


かつて瓦坂の正面にあった 「 黒門 」

石垣の外にある堀

「 長屋門 」
元和9年 ( 1623年 ) 、福岡藩主黒田長政の遺命により、
三男長興に夜須郡・下座郡・嘉麻郡の内五万石が分与され、秋月藩が成立した。
長興は、翌寛永元年秋月に入り、陣屋形式として整備したのが秋月城。
この城の前身は、秋月を知行地として与えられていた長政の叔父、黒田直之の居館であり、
直之の死後10年以上放置されていた。
城内は表御殿と奥御殿の二つに分かれ、
背後に山、前面に堀・石垣・櫓を設け、出入口は前面の二ヶ所のみとした。