“しなやかに、清々しく”

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第22回産業振興フォーラムが開催された。

2017-02-19 13:46:32 | Weblog
 2月18日(土曜日)午後2時、アイビーホール青学会館3階を会場として首都圏佐渡連合会主催の首記フォーラムが開催された。
 従来、産業フォーラムは、新潟館ネスパスを会場としていたが、諸般の事情により変更。同会場は、広くとてもきれいだった。 出席者総数70名余。
 佐渡市から池町総合政策監、加藤地域振興課係長が出席くださった。
 本日の講演者は、㈱三和 取締役社長 岩本 正さん並びに佐渡市地域おこし協力隊隊員 熊野礼美さん。

 同フォーラムの模様について概略報告します。
 定刻となったので、今井郷土連絡委員長が司会進行を務め、まず坂田連合会会長により簡単な挨拶。


坂田会長の挨拶。

 会長は、先日新潟で行われた佐渡金銀山世界遺産登録推進五者協議会の模様や今日の講演者の経歴等を簡単に紹介した。

 次いで、池町佐渡市総合政策監が挨拶に立った。


池町総合政策監の挨拶。

 同総合政策監は、①佐渡金銀山世界遺産の関しての進捗状況 ②特定有人国境離島振興に関する件 ③新企業への助成に関する件 のそれぞれについてその状況や特徴を報告された。
 池町政策監は、この3月で佐渡市勤務満3年を迎えることから、今春は、東京本庁に帰られるとのこと。
 3か年という長い間、私ども首都圏在住の人に対しても分け隔てなく親近感を持って接していただき、本当にありがとうございました。


池町総合政策官の話に聞き入る出席者。

 第一部講演の部に入ってまず㈱三和 代表取締役社長 岩本 正さんの講演が始まった。演題は「故郷佐渡を離れて24年、佐渡の良さに気づいた現在、そして未来」

講演する岩本社長。

 岩本氏は、旧二見稲鯨地区の出身とのこと。彼はまず㈱三和の社長になるまでの経歴を簡単に述べ、㈱三和の営業についてテレビで放映された「詰め放題、盛り放題」状況を紹介。岩本さんは昭和48年生まれの44歳。


テレビ放映状況。内容は「毎週日曜日の詰め放題・盛り放題」の話題。

 営業方針は地域密着型スーパー。店舗は、100~200坪ほどの狭い場所としていること、「パッと行って、パッと買う」、産地直送品を主眼にしていること、最近は、海外店舗(インドネシア、マレーシア、カンボジア)を出店。佐渡のコメ、酒、チーズ、珍味を主体に展開している。
 そして、佐渡のものをもっと売りたい、佐渡で食の場を提供したい、食育をしたい等、そしてさらに店舗数を増したい との夢を語って閉めた。

 質疑応答で2~3人が立ったが、その返答は実地に直接あたっているからでしょうか、自信に満ちたものであった。

 15分ほどの休憩ののち、加藤佐渡市地域振興課係長がまず佐渡市の地域おこし協力隊の状況について話され、同協力隊員熊野礼美さんを紹介。

 熊野さんが壇上に上がり、まず、なぜこんな格好(ジーパン姿)をしているかについて説明、富山から兵庫を廻って夜行バスで上京ゆえとのことを話され、参加者を引き付けた。


熊野さんの講演。

 熊野さんは、兵庫県姫路市の出身で、2014年11月より佐渡市地域おこし協力隊として勤務。この秋契約満期を迎える旨を述べ、“何故佐渡を選んだか”について説明。
 そして、活動報告に入った。
 佐渡市内の空き家の掘り起こし等3点について話されるとともに佐渡の最大の魅力の発掘に努めている、仲間作りが必要と考え、人と人をつなぐことに努力している。佐渡女子フアンクラブでの“佐渡の良さを共同できる”場での活動、そして“自分が自分らしくいられるところ、それが佐渡”との思いから、最近南地区に一軒家を買い改築、その場所を将来相談窓口サテライト、レンタルキッチン、コワーキングスペースとして利用していきたいと話され、締めくくった。





 お話を聞いて熊野さんの印象はまず、上記したように“仲間つくりがうまい人だなぁ~”と思った。そして“引っ込み思案の佐渡人を、明るくしてくれそう”と。
 期待しています。
佐渡市地域おこし協力隊ブログをご紹介します。
http://sado-chiiki-okoshi.blog.jp/ 

その中に「移住支援」がありますのでクリックしてください。熊野さん等の空き家情報がまとめて見られます。
 


 会場を2階に移して池町政策監はじめ講演者を含め約60名による懇親会が開かれた。

 祝金井会会長による乾杯で始まり懇談。

乾杯。

午後7時過ぎまで続いて中締め、散会した。


 


 






 
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