辻占いの歌

今日の歌をお届けします:tamako

夏休み

2011-07-31 18:52:10 | 
絵日記 
自由研究 
感想文 
ひまわりの絵
かき氷
プール
おばあちゃんち
花火
スイカ
蝉の声

ああ わたしにも
宝ものがいっぱい

夏休みという言葉が
もういないひとたちの
笑顔を甦らせる

みんな
夏の光のなかにいる










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咲くこと

2011-07-30 23:15:26 | 
花が 咲きたい と 望む

その望みを 自分勝手というひとはいない

ひとが 咲きたい と 望む

花のように 自然 

咲いて ひとを照らす 

地上の 小さな お日さまになる





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わずかにずれて届く

2011-07-29 23:50:07 | 
花火があがる

見える光と

聞こえる音が

わずかにずれて届く

言葉をうけとる

こころが届く

わずかにずれて届く




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売るわけにはいかない

2011-07-28 23:18:22 | 
こころは じぶんのもの

傷があっても 

いびつでも

自作の絵のように

いとおしくて

売るわけには いかない




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たんぽぽの種のように

2011-07-27 22:25:59 | 
風が吹けば

その風にのり

どこに行くのか

楽しみ 

まるで たんぽぽの種

羽はなくても 

空を飛ぶ







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懐かしさの理由

2011-07-26 20:10:11 | 
昨日のことも

一瞬前も

懐かしい

それは

終わることに

気づいているから

当たり前のことに

ほんとうに気づいたのは

わりと 最近





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思いだす明日

2011-07-25 18:28:30 | 
ときどき 夢の隙間に

遠い未来が ちらりと 姿をみせる

本のページが 風でめくれたように

神さまの いたずら

ときどき なんの目的もなく

まだ見えない景色の影絵をみせる

神さまのいたずら

ひとは淡々と明日をうけとり

明日の先の その先を

ふと 立ちどまり 思いだす






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小舟の意思

2011-07-24 18:46:39 | 
小舟は まだ

いったことのない場所に

行こうとしている

少しずつ 軌道をかえて

違う海流に乗ろうとしている

ひとときの仲間は 先を飛ぶ白い鳥

風をとめるものはない

なにも決まっていないことが

こんなにきもちがよいなんて
















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ヒナのいる景色

2011-07-23 17:59:15 | 
ヒナ

ふわふわ

短いはねで

ぱたぱた

ちっちゃな声で

ぴよぴよ

かあさん鳥の横に

あたたかい

たよりない

ヒナたちがあつまる

今日の いちばん しあわせな景色
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口にするのは待ってください

2011-07-22 22:38:40 | 
つらいできごとにも 意味があると

簡単に 口にするのは 待ってください

傷つくひとが いるのです

意味に 命を捧げてはいない

もう語れないその言葉を

聞いているひとが いるのです

意味ならなぜ あのひとを と

思うひとが いるのです











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大切なものを

2011-07-21 21:27:12 | 
大切なものを探す

大切なものを磨く

大切なものを伝える

この一日は その為にある







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また 会おう

2011-07-20 20:13:57 | 
空に溢れる星

かぞえきれない星 星 星

それぞれの軌道で回る星たち

次にすれ違うのがいつかわからない

でも 忘れない

また 会おう

自分が描く輪の大きさは

誰にもわからないけれど





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2011-07-19 18:49:08 | 
雷  天と 地の 交信

天から落ちるもの

地から光がのぼるもの

互いに駆けより衝突するもの

雷  天と 地の 交信

正負の極は 入れ替わる

力と光を放つことで やっと

ひとときの安らかさを持てる

雷  天地の非凡な生きもの






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人がつくるもの

2011-07-18 19:36:57 | 
人が つくったんだよ

あの大きな建物も

高架も 橋も 港も 駅も

いつか朽ちると知りながら

みんなが見上げるものだから

完璧 というものをつくりたい

たくさんの人が そう思ったから

人がつくるものは

人の命に似る

人がつくるものは

人の時間がこもる

古布でつくったお手玉も

夕日が映る大きなビルも










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届けられた一日

2011-07-17 21:29:44 | 
お日さまがのぼる

小鳥が朝をつれてくる

ちいさいひとたち

一日分 大きくなあれ

もう背がのびないおとなは

届けられた一日を

一輪の花として

記念日にして生きるから











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