国連決議に反発、核実験示唆=「半島非核化は不可能」-北朝鮮外務省
(時事通信 2013/01/23-09:01)
【ソウル時事】北朝鮮外務省は23日、「衛星」打ち上げと称した先の長距離ミサイル発射を非難し制裁を強化する国連安保理決議が採択されたことに反発、謝罪と撤回を求める声明を出した。この中で「米国の制裁圧迫策動に対処し、核抑止力を含む自衛的な軍事力を質量共に拡大強化する任意の物理的対応措置を取る」とし、対抗措置として3回目の核実験に踏み切る可能性を示唆した。
また、「米国の敵視政策が少しも変わらないことが明白になった条件下で、世界の非核化が実現するまでは朝鮮半島非核化は不可能だとの最終結論を下した。(核放棄を明記した)6カ国協議共同声明は死滅した」と表明した。朝鮮中央通信が伝えた。
北朝鮮が安保理決議に真っ向から反発する態度を明確にしたことで、核問題をめぐる交渉は当面、困難を極めることが確実となった。
(時事通信 2013/01/23-09:01)
【ソウル時事】北朝鮮外務省は23日、「衛星」打ち上げと称した先の長距離ミサイル発射を非難し制裁を強化する国連安保理決議が採択されたことに反発、謝罪と撤回を求める声明を出した。この中で「米国の制裁圧迫策動に対処し、核抑止力を含む自衛的な軍事力を質量共に拡大強化する任意の物理的対応措置を取る」とし、対抗措置として3回目の核実験に踏み切る可能性を示唆した。
また、「米国の敵視政策が少しも変わらないことが明白になった条件下で、世界の非核化が実現するまでは朝鮮半島非核化は不可能だとの最終結論を下した。(核放棄を明記した)6カ国協議共同声明は死滅した」と表明した。朝鮮中央通信が伝えた。
北朝鮮が安保理決議に真っ向から反発する態度を明確にしたことで、核問題をめぐる交渉は当面、困難を極めることが確実となった。