ヒンプンガジュマルがある沖縄県名護市 ・ 琉球競馬 「 大兼久馬場跡 」
名護の玄関口を守る魔除けの 「 ヒンプンガジュマル 」
名護博物館に鎮座する 「 名護親方程順則 ( なごうぇーかたていじゅんそく ) 」
東江 ( あがりえ ) にあるオリオンビール工場の入り口に博物館があり、
そこに名護親方程順則の像がヒンプンガジュマルの向こうにある
大兼久馬場を見つめるように鎮座している。
名護の中心街を南北に延びる県道84号線の真ん中には、
見上げるほど大きなガジュマルの木が堂々と立っている。
それは樹齢300年を超える国の天然記念物に指定されている。
ヒンプンとは門と母屋とに間に建てられる 「 衝立 」 代わりの魔除けの塀で、
この大きなガジュマルが名護の街を守っているとして、
人びとは ” ヒンプンガジュマル ” と呼んでいる。
そのヒンプンガジュマルから名護十字路までの240mの直線が、
かつてここで競馬 ( ンマーハシラセ ) が行われていた馬場跡である。