新・カメの菊五郎の独り言

多摩市在住のカメ育てに苦労中の普通の会社員。×1です。

「三島由紀夫レター教室」を読みました

2008-12-09 21:06:42 | 本と雑誌
2008/01/12の「品格が育つかも?」の記事で書いた11月の本である、三島由紀夫著の「三島由紀夫レター教室」を読んだので感想などを書きます。

タイトルにあるように、小説ではなくレター教室です。
一番最初に5人の登場人物紹介があります。
この5人の設定もなかなか面白いというか、ズルイというかなんともいえない設定です。
三島由紀夫レター教室 (ちくま文庫)そしてレター教室を行うに際して作者の三島由紀夫が設定したケースは、
 ・古風なラブ・レター
 ・有名人へのファン・レター
 ・肉体的な愛の申し込み
 ・借金の申し込み
 ・処女でないことを打ちあける手紙
 ・同性への愛の告白
 ・愛を裏切った男への脅迫状
 ・出産の通知
 ・招待を断わる手紙
 ・結婚申し込みの手紙
 ・恋敵を中傷する手紙
 ・心中を誘う手紙
 ・旅先からの手紙
 ・年賀状の中へ不吉な手紙
 ・英文の手紙を書くコツ
 ・真相をあばく探偵の手紙
 ・探偵解決編の手紙
 ・身の上相談の手紙
 ・病人へのお身舞い状
 ・妊娠を知らせる手紙
 ・妊娠を知った男の愛の手紙
 ・陰謀を打ち明ける手紙
 ・余計なお世話をやいた手紙
 ・裏切られた女の激怒の手紙
 ・閑な人の閑な手紙
 ・結婚と新婚を告げる手紙
 ・すべてをあきらめた女の手紙
 ・家庭のゴタゴタをこぼす手紙
 ・離婚騒動をめぐる手紙
 ・悪男悪女の仲なおりの手紙
 ・作者から読者への手紙
であり、このケースの名前だけで”ニヤット”してしまう人もいるのではないでしょうか?

で実際に読んでみると、ケース毎に手紙のやり取りは完結するのですが、それでいて全体でひとつの物語になっているという面白い構成であった。

私が気に入ったケースは、
 ・結婚申し込みの手紙
 ・妊娠を知らせる手紙
 ・作者から読者への手紙
の3つです。それ以外も十分に面白かったです。
この本を読んで思ったのは、手紙を書く習慣って素敵だなと思えた事です。
1対1での勝手気ままな文字でのお喋りって、人間には必須なんですよきっと。

ALL Aboutにあった「2008年、品格を読書で育てる12ヶ月」という記事にちなんで毎月読んできたわけですが次でいよいよ最後になります。

最後の12月を飾る本は、川端康成著の「雪国」です。

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紛らわしい!!

2008-12-09 20:13:13 | 携帯電話
iアプリの”ドコモ料金案内”の通話料の表示が紛らわしくなった。
(iモード上での表示形式は未確認)

どう表示が紛らわしくなったかと言うと、
 ・通話料無料の家族間通話の通話料も表示されるようになった。
 ・それなので、長電話をした翌日などに確認をすると通話料が1,000円とか表示されるので、ビックリする。
    でもその分はちゃんと割引されているので、支払いが発生するわけではないのだが。
である。
誤請求されるのでは?と思い、”151”に電話して聞いてみた。

その結果、
 ・2008年12月1日から表示を替えた
 ・替えた理由は、お客様から要望への対応
との事。

お客様の要望と言われてしまっては、何も言えなくなるのだが・・・、個人的には改悪だと思っている。
せめて、家族間の無料通話分の表示のOn/Offが設定出来るようにして欲しかった。

<まとめ>
 ・2008年4月1日より前:家族間通話が無料ではなかったので、誰と話しても通話料が加算されていき、
               家族間であればその分の割引料金(30%)が表示された
 ・2008年4月1日~11月30日まで:家族間通話は無料のため、そもそも表示されない
 ・2008年12月1日以降:さいど通話料が相手先に関係なく表示され、家族間の場合はその通話料全てが割引料として表示。

カメの菊五郎でした。