ミュージシャン:THE ROLLING STONES
1. JUMPIN ' JACK FLASH
2. CAROL
3. STRAY CAT BLUES
4. LOVE IN VAIN
5. MIDNIGHT RAMBLER
6. SYMPATHY FOR THE DEVIL
7. LIVE WITH ME
8. LITTLE QUEENIE
9. HONKY TONK WOMEN
10. STREET FIHGTING MAN
もう少しストーンズと、ポール・マッカートニーが続きますが、お付き合いください。
前回お話しした部活仲間が、この作品も買ったのです。
当時、この作品について詳しく知らない私は、曲目からベスト盤かと思っていましたが、何と、ライブ盤だったということがわかり、興味を持ち、当時その友人から貸してもらったのです。
1969年11月、ニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデンでのライブを収録したもの。ブライアン・ジョーンズの後任に加入した、ミック・テイラーが登場しています。
全体的に泥臭く、“ズンズンズン…”といった感じのヘヴィな音。快活なものではなく、ちょっと淡泊な雰囲気もありますが、手応えは十分。
名曲1から、グイッと引き込まれます。このライブバージョンの1はけっこう好きです。
彼らの傑作アルバムの1つに挙げられる、アルバム『ベガーズ・バンケット』('68)に収録の3は、スタジオバージョンより、スローテンポでプレイ。
やはり、ミックのハーモニカが入る5は盛り上がりますし、ハイライトかもしれません。
先にも記しましたが、ヘヴィではあるが、泥臭く、地味な雰囲気があるライブ・アルバムです。また全体的に、どの曲もスタジオ・バージョンより、ゆっくりめな感じでプレイされています。
しかし、“泥臭く、ヘヴィな”ところが、強いてはブリティッシュ・ハード・ロックの要素を持ち合わせているようにも思えます。
[CD日記 '70洋楽編 # 9]