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日々のこと、ファッション、好きなもの、そして靴たち..

新 五 傑

2013年12月25日 | ファッション(全般)





 さあ、僕らあらゆることに言い逃れの出来ない大人供が唯一センチメンタルにひととき回顧することを許された、この貴重な数日間。



 (何かしら手当たり次第に振り返りましょう)


 
 こうして何年も「消費とファッション」(『消費』の面の色彩が濃くなることが嘆かわしいが完全に分け隔てることも叶わない)について大した思惑すらないまま書き連ねていると、脈絡のないその披瀝の何もかもが今やひどく照れくさくなっているわけですが、、今年2013年に加わって特に満足を感じさせてくれているいくつかのモノについて。(『ベストバイ』みたいなことを流し書きしようかと..)





 やってきた「傑物」たち。
 



 
 ARC'TERYX VEILANCE(アークテリクス ヴェイランス) "Isogon Jacket"


 



 3シーズン大活躍でした。夏の北海道旅行(2回も遠征)では欠かせない存在に。



 



 薄く軽く、気軽に洗えて、コンパクトに仕舞い持ち運べる。撥水透湿(速乾&通気に優れた究極の軽量素材 TerraTex )の恩恵。ヴェイランスが醸す無二の洗練、シンプリシティ。 目立たないながらも大容量のポケットなど、流石ディテールに妙。



  








 ARTS&SCIENCE(アーツ&サイエンス) Straight Denim
 

 



 心を込めてジーンズを穿く。穿き続ける。そういう"篤い"気持ちにさせてくれたのはこの1本が初めてと言えるかもしれません(遅いぞ)。

 

 



 ごく普通の「501型」。ジーンズのことはいつになっても見識乏しいまま。それにしても穿く者の愛着を引き出すこの魅力はなんだろう。瑞々しいオマージュのチカラ(何..)とか普遍性とかきっとそういうの。



 
 
 

 手持ちのジーンズ群の中では現在最も着よう(起用)のプライオリティの高いものですので表情に確かな変化が顕われています。(また記事にする機会を)






  
 
 
 J.M.WESTON(J.M.ウェストン)#180 "SIGNATURE LOAFER"

 
 


 
 この色(ブラック)の一足を購入してまだ間もないことはこの際問題ではなくて。。10年、20年と履き続ける確信と歓びに満たされています。


 
 



 どんな装いにこのローファーを合わせようか、休日が近づくとつい懸想(?)してしまいます。ファッションがいかに総合的という意味で観念的たるべきものか、現在抱いている理想や希望の実現にこの靴の存在は大きく自己を近づけてくれるように感じるほど。



 


 技巧を排さざるのあるべきか。ファッションを茫漠と「面」で捉えるために。

 
 



 JAEGER-LECOULTRE(ジャガールクルト)"MASTER ULTRA THIN"
 

 



 現在もこれからも、永く自分が身につけていたいもの、昨年辺りから少し変化してきた趣向とその傾向をウェストンのローファーと共に自ら鮮明に義し(誇大表現)不可欠な「自制」を促す、そういう時計。



 



 時計のローテーションに於いて大体週に2日。 望まない限り下手に顔を覗かせることはない。そして一体感は確かに感じられます。(やはり手巻式はいいですね)




 


 NEW BALANCE(ニューバランス)M998


 


 
 履き心地の認識革命。。今年あらゆる身につけるものから受けた新鮮な衝撃の大きさとしてはこのスニーカー、NB M998の履き心地が最たるものでした。
 

 

 

 自分の足に、歩行に、最良の効果をもたらす。劇的なテクノロジー。ここまでの実感は稀有にしてなかなか味わえないものかもしれません。。



 


 
 (..もう一足欲しいぐらい)







 

 



 簡単に総括してみました。(脱力選抜)






  ..結局今年もなかなか指向するものは定まらず。(『脱却』は引き続き大きなテーマみたいです)





 





 とはいえ、何を手にするか。少しずつ.. 確実に..「纏まり」は見えてきている気がします。





 ありがとうございました。 ではここでひとまず^^
 






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style 17

2013年11月23日 | ファッション(全般)




 待望の休日。一日のはじまり。 何を、どう着よう、、、考える時間は短くなっていくばかり。



 ただでさえ時間の猶予はあまりない。でもその日の服装とか.. 目先の浅薄な(ひどいな)空想に時間とエネルギーを費やすと、妙な「渇き」をおぼえることに気づいたのです。唇は端のほうからミリミリと乾いていき、喉の奥はかすれ、視界の端には光の螺旋がちらつく。..恐ろしくなり鏡をみると、、、顔が白い。


 ..もうこんなことどうだっていいのだ。今なら.. 木の実ナナのスタイリングアドバイスにだって黙して従うだろう。



 全てフィクションですがそういう顛末で随分無計画になっている。





 

 COAT : COMME des GARCONS HOMME × Gloverall
 KNIT : ANDERSEN-ANDERSEN "SAILOR SWEATER"
 PANTS : S.E.H KELLY Shetland tweed trousers
 SHOES : New Balance M576
 WATCH : OFFICINE PANERAI PAM00176









 



 ハイネックのようなクルーネックの水夫用モチーフニットは ANDERSEN-ANDERSENアンデルセン-アンデルセン)。昨期までは本国デンマーク生産、それがいろんな事情で今期からイタリア生産に。。


   
 



 雑誌媒体での露出も多く。 シンメトリーデザイン。 マエ・ウシロがないわけです。「船員」が火急の事態に大急ぎで着ても面倒がないように。

 

 



 一応は、内側のタグが体の右側にくる状態が前後正解のようです。(フィンガーホールの向きでも判りますよね)

 
 保温性は非常に優秀です。肌触りも前年よりどこかマイルドに。タートルネックのネイビーと迷いました。









 ボトムス。純英国主義を貫徹、 S.E.H ケリー

 
 


 なんて丁寧で、至極普通で、それがどうしてこんなに好ましいのか。いつもどおり自力では説明がつきません。。が、人気の背景は理解できます。「心のこもった洋服」..そう冠称されるべきもの。


 ソフトな生地感のシェットランドツイードで、同素材のジャケットとヴェストがあります。
 







 

 
 あまり深く考えないままこの日履くことを選んだスニーカーは MADE IN ENGLAND のニューバランス 576(NAVY)。我が家に現存するニューバランスではおそらく最も長く履いているもの。 オールスムースレザーの「堅牢さ」もやはり悪くありません。







 


 全く写っていない腕時計。 パネライ にしています。 出番は少ないけれど、「海」の予感..






 
 



 メインとして.. コム デ ギャルソン オム × グローヴァーオール の Pコート。「ダッフルコート」のイメージが強い同メーカーですが.. (ダッフルはほぼ未経験で)



 



  いくつかのポイント。 "らしい" 「製品縮絨」のウール素材に、染色法も「後染め」で風合いに特別感。(店のひと談)



  





 



 冬の海。昔どこかの国の船員さんが甲板上にあって颯爽と着込んでいそうな「オーヴァーコート」というのに相応しい重量と丈感。 無理なく肩で合わせて、且つ見え方はあくまでクラシック。バランスの良いビッグシルエット(風)です。





 ボタンをとめず、前を開けたままでも.. 広がり方に風格が顕われるような。。どうだかわからないけど開けて着る方が気に入っています。


 




 ガバっと着込む瞬間があまりに良かったので。「着た瞬間」というより「着込む瞬間」の重い衝撃。 言ってて自分でわからない。




 

 寒い時はギュッと閉めないと。お腹は冷やさないように。
 



 



 なにしろ総裏、縮絨・起毛された肉厚な生地でしかも中に着たニットもやけに温かいのでまだこの時季無理があり身は轟々と燃えていました。







 厳冬のバルト海、瞼の裏に浮かびます。(実際訪れたことがあるのは夏でした)









 (こんなに写真撮って..よっぽどコート気に入ってんだなあ)





 漂流寸前で失礼します。終わり。



 



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九九八宣言

2013年07月11日 | ファッション(靴)





