ勝負ありました。先頭さえ出さなければ怖くない,しかし先頭を決して出してはいけないハム相手に,ほぼ先頭が出るのが決定的となった時点で後はどうしようもありません。

スクランブル登板となった川崎が森本に決勝タイムリーを打たれてジ・エンド。ま,いきなり四球を出したのはいただけませんが,緊急登板ながら,何とかその後を抑えた川崎については素直に評価したいと思います。

最後も,サトが代打か・・・。いや,悪いわけではないんですが,今の状態で1打席では打てんでしょう。

結局,多くの方が危惧していたように,3番,4番が復帰したと同時に,今までの好調な打線の流れがギクシャクし出しています。

どちらも必要な人材であることは認めるところですが,問題は,ポジションも重なり,同じように調子が悪い二人をなぜ落とす時も一緒,上げる時もほぼ一緒,そして打順を並べるのかということです。

気になるのは,ボビーが二人に気を使っているのではないかということ。意外と選手のプライドに配慮する監督ですからね。

私は,福浦様はもう峠越えで3番としてはやや厳しい,ズレータも本来は5番から7番くらいまでで輝く選手だと思っているのですが,どうも福浦選手に関しては,西岡のインタビューにもあったように,選手内における立場から3番以外で使いにくい,そしてズレータについては,本来外してもいいんだけど,同じように調子の悪い福浦選手を使う以上は,同じ立場で使わなくては・・・と変に遠慮しているように感じます。

引きずられるように大松選手まで不調モード,そしてサトもDHから外れて使いどころすらなしというのは不幸としか言いようがありません。ここは思い切って,大松選手を3番か4番に戻して,二人を下位に置くとかいった動きを見せて欲しいと思います。特にズレータは,調子さえつかめば,まだまだ打てると思いますので(福浦様は守備と打つほうでもたまに貢献してくれれば十分です)。なんだかんだと8回に同点に追いつくなど,クリーンナップ以外はがんばってるんですからね・・・。



さてさて,連敗で迎えるは,恐怖のダルビッシュ(ただし外)。

マリンの風とお友達のシュンスケに一縷の望みを託し,少しでもいい試合を見せて欲しいと思います

明日こそ,吹けよ風!(いろんな意味で)

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なぜ,カモが作れないのか?

2008-04-29 02:41:07 | 千葉ロッテ
試合もニュースも無いので,とりとめもないことを考えてみました。

それは,

なぜロッテは(カモになるのは得意でも)カモを作るのが苦手なのか?

ということ。

どうも昔から,割と上位チームにはそこそこ勝ちつつも,「お得意様」を作るのが苦手な印象なんですよね・・・。

それで,過去3年と今年のデータを並べてみたのがこれ。(2008年は始まったばかりですけど)

2008年

2007年

2006年

2005年

マリーンズと1位チームを比べてみると,やはりカモの差がはっきりするように思います。

今年は,西武は楽天に4戦全勝の一方で,楽天はオリに5-1,対して我がマリーンズは日ハムに対する貯金2が最高(オリにも貯金1か・・・)。

去年も西武には優位とはいえ,貯金わずかに5。これに対し,首位日ハムは楽天には貯金6と拮抗しているように思いますが,交流戦でなんと13の貯金(確か4-0のチームがいくつかあったような)。

ぼろぼろ2006年は,楽天に貯金9つを稼ぎつつも,ソフトバンクにはなんと借金10の大盤振る舞い(3倍返しとか言われてましたね・・・)。

そして,栄光の2005年こそ楽天に貯金9を稼ぎつつも,ソフトバンクなんか14も貯金してますからね(しかも,他の3チームも楽天には貯金6,8,8。100敗しなくてよかったね!)。

その一方で2005年,2007年は1位チームと全くの5分5分。ぼろぼろの2006年でさえ,日ハムにわずか借金4。

なんだか上に厳しく下に優しく?

いい人じゃん・・・

ただ,よく言われることは,優勝への早道は,堅実にこつこつ上位相手に貯金をするよりも,圧倒的なカモを作ること。2006年のハムなんて2位西武に負け越してやがるくせに,楽天・オリから合わせて貯金28ですからね・・・。

そうは言ってもなかなかお得意様が作れない我がチーム。その理由やいかに?と考えてみました。


1.弱い相手に勝ちきらない。

どん底ソフトバンク相手に新エースが投げながらの昨日の結果。どうも2連勝,あるいは前カードから数えて3連勝,4連勝くらいまでは割と出るんですが,同一カード3連勝ってあまり得意じゃない印象があるんですよね・・・。

ノリが悪いのか,2回勝ったから,まあよしとするのか(あっ,それは私だ),はたまた別の理由があるのか。先発が割りとしっかりしてるだけにもっと連勝があってもいいような気がするんですがね・・・。


2.強い相手とがっぷり四つで消耗してしまう。
 
 昔々の弱かった時代から,結構上位チームと拮抗した成績をする印象があります(本当の昔は,いい勝負なのは1チームだけで,そのほかにはぼろぼろでしたけどね・・・)。帳尻のなせる業か,果たして本当に上位には燃えるのか,それとも見境なく相手構わず向かっていっているだけなのか?ただ,たとえばかつての岩隈がホークスを回避して勝ちに行っていたような,弱い相手からきっちりと取るという意識はないような気がしますね・・・。ま,それも魅力の1つなんですが。


3.単にきまぐれである。

 はい,多分これですね。


とまあ,結局オチのつかないまま,取りとめもないことを考えてしまいました。

ま,狙ってカモが作れれば苦労しませんし,自分が焼き鳥になる可能性も十分あるので,取らぬ狸ならぬカモの皮算用はこのくらいにしたいと思います。でも,本当にたまにはスカッとするスイープが見たいです!

というわけで,まずは明日だ,マリーンズ!

間違っても,3連敗はしないでね。

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