「 九州 ・ 沖縄 ぐるっと探訪 」

九州・沖縄・山口を中心としたグスク(城)、灯台、石橋、文化財および近代土木遺産をめぐる。

沖縄県宮古島市 ・ 平良綾道 ( ピサラアヤンツ ) 「 仲屋マブリナ御嶽 」

2013-04-02 08:15:08 | 沖縄の王墓、按司墓、拝所



仲屋マブリナ御嶽








狭い路地の奥に御嶽がある





仲屋マブリナ御嶽は、仲宗根豊見親の嫡子・仲屋金盛豊見親の一人娘マブリナを祀った御嶽である。
マブリナの父、仲屋金盛は仲宗根豊見親の亡きあと家督を継いだが、
1532年ごろ、家臣を信じて城辺友利の罪なき金志川那喜多津豊見親を謀殺し、
王府からその罪に問われて自害した。
その娘マブリナは、父の罪を背負い 「 おやけこ ( 人質? ) 」 として王府に召し使われる身となった。
中山王の寵愛を受けて懐妊するが、これに周囲の女官たちが激しく嫉妬し、
マブリナはその嫉妬に堪えかね、暇を給って郷里の宮古に帰ることになった。
しかし宮古に向かう途中、船は航路を誤って多良間島の外干瀬に座礁難破。
マブリナは波に流されて多良間島の浜に打ち上げられ息を引き取った。
暫らくして浜を通りかかったヤラブタテヨノシという男がマブリナの亡骸を見つけ、
人々を集めて 「 ふたつ瀬 」 とうところに丁寧に葬ったという。


所在地 : 宮古島市平良 東仲宗根



「 肥薩おれんじ鉄道999 ・ スーパーオレンジ号 」

2013-04-02 08:12:46 | モノレール ・ 乗り物 ・ 旅客機



『 肥薩おれんじ鉄道999・スーパーおれんじ号 』
































熊本駅に停車する列車の中に、ひと際目立つオレンジ色の車体に描かれた銀河鉄道のメーテル。
その車体デザインに思わず見とれてしまった。

肥薩おれんじ鉄道株式会社(ひさつおれんじてつどう、英文社名:Hisatsu Orange Railway Co., Ltd.)は、
九州新幹線新八代 - 鹿児島中央間の開業に伴い、
九州旅客鉄道(JR九州)から経営移管された元の鹿児島本線八代 - 川内間の運営を行っており、
その区間距離は116.9Kmで、28駅に停車する。
熊本県や鹿児島県などの沿線自治体および日本貨物鉄道(JR貨物)が出資する
第三セクター方式の鉄道会社である。

開業時から、九州新幹線接続と沿線の高校への利便性のために自社線内以外に
JR鹿児島本線新八代駅 - 八代駅間と川内駅 - 隈之城駅間に乗り入れ運転している。
行在来線から転換された第三セクター鉄道では
唯一県庁所在地(熊本市・鹿児島市)に直通しない鉄道だったが、
2008年のダイヤ改正から土曜日・日曜日などの休日のみ出水駅から熊本駅を結ぶ
快速列車「スーパーおれんじ」と鹿児島中央駅を結ぶ快速列車「オーシャンライナーさつま」が新設され、
県庁所在地駅の熊本駅と鹿児島中央駅に乗り入れることになった。
なお、上りの鹿児島中央駅発新八代駅行き「オーシャンライナーさつま4号」は
肥薩おれんじ鉄道経由の列車では最長の169.0Kmの距離を走り、
鹿児島中央駅 - 牛ノ浜駅間は快速運転で牛ノ浜駅 - 新八代駅間は各駅に停車する。

今度はゆっくりと日奈久の湯に浸かり、おれんじ鉄道の食堂車に乗ってみたいものである。




「 春 」

2013-04-02 08:01:31 | 馬の詩 ・ それぞれ...

   『  春  』




柔らかな春の陽射しに包まれて
ザヮザヮと 寄せては返す
浜辺の波もやさしく映る

ちらほらと やさしく舞い散る桜並木の下
真新しい制服に身を包んだ
新入生の手を引く 歓迎遠足
のんびりとした春の時間に包まれて
ヒバリの鳴き声と
子どもたちの歌声が
菜の花の匂いとともに
やって来た