 ♪テッテッテッテッテッテ テレテレ



 こんにちは。おはようございます。



 毎朝の欠かせない楽しみが NHK のドラマ「あまちゃん」になっている方、おそらくとてもたくさん。



 これだけ幅広い支持を集めている朝ドラはここしばらくでいうと「純情きらり」以来ではないでしょうか(..?)。



 僕も現状週1ぐらいのペース(!)で視聴、朝からほのぼの活力を貰っていて(実は主人公が東京に向うちょっと手前ぐらいから実際ほとんど観ることが出来ていません。『おらのじいちゃん日本一!(だったか?)』あたりまではしっかり押さえていたんですが)。




 こんなに前向きでユーモア要素ふんだんな「あまちゃん」のことを未だよく知らない、という方のために紹介する幾葉の名シーン。




 
 





 



 

 

 (※手前が杉本哲太さん)




 





 




 (..これは本当に朝のドラマなのか) ... おもしろそう! もっと観てみたくなりますよね。(かといって『テレビ復権』の日は遠い..)



 では、そういうことでした。
 





 
 
 "ニューバランス男子" なんてコトバがあるようです。




 足への優しさを考えると、試してみて覚醒!爆発的に広まったことについて特に疑問符はない。女性の愛好家数もひときわ拡大しているとか。 




 



 K(久しぶり?に登場)はスニーカーなら昔から「パトリック派」(プロテスタントの一派)で、既に3足持っていることから、僕が新たにニューバランスを試してみれば?..と勧めてみましたところ「あの『N』がダサい」と一蹴されてまた諍(いさか)いになりました。そうかそうか自分の既成概念と判断のみを拠りどころに邁進。突き進んでいけばいいと思う。





 


 中学生でNBデビュー(当初はずっと廉価版)。 大人というかそのあたりになると 「576」...「1300」..「1400」..「1700」.. 長い間、先ずデザインが好きで選んできたのがこれら。




 振り返るといくつもの代表的モデルを履いてきましたがやっと現在。 " M998 "(!!)



 

 米国 WOLVERINE(ウルヴァリン)謹製ピッグスキンスウェード。




 
 
 (特にシャープなシルエットの 998 )






 



 どのモデルも快適には違いないものの、僕の足には #998  ..これでした。ヘルメスより賜りし靴と思し召せ。



 

 ANATOMICA トリムフィットデニムトラウザーズ × NB M998(GY) 
 




 ウェルト付きの革靴と違ってスニーカーだから(?)同じモデルをローテーションしたほうがより長持ちするんじゃないのか!と自分に「いちゃもん(?)」をつけ、続けてもう一足。。。(こういうのを改めるべきか)



 ( ん.. 来期のNHK朝ドラはタイトル「いちゃもん」でどうでしょうか)





 

 M998(GGO)




 





 




 
 
 




 

 (ちょっと小さめな『N』が好きになりました)



 どちらもグレー系なんですね。(ちなみに GY のほうは通勤時だけ履いてみたことがあります、もちろん会社につく前に革靴に履き替え。それだけ履きたい)



 

 心の底から足が楽..!どこまでも歩いて行ける。その先に道がある限り。(過去によく使ってる台詞の気がする) "足元観"がまた更新されました。







 




 NEW BALANCE に関しては遂にこれ以上のものを見出し得ない。 宣言します。 満足ここに極まれり。






 (..よし、次は 996 を試してみよう )






 










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ABZORB

2013年02月01日 | ファッション(靴)

 




 少し変わった押し出しのニューバランス。(微妙に後悔..)



 



 CM1700 はラインナップ中屈指の履き心地という声がある。




 





 




 僕はかねてより 998 が「最高峰」と思っているんですが..(持っていないのに)如何に。
 




 





 "チビN" は初めて履きます。ダークネイビー。





 





 「フルネイビー」の足元に、たまに投下したいのです。






 


 (一度履いてみたら早速ひどく汚れたので水で流して干しています)


 


 別注のもの。これでいいのか?と突っ込みたくなるところも少々。。愛らしいというか。





 





 結局は ABZORB(アブゾーブ)に飛びついてしまったわけです。






 







 








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gray

2012年12月15日 | ファッション(靴)





 ご覧下さりありがとうございます。 前回の流れに引き続かず、、、(暫時脱線)





 2012年の NEW BALANCE(ニューバランス) はこれにしました。





 







 




