辻占いの歌

今日の歌をお届けします:tamako

ひらけ ひらけ

2011-12-31 21:56:15 | 
ひらけ ひらけ

花ひらけ

ひらけ ひらけ

扉をひらけ

ひらけ ひらけ

こころをひらけ

ひらけ ひらけ

どんどんひらけ

ひらけ ひらけ

明日をひらけ



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ここにいます

2011-12-30 22:16:01 | 
ここにいます

ここにやってきたからには

そして

ここにまだいるからには

すきなじぶんでいられるように

だいすきなひとに 

はじることなく

せいせいどうどうと

ここに ここに いるんです

ここにいます

じぶんでないひとにならないように

ここに ここに いるんです

さよならするひがくるまでは

ここに ここに いるんです


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朝に挨拶

2011-12-29 23:58:58 | 
一日を見送り

おやすみなさいを言う

その分だけ

赤ん坊のように

朝がうまれるものだから

おはようございますと言って

顔をのぞきこむ

いろんな顔の朝

泣きそうなときは指を握らせ

いいこだいいこだと話しかける

にこにこご満悦のときは

やっぱりいいこだいいこだと

ほっぺをつついてご挨拶

おはよう おはよう おはよう

いいこだいいこだいいこだね







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空をみると

2011-12-28 23:53:49 | 
いい空です

毎朝 空をみると

贈りものだなあ と

思います

あなたに見せたいです











  
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日々を祝う

2011-12-27 23:53:59 | 
日々を祝う

新しいハンカチや

花を置いてみる

日々を祝う

待ち合わせをして

他愛もない話に

真剣さをひと匙いれて

日々を祝う

大きなできごとも

小さなできごとも

起きる場が 

日常があることを祝う

日々を祝う

昨日と同じように

ひとりのひとが

生き続けることを祝う









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花咲くとき

2011-12-26 21:37:33 | 
花咲くときは

苦しみまでも

ここに至る道と

言えるそのとき

花咲くときは

すべての過去に

ありがとうを言えるとき

花咲くときの

花の記憶が

永遠に香る

永遠に灯る











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明日の音

2011-12-25 21:19:30 | 
ほんのすこし先から

明日の音が聞こえる

新しいこと

新しいひと

新しいところ

新しいじぶん

ほんのすこし先から

明日の音が聞こえる

氷のなかで一筋の

水の流れが出来るように

春咲く花を育てる水の

そのはじまりの音がする







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まるで雪のように

2011-12-24 23:55:58 | 
おちてきたばかりの雪のように淡く

灯りの下の雪のようにあたたかい

雪の夜のようにしいんとして

朝日を浴びた雪のようにはしゃぎ

まるで雪のように

こころの姿はかわり

まるで雪のように

こころはやはりおなじ

















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呼吸するように

2011-12-23 23:55:15 | 
呼吸するように

言葉を

心を

与えられたものを

手渡す

呼吸するように

今日から

明日へと

わたしを

手渡す



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旅の仲間

2011-12-22 23:56:39 | 
おひさま

お月さま

お星さまが

旅の仲間

どの道を歩いても

空に守られる















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ガラスの小びん

2011-12-21 23:59:55 | 
ひとは海に流された

ガラスの小びん

手紙が一通入ったまま

長い旅をしている












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今日の花

2011-12-20 23:53:18 | 
一日生きれば

一日の終わりに

一日分の花が咲く

誰のものでもなく

昨日でも明日でもなく

今日の花が咲く








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こわいこわい

2011-12-19 20:13:56 | 
はじめてはこわい

でも はじめてがないのはこわい

知らないひとはこわい

でも 知ってるひとだけはこわい

どきどきはこわい

そう どきどきがないのはとてもこわい







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たんぽぽの道で

2011-12-18 23:33:05 | 
広い野原を歩いていたら

親しくなったひとが

ずいぶん遠くに見えたので

あわてて手を振り

夢のなかで言ったさよなら

わたしもあなたも笑顔だったね

空は晴れていて

道にはたんぽぽの花

悲しい別れじゃなかったね

また会おうねと思ってた

こうして歩いていくんだね











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眩しい大人

2011-12-17 23:40:26 | 
花を見るとお花屋さんになりたいと思い

ケーキを見るとケーキ屋さんになりたいと思う

おもちゃを見るとおもちゃ屋さん

迷子になればおまわりさん

バスに乗ったら運転手さん

トマトを買って八百屋さん

こどもにとって眩しい大人は

心配ごとがあるときも

悲しいことがあるときも

お布団にはいるその前に

自分という店ののれんをしまい

枕元には明日の服

おやすみなさいと寝たのです

一日きれいに生きたのです







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