先日、神明通り近辺を散策したのには、目的の場所があったからで
『東北復興支援 赤べこプロジェクト展』を見に行くためであり
懐かしさを覚えながらも一抹の寂しさのあった神明通りから
またNTT方面へと戻り、生涯学習総合センターへと戻って行った。
ちなみに東北復興支援 赤べこプロジェクトとは ポチっと!!
赤べこは、今から1200年前ころ徳一大師が会津の地
会津柳津にある福満虚空蔵堂建立した時
材料を運ぶのに一生けん命働いた赤毛の牛がお堂を完成させて
お堂の守り神になったとされている。
その後も赤べこは、会津地方で伝せん病が流行した時
赤べこを持っていた人は、病気にかからなかったということで
災難をよけたり縁起物のお守りとして有名になったと言われている。
さて、正面玄関を入り、入口右側へ行くと『東北復興支援 赤べこプロジェクト展』の看板が見え
中に入ると、すでに多くの人が観に来ており
色とりどりの赤べこが並べられ『福光』の看板が出迎えていた。
来場者プレゼントとして会津塗薪絵べこ抽選があり
一名様だけど抽選用紙に住所氏名を書いて応募してみた。
応募するとこんな会津薪絵べこが当たる…かも!
中にはクリエイティブディレクター/アートディレクター×デザイナーである
泉谷政昭×花島英実氏合作の赤べこがあり
赤ベッ子困難に負けず黒から出た赤、未来は明るいというイメージで
作成された赤べこが目を引いた。
笑えたのは絵付けされてない赤べこ? 白べこに
牛のお肉部分が書かれているもの…ナイス!!(笑)
緑…芝生を創造したのか、たくさんの子供たちにも印象深かったなぁ^^
あとは、やっぱり会津木綿の赤べこかな
この会津木綿のチャンチャンコを見ると、元気だった頃のばあちゃんを思い出す。
いろんな赤べこが思い思いに作られて、ホントは全部の写真をUPしたいくらいで
どの赤べこも、いろんな工夫や思いを込められて作られているのが
見ているだけでもヒシヒシと伝わってくる。
また別の場所では、赤べこ絵付けクラフト制作ワークショップが開催され
中央にある会津木綿の端切れを使ったりして
親子での参加など、多くの人が赤べこ作りをしていた。
会津木綿を始めとした、いろんな端切れが集められていた。
出来あがった赤べこを見せ合う子供たち
私もやってみたかったが、時間もあまりなかったので
作っている所を見学させてもらい、牛乳パック入りの赤べこ制作キットを
いつか自分で絵付けをして友達に贈ろうかと、赤と白を1個ずつ買って来た。
災害後、もうすぐ1年という月日が流れる。
なんの復興の兆しも見られない地域が多いのはなぜだろう。
何が復興を遅らせているのだろう。
追記
今から一年前にあった東日本大震災の爪跡に
放射能があろうがなかろうが、瓦礫の山はまだ当時のままと変わりなく
悲しみと自然に対して無力だった私たちの生活。
いったい 何時になったら今まで通りの生活に戻れるのだろうか…。
我が福島県もそうだが、宮城や岩手の瓦礫…正確には災害廃棄物というらしいが
そんなものはどうでもいいことで、どこの被災地でも山積みとなっている瓦礫の山。
何処からでも良い! お偉いさんが足の引っ張り合いをしてる暇があったら
1か所づつでも、山積みの瓦礫を何とかして欲しいものだと
今朝は夫と熱く語り合ってしまった…。
また、今年も3月11日14時46分がやってくる。
という事で、会津のゆるキャラ、あかべえバスをUP!