“しなやかに、清々しく”

日常の出来事等を気ままに発信したい。

中井駅周辺 「染の小道」ギャラリー開催。

2017-02-24 19:00:08 | Weblog
 西武新宿線中井駅周辺は、東京の染色産業の中心地だった。落合・中井地区の中心を流れる妙正寺川では、私が東京に出てきた昭和33年当時でも染物の水洗いをする風景がみられた。
 今なお活動を続ける染色職人と商店、住民が一体となって、染色が盛んだった昭和30年代頃の街の記憶を現代に引き継ごうとして、毎年2月下旬に「染の小道」として妙正寺川に「反物」を約300メートル架けるとともに商店の店前に「のれん」作品を飾るギャラリーが開かれます。
 今年は、2月24日~26日まで中井駅周辺で開催されます。また、25~26日は、「染の王国新宿展」が落合第2小学校で開催され、型染めの体験ができます。また、獅子吼会小講堂では、25日午後2時から着物ファッションショーが行われます。
 今日24日も多くの人が見えられました。
 西武新宿線中井駅の乗降者数は、地下鉄大江戸線が開通し、乗換駅としての利用増で、池袋線、新宿線等を含めた全西武線中で、25~30位に入っているのではないでしょうか(平成25年度は35位)。旧駅舎ではさばききれず、昨年12月改札口を地下に配置して大改造、オープン。明るい駅と変貌しています。


中井駅改札口。小さな駅ですが上下線ともに、エレベーター、エスカレーターが完備されています。


 ぜひ、落合・中井地区にお立ち寄りされ、変貌した明るい街と染物の素晴らしさを体験なさって頂ければ・・・。

 今日24日、主なところを観てまわりましたので、その様子をご紹介します。


「染の小道」のパンフレット表紙。


中井駅前には、パンフレットを手渡す和装のお嬢さんたち。






妙正寺川に架かる「反物」。


妙正寺川上の橋には、和装した若者が沢山。小路には、和装したご婦人が多く見られた。


林芙美子記念館前の坂道、四の坂。


林芙美子記念館の玄関に飾られているのれん。パンフレット持参で入園料は、150円⇒80円。














商店前に飾ってある「のれん」。のれんの脇には、作者名と作品の解説が付いています。


上から4番目の作品の作者紹介。渡辺新吉氏は、二科展等にも出品している方とのこと。

 商店に飾られたのれんは、自分の店舗名を入れてもらったいわゆる特注以外は、平等を期すため、あらかじめ染色者たちがくじ引きを行ない配布したとのことです。



 獅子吼会の小展示室では、文化学園大学の生徒たちが作品展示、染物体験をしていた。




染物体験。

 ぜひとも来てね!!! 

〈写真追加〉
25日開催された染の王国新宿展並びに着物ファッションショーの模様です。






以上 染の王国 新宿展。25日朝の時刻だったのでまだ染の実演を行っていませんでした。これから行われると申していました。

以下の2点は、獅子吼会の小ホールで行われた着物ファッションショーの様子です。






同会場に素敵な掛け軸がありました。


中井2丁目の坂の上には、こんな素敵なところがあります。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする