有作未庵  烏兎怱怱 有作憂さ話 

有作(うさ)=煩悩の生ずること。
憂さ話=つらさや苦しさを語ってなぐさめ合うこと。
月日の経つのは早いですね。

家族サービス

2012年08月21日 11時43分49秒 | モブログ
夏休みと言ってもレジャーの予定も無く、と言うか立てられず、家でゴロゴロする毎日でしたが、先日、妹家族に便乗させてもらって川遊びに出掛けました。

早朝、水遊びセットにバーベキューセット、飲み物のクーラーボックスをわんさと詰め込み出発!

が、目的地の川が使えない事が現地に着いて判明。

私と長男、車酔いで既に限界。

でも仕方ありません。移動です。

妹がケータイで近くにバーベキューができる川原がないか検索。
そのデータを元に旦那さんがカーナビをセット。

かなりの山奥だったので一旦戻るのかと思いきや、さらに奥へ!

なんかもう、山の手入れのためくらいにしか使われてないんじゃない?な道です。
杉木立がガードレール?な感じです。
舗装も無しで、ちょっと間違えたら崖転落!そしたら発見してもらえないんじゃない?な。
あ、でも道に車のわだちがあるからそれなりに誰かが通るのかしら?
すれ違うためのスペースも無い細道だから、対向車が来たらどちらかがずーっと下がるしかないよ?
本当に入って来て良かったの?
ドッキドキ。

長男限界突破、でも車を寄せて車外へ出て深呼吸、なんて事もできない状況。
窓を開けてもらったら、清々しい山の空気!

杉の香の冷たい風で、私、ちょっと持ち直し。

しばらく行くと、ちょっと開けた所が。
山の手入れ用?

土砂崩れに注意的な看板!

途中、崩れたとこ、あったもんね!
道の上、谷というか、小さな沢というか、に細めの杉が何本も倒れ込んでぐしゃぐしゃになってたよ!
さらに怖いし!

そんなこんなをまるで気にしてない風に車を進ませる旦那さん。偉いわ。

と、突然、車はひょっこり町に出ました。

!?

さっきまでケータイ、圏外だったようですが?

妹が「化かされてるみたい。」と言ったのも頷ける展開。

道は舗装されてますが、山の中らしく急な坂。
それを下ってくと、見たことのある店が!

それは古い古い記憶。
かれこれ27年前。
専門学校の写真撮影の実習で訪れた吉野の山。
途中、クラスメイトと釘付けになった団子屋さんではありませんか!

団子屋さんは店の戸があけ開けられて、なにやら支度中っぽかったけど、他の店はまだしまってる感じ。

で、するする道を降りて…道に迷った。(笑)
でも完全に山中なさっきと違い、人も居るし、ケータイも繋がる。

妹がケータイで探し当てた川原の管理事務所?に電話。
土地勘が無いので分からなかったけど、もうすぐそこでした。

はい。変更した川原は吉野川。

入場料金を払ったら、広い川原の一段上側、どこでもどうぞ状態。
ちょいと降りたとこも、だーっと、どこでも好きな所でテント張って、バーベキューセット広げてオッケー。

砂利が痛そうで寝転がりはしなかったけど、やったら山を縁取りに青空が広がってたろうな。

当初の目的地の川はかなり上流の細めの川で川原も狭いから場所取りはぎゅうぎゅう。
でも周りの施設がいいんだよね。
でも変更先は泳げる川幅と水深。もっとも流れが早いので、こどもには危険。
で、大人で足の付け根位までのとこで魚を探して遊んでました。

妹は沢蟹が居ないのを残念がり、母ちゃん二人はほとんどテントでウダウダしてました。

早めにバーベキューを始め、昼にはこども達はひとしきり満足してまた川へ。

大粒の雨が降りだしてコンロに傘をさしかける一幕もありましたが、呑気な感じでした。

が、一旦上がった雨がまた降りだしたら、雷を伴っていて超恐怖!
あれ、今思えば、車のシートをごみ袋で水濡れ対策して車内に避難すべきだったような…;

雷鳴は頭の真上だし、テントから様子を伺っていたこども達は「むこうに落ちた!」とか騒いでたし。

とりあえず近場に落雷は無く、急な川の増水も無く、無事で、でももう晴れそうにもないし、と、雨がほぼ上がったとこで撤収。

引き上げたのが早かったので、帰宅は夕方。

テレビ点けてビックリ!

出掛ける時の天気予報では奈良の方が降水確率は高かったはずだけど、大阪の方が酷い天気になっていたようで、うちの近所では踏切が故障して警察が交通整理してました。

本当にゲリラ雷雨って怖いし!

とはいえ、我が家は結果オーライ。
ただし、日頃お日様に当たってない私と長男は日焼けで泣くはめになりましたが。

ま、このくらいで済んで良かったと思って来年は日焼け止めを念入りにしましょう。(多分忘れてる…)

てか、何にもない夏休みに楽しい思い出をくれた妹家族に感謝です。

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