 M1300NB(MADE IN USA) 元々、US限定カラーでこの12月から国内直営店(一部?)で展開されています。



 



  




 グレー("アイスグレー"かな)のヌバックにネイビーっぽい(?)ナイロンメッシュ。「N」マーク(スウェード + 3M スコッチライトリフレクター)と靴紐のカラーはマルーン(バーガンディ)。


 

 




 衒いなく沈毅なこの配色に心射たれいでか。




 



 「スニーカーのロールスロイス」、、、、ほらみろやっぱり言及した!と言われそうな程ローレン氏の「嘘か真か」エピソードが有名ですが僕は履き心地に関しては #998 のほうが好みです。






 
 
 この日はライトグレーのチェスターフィールドコート(ドレステリアで購入)に、J.スメドレーのニット(ヴィリディアン)。ボトムはGTAのウールトラウザー(チャコールグレー)でグレースケールな装いとなりました。





 





 あくまで抑え込まれた色調のなか、スニーカーらしいとりいれ方はしてやりません。
 





 







 メッシュ部から外気スースー。 寒いのは寒いけど...






 











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スミス1軍

2012年09月06日 | ファッション(靴)






 今年の夏も酷暑であろうがサンダルに逃避せず(?)ぎっちり革靴を主軸に履いていました。




 そのなかにあってこの「スタンスミス」は遂に一軍(大体10足前後が選抜される)に割って入り、ひと夏を通してその地位にあり続けたのです。




 




 スニーカーという履き物にして、、、我が靴人生に於ける異例の壮挙。




 「ニューバランス1400」でさえ成し遂げられなかったのに。。。。


 
 さあ記念に写真を撮ろう!とすると、、、件のスタンレーおじさん、カメラの顔認識機能に反応してくるんですね、、、、なんというオレガオレガアピールぶり…


 内心ゾッ…としましたがそれでもやはりこの靴が精鋭一軍の一員には違いありません。




 




 どうでもいい話柄おわり...


 





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★★★★★

2012年06月13日 | ファッション(靴)





 なによりファッション的に活かされ、スタイリングの要とさえなるスニーカー。その本流と看做されるまでになった NEW BALANCE(ニューバランス)の花も実も備えたその栄光と実力には1ヘクタールの疑問の余地もありませんがなんらかこれらに替わって夏のスニーカーとして主役を担いうるものはないかと熟考すること幾十日。




 




 そしてペンシルヴァニアの優等生 BROOKS(ブルックス)を選びました。
 


 




 蚕主義→懐古主義でいってみようー、ヴィンテージシリーズ(?)から、名作 "SUPREME" 。




 




 これはアヴィレックス(普段全く馴染みがない)の別注品で、限定カラーの配色が潔く、、、妙に腎臓に響くのです。




 





 




 アメリカ運動靴業界では昔からなかなかの「顔」だということで。




 権威ある(実際よくわかりませんが)「ランナーズワールド」ってところが下した評価が最高ランクの「5つ星」なのだと。ミシュランじゃありませんがそんな自慢話もチラホラと。



 その存在は地味ですがきっとご存知のかたは多いように、1914年創業の老舗なんだそうです。ここは。



 (ニューバランスの創業年は遡り尽くせば1906年らしい)


 


 素朴でいて、一連の NB よりはシャープな雰囲気の「運動靴」を求めていました。



 



 たしかにシュッとしていて。



 



 に、ととまらずそのデザインにはしっかりと野暮ったさも見え隠れ。




 




 このちょっと本流(?)からズレた感じがまさしく根幹と言えましょう。



 



 EVAソールの元祖。 履き心地は、、無論ニューバランスほど至れり尽くせりではありませんよね。。。。





 


 そしてどういう気の回し具合か、、、換え紐はオレンジ。






 


 「星5つ」かどうかは別として、このボックスがなにやら異様にかっこいい!というのが僕が今見出しつつある結論です。





 (自転車に乗るときにちょうど良さそうと気づきました)






 










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靴欲の里

2012年05月08日 | ファッション(靴)

 



