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~音楽好き(ニッチーくん改め)マロくんのCD日記や、あれこれ~

474 『マロくん選 '80年代ハード&ヘヴィ6作品』〈3〉第1~3位

2021年09月12日 08時56分34秒 | マロくん選 '80年代ハード&ヘヴィ6作品
選考基準
◆1980~1989年発表のアルバム。
◆ロック系のアルバム(プログレ、ポップス系等は除く)。
◆1人のアーティスト(もしくは1つのバンド)で1枚選考。
◆ライブ盤、ベスト盤は除く。
以上の基準で、2021年8月現在、私のラックに収まっている作品から選考。
選考は、あくまでも私の主観です。
取り上げたアルバムで、以前CD日記で登場しているものは、リンクで見られます。


第1位 GUNS N' ROSES 『APPETITE FOR DESTRUCTION』(1987)


'80年代のバンド(しかも新人)で、'80年代型のガツンと純粋なハード&ヘヴィなサウンドを聴かせてくれたのはガンズ・アンド・ローゼズでしょう。(誌面でも1位でした)
サウンドの源流はローリング・ストーンズで、近いところだとエアロスミスの影響が強いでしょうか。
アクセル・ローズのクセのあるハイトーンVoに好みが分かれますが、スラッシュを中心としたザク~ンとしたギターが鳴り響く、ストレートなヘヴィHR。
サウンド、バンド共に'80年代のキラキラ(クリア)感に強く染まっていないことから、多くの人々に受け入れられたのだと思います。
このアルバムの印象を強く残し過ぎたのと、この後、意外にアルバム枚数を出さない活動が裏目に出たのか、迷走する大物バンドとなってしまったのが残念。



第2位 BLACK SABBTH 『BORN AGAIN』(1983)


オジー・オズボーンが脱退、ロニー・ジェームズ・ディオを迎えた『HEAVEN AND HELL』(1980)が傑作とされますが、『HEAVEN …』は元来のオカルト志向のHRバンドが純粋なHR/HMバンドへと変貌を遂げた感じで(すでにオジー在籍時後半はオカルトさは薄れていたけど)、正直私にはピンとこなかった。
この『BORN AGAIN』は、(元)ディープ・パープルのイアン・ギランを迎えたことに賛否があります。まぁ、全盛のギランの喉ではないけど、しっかり歌っています。‘ Disturbing The Priest ’の終盤では、後のデーモン小暮のような笑い声を上げていたりもします。
サウンドは、元々のオカルトさを1980年代に合わせ再現した感じ。制作中のアクシデントによりザラついた音ですが、それがよりヘヴィさを醸し出しています。まさに魔界から鳴り響く邪悪なHR/HM。加えてジャケットもコワいです。(共に「いかにも!」ですが・笑)
ブラック・サバスであってブラック・サバスでない(?)、次作『SEVENTH STAR』(1986)も'80年代ハード&ヘヴィの候補に挙げてよい作品だと思っています。



第3位 DIO 『HOLY DIVER』(1983)


このアルバム、だいぶ前所有していたのですが、あまり聴かないので手放しました。
しかし聴き直してみたくなり、実はこの8月に中古でデジリマ盤をリーズナブルな価格で見つけ購入。そしてラックに収まったことで第3位へランクイン。
張りと伸びのあるロニー・ジェームズ・ディオのVoと、まさに鋼の太いサウンド(‘ 分厚い ’より、‘ 太い ’という言葉が合う)。キラキラしたサウンド・プロデュースが主体となる'80年代に、確固たるHR/HMサウンドを示したことに拍手ですね。
反面、単にそれだけでちょっと退屈にも(私には)聞こえます。


[マロくん選 '80年代ハード&ヘヴィ6作品 # 3]

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