選考基準
◆1980~1989年発表のアルバム。
◆ロック系のアルバム(プログレ、ポップス系等は除く)。
◆1人のアーティスト(もしくは1つのバンド)で1枚選考。
◆ライブ盤、ベスト盤は除く。
以上の基準で、2021年8月現在、私のラックに収まっている作品から選考。
選考は、あくまでも私の主観です。
取り上げたアルバムで、以前CD日記で登場しているものは、リンクで見られます。
第4位 JUDAS PRIEST 『BRITISH STEEL』(1980)
ジューダス・プリースト(以下: JP)は悩みました。
確かにヘヴィであるけど、“ 鋭さ ”の方が上回っている気がします。それ故に、'70年代版では作品を挙げず。
デビューから少々地味な(?)存在で、サウンドを模索しながら作品を重ねていった感があります。そして'80年代に入り、俗に言う“ ヘヴィメタル ”サウンドを開花、確立させました。という訳で、'80年代版ではJPを選びました。
前作『KILLING MACHINE』(1978)からHMサウンドと言われますが、私はこの『BRITISH STEEL』から本格的にHMバンドへ移行したような気がします。
次作『SCREAMING FOR VENGEAVNE』(1982)や、『DEFENDERS OF THE FAITH』(1984)も十分候補かもしれません。しかしこれら2作は、先に述べた“ 鋭さ ”の方が上回っていて、光沢のある音質。
『BRITISH STEEL』はストレートながらも、どこかブリティッシュHRの重さ(暗さ、泥臭さ)が少し残っているような気がして、重量感を醸し出しています。1曲目‘ Rapid Fire ’の程良い疾走感が心地良く響き、私はシビれます。
第5位 KISS 『CREATURES OF THE NIGHT』(1982)
KISSも'70年代版では挙げませんでした。全盛のメイク時代を聴いてますが、容姿の印象に反して、意外にポップス性のあるHR。
1980年代以降のKISSは、HM色が強くなっていく印象。そしてバンドもノー・メイク・スタイルになっていきます。
このアルバム、デビューからのメイク時代としてラストの作品。この時代の録音のせいか、ギターはギンギン、ドラムの音はガツン、ガツン!と、かなりラウドな音。それもあってか(?)、内容もそれまでと違い鬼気迫るHR/HMを聴かせてくれます。初めて聴いたとき、「おっ、KISS気合い入っているねぇ」と思いました。
ジャケットもカッコいいです。
第6位 VAN HALEN 『FAIR WARNING』(1981)
自分の中でハード&ヘヴィと呼ぶには少し違和感があり、ヴァン・ヘイレン(以下: VH)も'70年代版では挙げませんでした。
しかし彼らの1980年代の躍進ぶりから、'80年代版では選考に挙げなくてはなりません。
そうすると挙げられるのが、やはり『1984』(1984)となるのでしょう。こちらは楽曲は良いですが、シンセが導入され、ちょっと洗練された感があります。
純粋にハード&ヘヴィというなら、この『FAIR WARNING』だと思います。
デイヴィッド・リー・ロスのVoの第1期VHの中で、ちょっと重量感の増したサウンドに思えます。やや泥臭くもあるけど、グイグイと押してくるHRが聴けます。大げさに言えば、第1期VHの中で、ヘヴィメタル(に近い)な作品だと思います。私は1~3曲目までが特に引き込まれます。
[マロくん選 '80年代ハード&ヘヴィ6作品 # 2]
◆1980~1989年発表のアルバム。
◆ロック系のアルバム(プログレ、ポップス系等は除く)。
◆1人のアーティスト(もしくは1つのバンド)で1枚選考。
◆ライブ盤、ベスト盤は除く。
以上の基準で、2021年8月現在、私のラックに収まっている作品から選考。
選考は、あくまでも私の主観です。
取り上げたアルバムで、以前CD日記で登場しているものは、リンクで見られます。
第4位 JUDAS PRIEST 『BRITISH STEEL』(1980)
ジューダス・プリースト(以下: JP)は悩みました。
確かにヘヴィであるけど、“ 鋭さ ”の方が上回っている気がします。それ故に、'70年代版では作品を挙げず。
デビューから少々地味な(?)存在で、サウンドを模索しながら作品を重ねていった感があります。そして'80年代に入り、俗に言う“ ヘヴィメタル ”サウンドを開花、確立させました。という訳で、'80年代版ではJPを選びました。
前作『KILLING MACHINE』(1978)からHMサウンドと言われますが、私はこの『BRITISH STEEL』から本格的にHMバンドへ移行したような気がします。
次作『SCREAMING FOR VENGEAVNE』(1982)や、『DEFENDERS OF THE FAITH』(1984)も十分候補かもしれません。しかしこれら2作は、先に述べた“ 鋭さ ”の方が上回っていて、光沢のある音質。
『BRITISH STEEL』はストレートながらも、どこかブリティッシュHRの重さ(暗さ、泥臭さ)が少し残っているような気がして、重量感を醸し出しています。1曲目‘ Rapid Fire ’の程良い疾走感が心地良く響き、私はシビれます。
第5位 KISS 『CREATURES OF THE NIGHT』(1982)
KISSも'70年代版では挙げませんでした。全盛のメイク時代を聴いてますが、容姿の印象に反して、意外にポップス性のあるHR。
1980年代以降のKISSは、HM色が強くなっていく印象。そしてバンドもノー・メイク・スタイルになっていきます。
このアルバム、デビューからのメイク時代としてラストの作品。この時代の録音のせいか、ギターはギンギン、ドラムの音はガツン、ガツン!と、かなりラウドな音。それもあってか(?)、内容もそれまでと違い鬼気迫るHR/HMを聴かせてくれます。初めて聴いたとき、「おっ、KISS気合い入っているねぇ」と思いました。
ジャケットもカッコいいです。
第6位 VAN HALEN 『FAIR WARNING』(1981)
自分の中でハード&ヘヴィと呼ぶには少し違和感があり、ヴァン・ヘイレン(以下: VH)も'70年代版では挙げませんでした。
しかし彼らの1980年代の躍進ぶりから、'80年代版では選考に挙げなくてはなりません。
そうすると挙げられるのが、やはり『1984』(1984)となるのでしょう。こちらは楽曲は良いですが、シンセが導入され、ちょっと洗練された感があります。
純粋にハード&ヘヴィというなら、この『FAIR WARNING』だと思います。
デイヴィッド・リー・ロスのVoの第1期VHの中で、ちょっと重量感の増したサウンドに思えます。やや泥臭くもあるけど、グイグイと押してくるHRが聴けます。大げさに言えば、第1期VHの中で、ヘヴィメタル(に近い)な作品だと思います。私は1~3曲目までが特に引き込まれます。
[マロくん選 '80年代ハード&ヘヴィ6作品 # 2]
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