 思い出したように「靴欲の○○」ということで閉話休題的に述懐してみることにしました。




 黄金週間。天候に恵まれなかった事は事実ですが本来なら休日用の靴も連日みっちり楽しむことができる願ってもない好機です(昨年GWは『こんな様子』)。


 
 この連休中、、、


 「adidas スタンスミス」「クラークスのデザートブーツ」「トップサイダー」「オールデンのスウェードローファー」「マクネイリーのタッセルローファー」「ウェストンの#180ローファー」「ニューバランス576」、、、、履いていたのはこんな顔ぶれ。


 お気づき頂けるようにさりげない足元系…楽~な靴たち中心で悄然。。。。 




 


 NB576 は気楽な散歩靴として。


 








 


 


 マーク・マクナイリーのタッセルは「リディアル」のクロップトPTに合わせて奥湯河原に履いて行きました。


 


 ヒールカップと甲の若干の緩さは購入時より分かっていた為、内側に厚みのある「タンパッド」を仕込んでの履き降ろし。これが功を奏し、さして分析的に履き味を確かめる必要もないほどストレスも感じず。 
 







 



 ここで "新しい靴" への希求についてはどうか。



 好奇心を強くかき立てられる靴に残念ながら最近トント出会っていないのが実情です。



 ビジネス用に、取扱い代理店に在庫のなかったもの(チャーチ)を手配依頼中ですが、少し先になるでしょうか。



 「チャーチ」「J.M.ウェストン」「F.ジャコメッティ」、、あと「オールデン」「トリッカーズ」。このあたりの顔ぶれが揃っていれば充分満足出来るようになっています。


 自然な意味での保守化、停滞(…?)なのか「自分にはこれだな」というのが靴に関して明瞭になってきた気が。




 




 タイトルにもありますが、まさに「里」に落ち着いて縁側でのんびり草餅でも頬張っているようです。



 



 しかしまた程なく里を離れる刻は来るでしょう。


 (情報収集には常に心を砕いていないといけませんね。。。)



 まず現在に至るまで排除し続けてきた「サンダル」について、夏に向けて真剣に候補を擁立しようと思っていて。

 ぶち上げながらも極めて普通な選択として、まずビルケンシュトックから選んでよろしかろうと。 


 そして梅雨明け頃を目処にチャーチ(モンクストラップ)を新たに一足履き始めて、F.ジャコメッティのコインローファーがお店に残っていれば。、、、その後(晩夏以降)はレッドウィング、ウエストン、エドワード・グリーン、、、こんな流れでスルスルと、、いや、きっと蛇行もしながら年内はいくと思います。




 




 思いがけない出逢いによって「里」で平和裏に立てられた計画なんて様変わりします。




 次回の「靴欲の○○」は候補とするに「靴欲の峰々」「靴欲の峠」など、ぜひ仰ぎ見るような「山」の字が入っているタイトルにしたいものです。




 




 あ、このブログの最終回は「靴欲の頂で」または「靴欲の果てに」で決まり(きっと到達なんてしないけど)。 




 当面つづく...





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足下素描

2012年03月01日 | ファッション(靴)





 
 "偉大な結果を生む思想はいつも単純である"


 と、あのロシアの偉大なじいさんあたりがゴニョゴニョ言ってたかな。。。。



 それにしてもここしばらく(主に休日)どんな靴を履いて外出していたか。


 靴をやたらと履き替えたがるひと特有のこころの「ひずみ」みたいなものがあるのかないのか、、、自分でもそこはよくわかりません(実はちょっと分かる気が)。



 とにかくいろいろ履いて楽しんでいました。


 偶然ですがなんとなく近年の主役、オールデン率ウェストン率がこの頃は低かったようです。




 写真と共に振り返らせて頂きますね。






 




 
 


 テラソンのデニムにトリッカーズカントリー(エスプレッソバーニッシュドカーフ)。
 




 

 





 


 ユナイテッドアローズのカーゴパンツにトリッカーズカントリー(ブラインドブローグ)







 





 

 
 ウィムニールスのプチサルエルにトリッカーズの「バートン」(ネイビーカーフ)。



 (トリッカーズ愛はやはり根強い)






 





 


 ハバーサックのニットジョッパーズにヒロシツボウチのオイルドレザーブーツ


 




 





 

