「 九州 ・ 沖縄 ぐるっと探訪 」

九州・沖縄・山口を中心としたグスク(城)、灯台、石橋、文化財および近代土木遺産をめぐる。

大分県日田市   『 筑豊・筑後・三隈を結ぶ 「 夜明大橋 」 』

2012-11-01 11:32:52 | 橋 ・ 鉄橋 ・ ダム ・ 隧道・道



筑豊・筑後・三隈を結ぶ 「 夜明大橋 」























橋から見た筑後川







夜明大橋の下を流れる 「 筑後川 」







画像の右手の川向こうが国道386号線で、手前の左側が国道210号線












夜明大橋は、大分県日田市の筑後川に架かる橋で、
福岡県との県境にあり、国道210からこの橋を渡ると国道211号線へと移り、
小石原村から飯塚市へ至り、筑豊とつながる。
この210号線や対岸の386号線を左にへ走ると杷木や吉井の通って久留米へ至り、筑後につながる。
久留米方面から日田に向って走ると、筑後川に架かるこの赤い橋が深い緑の中から現れ、
「 ああ、大分に来たんだな~ 」 と実感する。
それは、参加していた佐世保競輪や武雄競輪からの帰りに飯塚市内に立つ煙突を見て、
「ここまで帰って来たんだな~」と感慨深く思ったのと同じである。

江戸時代、日田市には幕府の直轄地「天領」を支配する陣屋が置かれていた。
日田には三つの隈のつく神社があり、その三隈へとつながっている。

筑豊・筑後・三隈を結ぶ大事な拠点に、この 「 夜明大橋 」 が架かっている。
その橋を、日田出身の筑紫哲也も山崎ハコも、おそらく渡ったであろう。


この日の行程、 道の駅・原鶴 ー 道の駅・うきは ー 「 夜明大橋 」



福岡県朝倉市杷木町  『 けいこうとなるも 』

2012-11-01 11:02:19 | 泡盛 ・ 焼酎 ・ 酒











この絵は、鶏というよりも軍鶏 ( シャモ ) である。





この焼酎は、杷木町の「道の駅・原鶴」で買って帰った2本のうちの1本で、
杷木町林田のゑびす酒造の麦焼酎である。

「 鶏口となるも 牛後となるなかれ 」 の “ けいこうとなるも ” である。
鶏のような小さな組織であっても、そのトップになる方が、
大きな組織の末端にいるよりも良いという意味である。
「 鶏口牛後 」 として四字熟語で使われることもある。

そんな “ ことわざ ” がついた麦焼酎は、
九州産大麦のみを原料とし、昔ながらの伝統製法で醸造している。
常圧蒸留器で蒸留したあと、3年の熟成を経て出荷されている。
添加物を一切含まず、自然で豊かな麦の風味を大切にした本格焼酎で、
アルコール度数が25度と飲みやすく、
コーヒーゼリーのような風味が口の中に残る麦焼酎である。