辻占いの歌

今日の歌をお届けします:tamako

この道のために

2014-11-30 13:16:36 | 
つめたい雨は

いつか晴れて

見てごらん

目のまえには

白い道がひかる

こころは

どこまでも

飛んでゆける

どんな空も

この道のために

どんなときも

この道のために








コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

問い

2014-11-29 20:21:53 | 
花 咲くかしら

風 吹くかしら

雪 降るかしら

朝 来るかしら

鳥 飛ぶかしら

炎 立つかしら

時 来るかしら


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2014-11-28 23:55:52 | 
この器を満たし

もういちど空にする

器の底に月が映るほど

きれいに空にして

もういちど土になる
















コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

時間の海で

2014-11-27 19:28:58 | 
いま見える星が

あしたも空にあらわれる

あたたかいものが

あたたかくありつづける

時間の海のむこうに

かげろうのように

あしたの街が揺れる

いつでもいまは一つの点で

時間の海できらきらひかる













コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

集中

2014-11-26 23:47:46 | 
手のひらがあたたかくなること

輪郭がきれいにみえること

水が澄んでいくように

中心が静かになること

伝えたいことが

弓矢のようにまっすぐに

飛んでいくこと



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

そろそろ

2014-11-25 22:55:29 | 
そろそろ

背中がむずむずして

羽がはえてくるころだね

そろそろ

靴をはきかえて

目のまえの道いくころだね

そろそろ

じぶんでよしとして

じぶんの旗をつくるころだね




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

それはわたしだ

2014-11-24 22:38:29 | 
どこに住んでも

だれといても

なにをしていても

それはわたしだ

うまれたときが

どの時代でも

名前がなんでも

それはわたしだ


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

やくそく

2014-11-23 23:59:42 | 
おひさまは

どこでみあげても

おひさまだけど

いきものが

今日みるおひさまは

ひとつだけ

あしたもおひさまをみることは

ふたしかなやくそく


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

そらのもっとうえ

2014-11-22 23:55:17 | 
つめたいあめがふるそらの

そのうえのまたもっとうえ

ほしはきらきらゆめをみる

つきはひかりのこもりうた

つめたいあめがふるそらの

そのうえのまたもっとうえ

きのうもあしたもきょうもない

ときのながれのみなもとの

てんじょうにあるみずうみに

えいえんのそらがうつってる







コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

朝の性格

2014-11-21 23:08:37 | 
あけがたの空の

まだ消えぬ月が

思いがけずあかるく

それでも朝はやってくる

ためらうことなどなにもない

それが朝の性格だから











コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

降るほどの星が見たい

2014-11-20 22:49:32 | 
降るほどの星が見たい

目をとじて思いだす星を

伝えたいひとがいるから

降るほどの星がみたい

まるでひとつの思い出のように

あなたにも星が見えたなら

しあわせなことだから

降るほどの星が見たい










コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

飛んでる鳥はなに見てる

2014-11-19 23:55:56 | 
飛んでる鳥はなに見てる

家並みつらなる街を過ぎ

四角いたんぼと楕円の池と

流れる川のその先に

ひろがる海を見ているよ

飛んでる鳥はなに見てる

さしずされない空で飛び

たたかいながら旅をして

星がまたたく夜のなか

うまれるあしたを見ているよ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

おなじ重さ

2014-11-18 23:27:46 | 
受けとることと

手わたすことは

おなじ重さ

よろこびを受けとるときは

よろこびを手わたしている

大きなものを受けとるときは

大きなものを手わたしている

自然なことだね






コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ちいさな舟はどこへ

2014-11-17 23:27:46 | 
ちいさな舟はどこへ

綿菓子の雲がうかぶ

なつかしい島へ

波の音はきえて

それでも舟はすすむ

手にもっているのは

大すきな唄ひとつ

一緒にいるのは

淡い蝶ひとひら










コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

あなたの海をすすむのだ

2014-11-16 23:31:11 | 
言葉の波も

感情の波も

両手でかきわけ

あなたの海をすすむのだ

空の星があなたの仲間

あなたにはできるのだ


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする