明けましておめでとうございます。本年も当ブログのご愛読をどうぞよろしくお願いしたします。
2016年のネットニュースをパニックにさせた『イギリスEU離脱』と『トランプおじさん大統領選に勝利!』
この二つの国の政変がどの様に東アジアの国々に影響を及ぼすのか?
このコラムは私個人が感じている2017年の極東、東アジア情勢です。
Make America great again!
(アメリカを再び偉大な国にしよう)
冷戦世代にはなつかしいアメリカ大統領選挙のキャッチフレーズです。
このアメリカ大統領選挙のキャッチフレーズを使っていたのは第40代大統領ロナルド・レーガンです。
1970年代後半から80年代初めアメリカは
ベトナム戦争敗戦さらにイラン革命に対する外交政策が失敗しそれによりアメリカの権威が失墜しました。
また経済的にもMade in Japanの台頭でアメリカ経済は不況にありました。
Make America great again!を掲げ第40代大統領に就任したロナルド・レーガン。
二期務めたレーガンは1980年代末に冷戦を終結させ経済的にも軍事的にもアメリカ合衆国を世界最強に再生させました。
さて 強欲で傲慢でかつ凶暴なヤンキーのステレオタイプみたいなポピュリスト トランプおじさん。
そのトランプおじさんが2017年アメリカ合衆国大統領に就任します。
『Make America great again!アメリカに刃向う国はやっちまえ!』
このキャッチフレーズが私にはそう聞こえたのでした…
2017年アメリカ合衆国とイギリスGreat Britainによる
19世紀の黄禍論(こうかろん 白人至上主義による黄色人種脅威論)
が復活します!
…どうしょう…日本外交…
『この道はいつか来た道??ブッシュJr政権の再来…??』
それに思い出してみなさい
『レーガンは中南米に対して容赦なく軍事介入して小国をボコボコにしたよな~…』
2017年も極東、東アジア情勢はますます19世紀の帝国主義と覇権主義が台頭していくと思います。
アメリカ合衆国とイギリスを中心にロシア、中国、韓国の経済、政治、軍事ニュースに
注目していこうと思います。