アジア・オセアニアNews blog ~お日様とお月様の光と影~

アジア・オセアニア地域の通信社が配信する記事から『中国の領土紛争問題』を伝え日本の安全保障などのニュースブログ。

「慰安婦白書」来年末に発刊へ 韓国女性家族部 {聯合ニュース)

2014年08月05日 | 日韓紛争
「慰安婦白書」来年末に発刊へ 韓国女性家族部
聯合ニュース 2014/08/03 15:55


【ソウル聯合ニュース】韓国女性家族部は3日、旧日本軍による慰安婦問題の被害の実態を国内外に知ってもらうため、「慰安婦白書」を来年末に発刊する予定であると発表した。国民大日本学研究所、成均館大東アジア歴史研究所とともに作成する。

 同部は慰安婦問題解決に向けた基礎資料として活用するため発刊すると説明している。韓国政府は、旧日本軍の関与と強制性を認めた河野洋平官房長官談話の検証結果を日本政府が公表したことに強く反発しており、対応策の一環とみられる。

 白書では1992年の「挺身隊問題実務対策班」による報告書の発表以降に新たに見つかった資料や研究成果、国際機関や市民団体、各国議会の活動を基に、被害の実態を総合的に整理、分析する。来年末に報告書としての発刊を目指す。

 同部は韓日関係や外交、国際法の専門家ら10人による執筆陣と、同部次官を団長とする外交部、東北アジア歴史財団などの関係者19人による諮問団を構成する。

 白書は日本語、英語、中国語など外国語版も作成し、国際社会に広く知ってもらう計画。

 金姫廷(キム・ヒジョン)女性家族部長官は「白書は慰安婦問題の積極的な対応と解決策を模索するための基礎資料となる。同問題の真実と実態を国際社会に広めていく」と強調した。

中国・新疆の襲撃事件、容疑者59人を射殺 (ウォールストリートジャーナル) 

2014年08月05日 | 中国の内政問題・少数民族弾圧
中国・新疆の襲撃事件、容疑者59人を射殺 (抜粋記事)
ウォールストリートジャーナル  2014 年 8 月 4 日 18:40 JST

前文省略

 この事件で死亡した96人の中には一般市民37人が含まれているという。3日の政府声明は襲撃者たちをテロリストと呼び、攻撃には国外からの支援があったと指摘した。

 今回発表された数字は、同自治区で週末に開かれた共産党の高官会議で明らかにされたもので、イスラム教徒が多く居住する自治区で続く暴力事件の深刻さを物語っている。自治区は中央アジアに隣接し、小規模な衝突がほぼ毎週のように報じられてきた。

 新華社はまた、容疑者グループは「聖戦」を宣言する垂れ幕を掲げ、「東トルキスタン・イスラム運動(ETIM)」が結託していたと伝えた。ETIMはウイグル自治区の独立を目指していると中国政府はみている。3日の報道によると、市民は検問所で引き止められ、抗議への参加を拒むと刃物で切りつけられた。

 今回の襲撃事件の首謀者はNuramat Sawut氏と報じられた。新華社によると、この人物をウイグル独立運動の地元指導者で、ここ1年間、分離主義や宗教上の過激主義を呼びかける音声・画像の拡散を担ってきたという。この人物が襲撃に直接参加したかについては触れていない。Sawut氏には連絡が取れなかった。


 容疑者グループが国外のどこから支援を得ていたかについて新華社は言及していない。中国政府は過去に、パキスタンの宗教過激派が分離主義者を訓練していると指摘したことがある