“しなやかに、清々しく”

日常の出来事等を気ままに発信したい。

第13回 首都圏佐渡連合会総会が開かれる。

2013-02-09 20:20:05 | Weblog
 2月9日(土曜日)、ホテルメトロポリタンエドモント芙蓉の間に於いて、首記総会が定刻11時に開催された。
出席者総数は、170名余。
 

受け付け風景。

 連合会事務局長目黒氏の司会により、まず佐渡からご出席される甲斐市長他が越佐航路の大時化で到着がやや遅れているため、議題進行を一部変更したい旨を伝え、了解のうえ、先ず摩尼会長の開会あいさつがなされた。
 会長は、佐渡が大変な時化でありながら会場に駆けつけてくださった甲斐市長はじめ多くの方々に御礼の言葉を申し上げ、時間の都合上早速議題に入りたい旨を述べた。
 

摩尼会長の開会あいさつ。

 早速、第一部総会に入り、慣例により摩尼会長を議長に選出、議事に入った。
 議長の指示により、時間の都合上目黒事務局長から平成24年度各委員会の活動状況報告並びに25年度の活動計画についてまとめて報告・提案された。
 会計報告は、鳥井会計から資料に記されている貸借対照表、収支計算書について詳細に、前田会計監査は、24年会計年度の会計収支が適正に表示されている旨が報告された。
 また、事務局長から25年度の収支計画が提案された。
 議長は、これらについて議場に諮った。
 議場から別段異議がなく、拍手でもってすべてが承認された。
 摩尼議長から、今回ご講演して下さる柳 濤雪先生初め佐渡島から多くの文化・芸術・学術部門に新潟県を代表する方々が多く排出されていることを述べて、文化レベルの高い佐渡島を誇りに思っている旨を話された。
 次いで、議事進行を一部変更していた来賓の挨拶が始まった。
 先ず、到着した甲斐佐渡市長のお祝いの挨拶。
 佐渡に於ける現況についてお話され、「日本一愛される、日本一に選んでもらえる島にしよう。そのために一人一人が何をすればよいかを考えよう」と言う職員に対して述べられた訓示を紹介された。


甲斐佐渡市市長の挨拶を聞き入る出席者の皆さん。

 祝佐渡市議会議長からは、上京する電車の中で読んだ江藤淳氏の小説の内容について話され、「首都圏の皆さんが故郷に帰って、地方のために使っていただきたい」、「地方を元気にしてもらいたい」旨を述べられた。
 

祝佐渡市議会議長の挨拶。

 次いで平東京新潟県人会会長の挨拶。
第13回目となることにお祝いを述べられ、佐渡が荒れているときは、ブリが沢山捕れる。ブリ市長を盛り上げようではありませんか と話された。


平東京新潟県人会会長の挨拶。

 目黒事務局長から今日の講演者を含めたご来賓(23名)の方々がご紹介された。

 次いで、第3号議案 「任期満了に伴う会長選任」に移り、事務局長から選任に関する経過報告がなされ、先日の役員会で、新会長として首都圏金井会会長の「坂田正通」氏を総会に推挙・提案することを決めた旨を述べた。事務局長は、坂田氏を会長とすることに承認を求め、議場は全員拍手により承認した。
 会長退任にあたって、摩尼義晴氏から6年間の思い出と佐渡金銀山世界遺産登録について、ふるさと佐渡の応援団として絶大なる支援をお願いしたい旨が述べられた。
 新会長に選ばれた坂田氏から、新会長就任に当たっての抱負、各郷土会に対して絶大な協力をお願いしたい旨が述べられた。


坂田新会長の挨拶。

会長退任に当たっての記念品を坂田新会長から摩尼さんに贈呈された。


坂田新会長から摩尼会長へ記念品の贈呈。


今日ご講演なされる篆刻家柳 濤雪氏による揮毫「不易流行」の書を受領したことへの御礼を述べる摩尼会長。

第二部 講演の部に入り、今日の講演者 篆刻家 柳 濤雪氏(佐渡市赤泊出身)による講演が始まった。
柳氏は、日展で特選二回を含め、既に二十数回入選されている佐渡の産んだ日本を代表する篆刻家である。
 講演内容は、柳氏の生い立ち、書道に入っていく様、師匠との出会いに始まり、篆刻部門内の苦しみ、篆刻としての文字の選び(選文という)による喜び、印を押した時の作品の喜び 等について話された。


講演する柳 濤雪氏。


柳 濤雪氏の講演風景。

しばらくの休憩ののち、第三部懇親会に移った。
懇親会を始めるにあたって宝生流仕舞「鶴亀」が「土屋周子能楽師」並びに地謡「朱鷺謡の会」によって演じられた。


鶴亀を演ずる「土屋周子能楽師」並びに地謡「朱鷺謡の会」。

 佐渡から駆けつけた木村英太郎佐渡観光協会理事長による乾杯の音頭で会は一挙に盛りあがった。
各郷土会によるおらが町の紹介が始まる。
 

東京両津の会「湊木遣り愛好会」による木遣り。


関東畑野会会長による大黒舞。


山田実プロ歌手による演歌熱唱。


首都圏真野人会全員による「真野音頭」合唱。

 あっという間に予定の時間が過ぎ、午後3時40分今井関東畑野会会長により閉会の辞が述べられ、滞りなく終了した。


佐渡汽船両津発に乗り遅れ、会が終了したのちに会場に到着し、皆さんと挨拶を交わす高野前佐渡市長。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする