日本からの輸入、10.2%減=尖閣影響、大幅マイナス続く-中国
(時事通信 2012/11/10-13:20)
【北京時事】中国税関総署が10日発表した10月の貿易統計によると、輸出は前年同月比11.6%増と、4カ月ぶりに2桁の伸びを回復した。輸入は2.4%増。うち日本からの輸入は前年同月比10.2%減と、9月(9.6%減)に続き大幅なマイナスとなった。輸出は1.1%増と、全体の伸びを大きく下回った。
年明け以降、特に輸入の低迷傾向が強まっていたが、尖閣問題を背景にした日中関係の悪化を反映した形だ。ただ、円高を背景に日本企業の中国や東南アジアへの生産拠点移転が加速しており、これが日本からの輸入を圧迫している面も大きい。日本政府による沖縄県・尖閣諸島国有化前の8月は11.4%減だった。
(時事通信 2012/11/10-13:20)
【北京時事】中国税関総署が10日発表した10月の貿易統計によると、輸出は前年同月比11.6%増と、4カ月ぶりに2桁の伸びを回復した。輸入は2.4%増。うち日本からの輸入は前年同月比10.2%減と、9月(9.6%減)に続き大幅なマイナスとなった。輸出は1.1%増と、全体の伸びを大きく下回った。
年明け以降、特に輸入の低迷傾向が強まっていたが、尖閣問題を背景にした日中関係の悪化を反映した形だ。ただ、円高を背景に日本企業の中国や東南アジアへの生産拠点移転が加速しており、これが日本からの輸入を圧迫している面も大きい。日本政府による沖縄県・尖閣諸島国有化前の8月は11.4%減だった。