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北朝鮮問題の外交解決へ協力 米ロ首脳、シリア攻撃後初協議 (時事通信)

2017年05月03日 | ロシアのニュース
北朝鮮問題の外交解決へ協力 米ロ首脳、シリア攻撃後初協議 
時事通信 2017/05/03-07:42)

 【ワシントン、モスクワ時事】

 トランプ米大統領とプーチン・ロシア大統領は2日、電話会談し、北朝鮮の核・ミサイル問題の外交解決に向けて協力することで一致した。ロシア大統領府の発表によると、プーチン氏はこの中で、朝鮮半島情勢をめぐる緊張の緩和と自制を呼び掛けた。
 
 ホワイトハウスは、トランプ、プーチン両氏が「北朝鮮の非常に危険な情勢を解決する最適な方法について話し合った」と発表した。北朝鮮への対応をめぐっては、米国が国際的な包囲網の構築に取り組んでいるのに対し、ロシアは一方的な独自制裁に反対している。
 
 両首脳が電話で直接協議するのは、ロシアが後ろ盾になっているシリア・アサド政権を米軍が4月6日に攻撃して以来初めて。トランプ氏はロシアによるシリア攻撃への反発を受けて、米ロ関係は「史上最低」の水準まで落ち込んだと述べていた。
 
 米ロ首脳は電話会談で、長期にわたるシリア内戦の終結を目指して全ての関係当事者が尽力しなければならないと確認。シリア国内に「安全地帯」を設ける構想などについても意見交換した。

 両首脳はまた、国際テロとの戦いで協力することを強調。7月7、8両日に独ハンブルクで開かれる20カ国・地域(G20)首脳会議の際に初めて直接会談を行うことも確認した。 
 

 ロシア大統領府によると、ラブロフ外相とティラーソン米国務長官が今後、シリア情勢をめぐって協議を重ねる。米ロ外相は来週、米アラスカ州で会談する予定。



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