朝は
流れつく小枝
てもとに届く枝をうけとり
その一本に今日を刻む
わたしの今日は
わたしの知らない誰かに
流れつくだろう
わたしの小枝は
わたしの知らない誰かの
新しい小枝になるだろう
刻まれた一日は
無限に彫り込まれて
やがて滑らかな
つやをもつだろう
かたちもなくなるほどに
うけわたしを重ねて
風に舞いあがり
空の一部になるだろう
ものとものとの間を埋める
透明なものになるだろう
流れつく小枝
てもとに届く枝をうけとり
その一本に今日を刻む
わたしの今日は
わたしの知らない誰かに
流れつくだろう
わたしの小枝は
わたしの知らない誰かの
新しい小枝になるだろう
刻まれた一日は
無限に彫り込まれて
やがて滑らかな
つやをもつだろう
かたちもなくなるほどに
うけわたしを重ねて
風に舞いあがり
空の一部になるだろう
ものとものとの間を埋める
透明なものになるだろう