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政府、中国大使に抗議 菅官房長官「許し難い」 ( 時事通信 )

2014年06月12日 | 安全保障と東シナ海紛争
政府、中国大使に抗議 菅官房長官「許し難い」 戦闘機接近
(時事通信 2014/06/12-12:46)

 外務省の斎木昭隆事務次官は12日午前、中国の程永華駐日大使を同省に呼び、東シナ海公海上で11日に起きた中国軍戦闘機による自衛隊機への異常接近について「(先月)中国側に再発防止を強く求めたにもかかわらず、同様の事案が発生したことは極めて遺憾だ」と厳重に抗議した。程大使は「中国側が確認した事実関係と異なり、抗議は受け入れられない」と反論した。

 斎木氏は、偶発的な衝突を回避するため、防衛当局間の海上連絡メカニズムの運用を早期に構築すべきだとも指摘した。日本側の抗議に対し、程大使は、近づいたのは自衛隊機であり、中国軍機は150~200メートルの距離を保って監視活動を行ったと主張。その上で「危険のないよう、話し合いを通じて海上連絡メカニズムなど信頼を深める措置を取るべきだ」と語った。

 これに関連し、菅義偉官房長官は12日の記者会見で、中国軍機の接近について「極めて遺憾であり、許し難い。偶発的事故の発生につながりかねない非常に危険な行為だ」と中国側を非難した。
 一方、斎木氏は程大使に対し、中国が旧日本軍による南京事件と従軍慰安婦に関する記録を世界記憶遺産に登録申請したことについても抗議し、申請を取り下げるよう求めた。 



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