粟国島 ( あぐにじま )
粟国島は、那覇市の北西約60kmの海上に位置し、
東に沖縄本島・伊江島、南に慶良間諸島・渡名喜島、
南西に久米島を遠望することができます。
島の南西側に海抜(標高)95.8mの高台があり、
東に向かうにつれて緩やかに傾斜していくが、
ほぼ平坦な島で、集落は南側の中ほどにあります。
沖縄では粟国島しか見ることができない凝灰岩の地層を島の南西側で見ることができ、
崖の高さが数十mに及ぶ景観は英国のホワイトクリフを彷彿させます。
島の名前は、かつて粟の産地であったことに由来しますが、
飢饉用に植えられたソテツが多く残っており、
別名 「 ソテツの島 」 とも呼ばれています。
琉球舞踊の雑踊り 「 むんじゅる節 」 の発祥地としても知られており、
映画 「 ナビィの恋 」 のロケ地として、
また、ギンガメアジの大群に遭遇できるダイビングスポットとしても注目されている。