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北朝鮮へ「あらゆる選択肢」 米大使、正恩氏に「理性なし」 国連安保理が緊急会合  (時事通信)

2017年03月09日 | 第二次朝鮮戦争と韓国の内政問題
北朝鮮へ「あらゆる選択肢」 米大使、正恩氏に「理性なし」 国連安保理が緊急会合 
 (時事通信 2017/03/09-06:58)

【ニューヨーク時事】

 国連安全保障理事会は8日午前(日本時間9日未明)、緊急会合を開き、北朝鮮による6日の弾道ミサイル発射を受けた対応策を協議した。会合後、ヘイリー米国連大使は記者団に「あらゆる選択肢を検討している」と述べ、北朝鮮をけん制した上で、制裁決議履行の徹底や北朝鮮の行動を引き出す方法を探るよう各国に強く促した。選択肢の内容に関して具体的な言及は避けた。

さらに、
 金正恩朝鮮労働党委員長について「理性のある人物ではない」と繰り返し強調。「驚くほど無責任で傲慢(ごうまん)だ」と批判した。

  米紙ウォール・ストリート・ジャーナルなどは、トランプ政権が北朝鮮の核の脅威に対応するため、武力行使や体制転換も選択肢として検討中と報じている。ヘイリー氏が述べた「選択肢」には軍事行動も入るとみられるが、会合後のヘイリー氏は「北朝鮮への対応を再評価し、(方針を)決定し、それに従い行動する」と説明するにとどめた。

 
 一方、中国の劉結一国連大使は会合後、記者団に「朝鮮半島情勢の全体を見て、緊張緩和や非核化に向けた方法を見つける必要がある。交渉で政治解決すべきだ」と強調。対話による解決を訴えた。
 緊急会合では、米国による最新鋭迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD)」の韓国配備開始や、中国の王毅外相が求めた北朝鮮による核ミサイル開発と、米韓軍事演習の一時停止も議題に上った。



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