辻占いの歌

今日の歌をお届けします:tamako

魔法の鞄

2013-11-30 23:24:03 | 
足を踏み出せばいい

空っぽだった鞄が

いつのまにか

勇気で満ちてくる

使わないと失い

使えば増える

あなたの手にある

魔法の鞄








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鮮やかになるために

2013-11-29 23:55:08 | 
一瞬眠りに落ちて

目を開けたら

みえるものが

鮮やかになった

立ち止まってると感じたら

たぶんそんな時なんだ







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手をつないでいこう

2013-11-28 23:33:32 | 
ともだちと

思い出と

見知らぬ明日と

手をつないでいこう

おひさま

見ていてね











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覚えているかしら

2013-11-27 21:02:00 | 
一生分のできごとは

細胞が覚えているかしら

その細胞が終わっても

土が覚えているかしら

その土が風にのれば

風が覚えているかしら

その風が旅を終えたら

光が覚えているかしら



















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勇敢という舟に乗る

2013-11-26 20:47:47 | 
勇敢という舟に乗る

風をうけて波にのり

月と星とが道しるべ

見えないあしたは空の果て

勇敢という舟に乗る

お日さまが海からのぼるたび

物語が一つ生まれてる

舟が進んだそのあとに

かならずひとつ生まれてる














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ふたつの眼で

2013-11-25 21:46:30 | 
一世紀生きたひとの眼

うまれたての赤ん坊の眼

ふたつの眼で

この世を見つめたい





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道はある

2013-11-24 18:54:25 | 
憧れる

道は遠く

でこぼこで

高い建物に阻まれて

たどりつく場所が

見えなくなる

雨が降る

風がふく

凍りつく

でも確かに

道はある















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いきもののいの字は

2013-11-23 23:55:55 | 
いきものの 

いの字は

いびつのい

いきものの

きの字は

きせきのき

いきものの

もの字は

もがくのも

いきものの

のの字は

のんきのの



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ベルが鳴る

2013-11-22 23:39:18 | 
ベルが鳴る

幕が開くベル

出発のベル

厳しく美しく

高らかにベルが鳴る

もうこの一足を出しのだから

戻らない

ベルが鳴る







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なんにもなくても

2013-11-21 23:08:06 | 
なんにもなくても

じぶんがあるさ

なんにももたない

じぶんだけれど

なにかができる

ちからがあるさ

まっすぐまえむく

ちからがあるさ

なんにももたない

じぶんだけれど

はじめからそうさ

さいごもそうさ






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いっぺんやってみたかったこと

2013-11-20 23:41:18 | 
いっぺんやってみたかったことを

これからつぎつぎとやってみるのさ

まいあさぼうけんのまくあけなのさ

おひさまだってきっとそうさ

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贈りもの

2013-11-19 23:43:51 | 
芽を出した

この植物は

鳥のおみやげか

風の足あとか

こんな贈りものが

生きてれば

いっぱいあるんだ







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対等である

2013-11-18 22:22:17 | 
強くても

弱くても

対等である

この石ころも

ひとつの星も

対等である

日なたも日かげも

簡単も困難も

対等である

生きていたときも

生きているいまも

生き終えたあとも

対等である





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ひとりという王国

2013-11-17 20:29:03 | 
ひとり という 王国があった

そこには森があり山があり

隠された宝物があり

大地の下には燃える川があり

風に波打つ野原があり

果てない海に囲まれていた

ひとり という 王国のあるじは

空をみあげて

友だちに語りかける

ひとつの太陽

ひとつの月

そして流れていく星たち

あなたたちは美しい






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いとおしい 

2013-11-16 19:07:01 | 
頭蓋骨と体温と

甘えと傲慢と記憶

それがひとつに組みたてられて

いとおしい が 出来あがる

神さまがわざわざ

一本ねじを抜いたから

山に行く道に迷って 

湖にたどりついた

水面には山が映り

名前のない花が

いとおしい が 咲いている

















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