 
 J.W.ブラインのウールパンツ(カーキ)に J.M.ウェストンの「ローファー#180


 (このローファーを履いている日、電車に間に合うかギリギリの状況で無意識にダッシュしていました。ローファーでダッシュできたことに驚き....電車には間に合わなかったんですが)






 





 


 ん、仕事の日の写真が混ざって...(なにやってる..)三陽山長の「友二郎」です。我ながらこの靴はよく磨かれていて大切にされているのが分かります。







 





 
 
 
 もちろん時にはスニーカーも。。。ノンネイティブに「ニューバランス1400CC」。この深いチョコレート色はクリース入のドレス系のパンツにもとても相性がよくて。
 





 





 

 
 バンドオブアウトサイダーズのオリーブパンツに山長のマウンテンブーツ「穂高」(山さん)。

 




 ....多いぞ、ちょっとここからはもっと簡単に。。。。


 







 やはりチャーチが一番好きです。



 

 チャーチの「チェットウィンド」(ダークブラウン)。



 

 これもチャーチの「チェットウィンド」(タン)。ノンネイティブのデニムとチャーチのフルブローグを合わせる、、こういう感じがキブンイイ。



 

 クロケット&ジョーンズの「チルターン」。歩き心地、ボトムス合わせ、楽々。



 

 オールデンのモディファイドラストのプレイントゥ(ネイビーカーフ)。起用機会低し。





 どうやら思いのほか長くなりましたのでこのへんで。



 例年ならブーツ傾倒が顕著なのですが、今冬は短靴もスニーカーも幅広く。



 靴ども、いや靴の皆さん、寒い中よく働いてくれました。 



 そろそろ「冬の王者」を決めなければ....





 




 Fin...






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イチヨンゼロゼロ

2012年01月12日 | ファッション(靴)



 
 遠い街に住む両親の家を訪れた姉からの一本の電話。


 珍しいなと思いながら電話に出ると、、、



 父母がコタツに入ってるよ!と。



 ほう、だからなにか、、、?、、いや、そういえばあの両親は(というか小さい頃から僕の家庭では)コタツを用いることが実際ほとんどなかった。


 (物置にコタツ自体は一応あった気が、、、幼少時コタツの足を武器に振り回していた記憶がある為)



 親父がコタツは「怠惰」の象徴だ、と。昔言っていました。きっと日常に込められた一種の矜持。



 そのせいか現在に至るまで僕はずっとコタツとほぼ無縁の人生をおくってきました(何回『コタツ』っていうか)。



 それが寒さのあまり実家でコタツ導入とは、、、あらためて両親も年をとったのだな、と....。



 姉もそれが言いたかったようです。




 あ!これは....!なんとなく人生の一情景をそれなりに的確に抽出した、それなりにまともな感慨を込めた前置文が書けました(でも主題とは無関係で)。





 では気分よく本題にむかいますね。






 




 




 NEW BALANCE × J.CREW M1400CC


  
 
 



 



 
 " J.クルー別注 " って聞くとなんでもかんでもテンション揚がると思うなよ!と思っていたら店で見た途端テンションたっぷり揚がりました。




 スウェードの質感、発色もすごく良いのです。今まで見た一連のスウェードのニューバランス群のなかでも感触最良かもしれない。



 




 ここの別注#1400 でしたらネイビーベースのものが大人気でしたが、このチョコレート色(Nマークもダークブラウン)が特にシックで素敵だ、と現在感無量であります。




 近年のNB環境はジョギング専用(ジョギングはしていません)の黄色いの以外に 576(英国製)が三足。



 「これ」と(ネイビー)。


 「これ」と(赤スウェード)。


 「これ」です(ライムスウェード)。



 ニューバランスのことはすごく詳しい方がたくさんいらっしゃると思いますし、ヘタなことを書くような即成知識もありませんので。。。


 



 #1400 と #576 にどれほどの特徴の差異があるのかいまのところよくわからないんです。
 


 




 



 MADE IN USA であり続けているのはちょっと素敵だな、と。



 
 

 この箱!



