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従軍慰安婦巡り「一線を画した議論」 ( NHK NEWSWEB)

2014年04月30日 | 日韓紛争
従軍慰安婦巡り「一線を画した議論」
NHK NEWSWEB 4月30日 4時12分

このシンポジウムは、韓国の、いわゆる従軍慰安婦の問題の研究者や元慰安婦の支援団体の代表、それにメディアの幹部らが参加して29日ソウルで開かれました。
主催者の1人、セジョン大学のパク・ユハ教授は、韓国側が日本に法的責任を認めるよう要求してきたことに関して「元慰安婦の女性の中には違う意見の人たちもいる」と述べ、韓国社会が法的責任を求めないという人の意見にも耳を傾け、歩み寄れる方法を模索すべきだと訴えました。
そして会場では、元慰安婦の映像などで「日本を許したいが、ほかの元慰安婦と違うことを言うのが難しい」といった意見も紹介されました。
出席者からは、日本政府に補償をしてもらいたいという意見が出た一方、韓国側も日本政府の謝罪と反省を示した河野官房長官談話や、アジア女性基金の活動などをもっと評価すべきだとか、日本に法的な責任を問うのは現実的ではないという意見が出されました。
この問題を巡り韓国で日本に法的責任を問うべきだとする立場とは一線を画した議論が公の場でなされるのは異例のことで、韓国内の世論が変化するきっかけになるか注目されます。


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