あんな話こんな話

会津生まれの会津育ち…三匹の猫と柴ワンコや家族に囲まれ、家庭菜園に勤しみ都会には住めそうにないローカルな私の日常。

長床 黄金色の大イチョウ

2017-11-17 23:40:09 | プチドライブ・地域の事

先日の事次の日は雨だっていうんで
夫と夫の姉様を連れて長床の大イチョウ見に行って来た。
いつも、ちょっと早いかちょっと遅いかだったので
今年は最高潮の大イチョウを拝んできたいものだと思っていた。

急いで家事を済ませて夫の姉様宅へと
待ちきれないように外で待って近所の人とおしゃべりをしていた姉様。
さっそく乗り込んでてんいざ出発!!

夫の姉様宅から、国道121号線に出て縦貫道路は通らずに
塩川町から喜多方方面へ車を走らせると
進行方向左側に長床への標識が見える。

縦貫道路の下を通って道なりに走って行くと
やがて大きな案内板が長床へと誘う。
村落の中を通って、車は駐車場へと
思いがけずに近くの特設駐車場に停める事ができた。

平日ではあったが県内外の多くの車が、この長床へと来ていた。

車を降りれば大きな鳥居は目の前で
その下を通って入場料を払い…杉の木の向こう側には
すでに黄葉した大イチョウの木が見える。

わっ、大イチョウが見えて来た♪

なんだか気分が高揚して来る。

長床の建物に覆いかぶさるような黄金色に黄葉した大イチョウ
たくさんの人が、その前で記念撮影をしたり
地面に落ちたイチョウの葉を写真に撮る人など
思い思いの景色をレンズに収めている。

逆光ながら鐘つき堂

 

天喜3年源頼義の勧請の古社長床は
藤原時代の貴族の住宅建築としての寝殿造りの主殿の形式をふんだ
熊野神社の拝殿として建てられたもので
44本の太い柱に芧葺寄棟造り、周りには壁も扉もない吹き抜けの壮大な建物で
国指定重要文化財とされている。
境内にある樹齢800年のご神木・大イチョウが四季折々に「長床」を彩る光景が見事だ。
ーサイトより抜粋ー

大イチョウ裏側から撮ってみる。

熊野神社奥の院へと

石段の脇にあるイチョウの木には鈴なりの銀杏の実

まだ散り始めたばかりで黄色いじゅうたんとはいかなかったけど
喜多方市では最大のもので、高さは30m、胸高の幹回りは7.73mあるとされる。

夫と夫の姉様ととりとめのいない話をしながら
国指定重要文化財である長床の周りをぐるっと回って裏側へと
そこには本殿熊野神社への階段が続いて、そこをゆっくりと登って
手を合わせて静かな気持ちで…。

真摯にお参りをされてる方

長床の内部はこんなふうに吹き抜けになっている。

ほら まっ黄色でしょう!!

 

追記 長床の七不思議たるものを見つけました。

長床の七不思議
 一、三社の屋根には鳥がとまらない。
 二、長床に鳥が巣をかけない。
 三、長床の中には蚊が入らない。
 四、長床の最北の隅に板が敷かれない。
 五、村に火災が起こっても二軒以上燃えない。
 六、栗の一年生に実をつける。
 七、熊が来て神前に詣でる。

 

さてっと、喜多方へ来たら喜多方ラーメン食ってがんしょ!!ってくらいで
早々に喜多方市内へとラーメンを求めて長床を後にした。

 

 

 

 

コメント (16)
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