緑のかんむり頂いた
森の奥のまた奥の
大きな古い樹のうえで
小さな鳥がただ一羽
小さな歌を歌ってた
旅をしている雲たちは
ときどき立ち寄るその森の
小さな鐘と呼んでいた
ひかりが届かぬ地面では
緑の苔が集まって
雫のように受けとめた
森の奥のまた奥の
大きな古い樹のうえで
小さな鳥がただ一羽
花咲くように
雨降るように
風吹くように
歌ってた
森の奥のまた奥の
大きな古い樹のうえで
小さな鳥がただ一羽
小さな歌を歌ってた
旅をしている雲たちは
ときどき立ち寄るその森の
小さな鐘と呼んでいた
ひかりが届かぬ地面では
緑の苔が集まって
雫のように受けとめた
森の奥のまた奥の
大きな古い樹のうえで
小さな鳥がただ一羽
花咲くように
雨降るように
風吹くように
歌ってた