2月中国製造業ＰＭＩは50.2、8カ月ぶり低水準 国家統計局
ロイター 2014年 03月 3日 08:00 JST
［北京 １日 ロイター］ -中国国家統計局が発表した２月の中国製造業購買担当者景気指数（ＰＭＩ）は５０．２となり、１月の５０．５から低下した。８カ月ぶり低水準だったが、市場予想の５０．１はわずかに上回った。
ＰＭＩは５０が景況の改善・悪化の節目。先週発表されたマークイット／ＨＳＢＣの中国製造業ＰＭＩ速報値は４８．３で１月の４９．５から低下し、７カ月ぶり低水準となっていた。
国家統計局発表の製造業ＰＭＩでは、新規受注と輸出受注のサブ指数が共に８カ月ぶり低水準だった。２月の新規受注は５０．５で、１月の５０．９から低下。輸出受注も４９．３から４８．２に低下した。
ＰＭＩの算出に協力している政府系シンクタンク、国務院発展研究センターのエコノミスト、ZhangLiqun氏は「一部産業における市場の需要と生産の状況から判断して、今後は経済成長の安定が維持されると予想する」と指摘。「経済成長の安定を強固なものとするよう、リスク要因を徹底的に検証し、マクロ経済政策の備えをさらに整えるべき」と述べた。
ロイター 2014年 03月 3日 08:00 JST
［北京 １日 ロイター］ -中国国家統計局が発表した２月の中国製造業購買担当者景気指数（ＰＭＩ）は５０．２となり、１月の５０．５から低下した。８カ月ぶり低水準だったが、市場予想の５０．１はわずかに上回った。
ＰＭＩは５０が景況の改善・悪化の節目。先週発表されたマークイット／ＨＳＢＣの中国製造業ＰＭＩ速報値は４８．３で１月の４９．５から低下し、７カ月ぶり低水準となっていた。
国家統計局発表の製造業ＰＭＩでは、新規受注と輸出受注のサブ指数が共に８カ月ぶり低水準だった。２月の新規受注は５０．５で、１月の５０．９から低下。輸出受注も４９．３から４８．２に低下した。
ＰＭＩの算出に協力している政府系シンクタンク、国務院発展研究センターのエコノミスト、ZhangLiqun氏は「一部産業における市場の需要と生産の状況から判断して、今後は経済成長の安定が維持されると予想する」と指摘。「経済成長の安定を強固なものとするよう、リスク要因を徹底的に検証し、マクロ経済政策の備えをさらに整えるべき」と述べた。