 

 ここに「ジェイクルー別注」を示す小さな記銘。




 意外(?)とブラウンのスニーカーって経験がありませんでしたが、落ち着いたジェントリーな雰囲気のスニーカーは着こなしイメージがとてもし易いことに気づきました。


 休日に履いていた茶系の革靴、特に難しく考えずそのままの感覚で。



 しかしウェルテッドの靴を履く際の静かな高揚を、スニーカーに求めるのは違ってそうですが。


 


 ブラウンスエードで適度に品よく、このスニーカーで足元をより健康的に(?)演出することとしよう。




 バレーナやハバーサックなどのゆるいジャケット系に合わせたいですね。




 



 
 ファリエロのストールもぜひ効果的に。




 「茶色」を "キイ" として。




 












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歳末の凱歌

2011年12月22日 | ファッション(全般)





 2011年の幕がひかれるのにもう猶予がありません。



 なんだったのかこの一年は。



 教えてください、ドゥリトル先生。



 「気分」に栄えるか、「信念」に滅ぶか、それが問題だ。






 ところで、洋服はじめ「モノ」一般にまつわるブログであればそこここで言ってしまいそうなことですが、、「今年もたくさん買物してしまったな、、、」と。




 かくしてこの一年の散財誌をひもとけば、どう転ぼうがやはり手に入れてよかったな、とあらためて嬉しくなるものがいくつもあります。




 それらをいくつか。。。(ちょっとこの一年の思い出話で、、、)








 

 …..BARKER BLACK(バーカーブラック)の「グランサム」







 

 …..CORBO(コルボ)のレザーウォレット






 

 …..Alden(オールデン)の「タンカーブーツ」






 

 …..ISAORA(イサオラ)のシェルジャケット







 

 …..J.M.WESTON(ウエストン)のジョッパーブーツ(ジョドファーブーツ)







 

 …..NEW BALANCE(ニューバランス) のM576(green)







 

 …..Alden(オールデン)のコードヴァンタッセルローファー







 

 …..BARENA(バレーナ)のニットPコート




 他にブログで特に紹介していないものでは、グラミチ×ノンネイティブのジョッパーズシルエットのトラウザーとか。。。挙げ始めるとラルディーニのジャケットやマッキントッシュのバルマカーンコートなどなど当然素晴らしいものでした。




 印象的なものに極力絞るなら、特にこのあたりが湧き出てきました(全てうまく活用出来てる気がします、一応...)。




 ただ、、、今年はなんといっても「時計の熱波」「時計の暴風」がひどかった。





 IWC… OMEGA… PANERAI…






 

 チタンのパネライ、「ルミノールベース」はちょっとガツンと男らしいワンポイント、控えめな力感(なにそれ?)が欲しいときにすごくいい。



 

 「スピードマスタープロフェッショナル」はそれなりにシーンを選ばず(?)実用的という側面で大車輪。







 そして、、、実際もう答えありきで当然書きはじめていまして(強いて一番ならこれ!とすぐ思いつきました)。









 


 
 人生の1ページにちょい深めに刻まれる「買物」のひとつ。 

 

 



 IWC の「マーク16」。。。。



 2011年の、僕にとってのこれ以上ない最大の戦果となりました。



  



 「アクアタイマー2000」や「GSTアラーム」を使っていても、MARK16を凌駕するほどの存在にはまるでなり得ません(いまのところ…)。



 来年は純正のアリゲーターベルト(黒)に戻してビジネスにもまた使おうかなと考えています。
 



 




 自身の好きなスタイル構築に最良のファクターとなる、静謐な顔立ちの3針時計を長く使っていく安心感と喜び。




 




 ということで、、、。ひとり凱歌の声をあげてしまいました。





 

 





 以上ですー!





 (頭の中をとりとめなく色んなクリスマスソングが流れ続けていて、もういいよって、、、)
 

 

 








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白さ報告

2011年12月03日 | ファッション(靴)




 おはようございます。


 スニーカーもやっぱり好きです。なるべくシックなもの。


 スニーカーといえば、、、基本は「白」じゃないと、という原理主義の心地よい桎梏。


 さらに、僕としては履いてて楽に感じるのはミッドカット、ハイカットのものです。



 ローカットのものだと、オニツカタイガーの " TOKYO "(?)、アディダスの復刻スタンスミス、ジャーマントレーナーのローカット。


 あと一連のニューバランス。。。。なんだ、結構たくさん履いてました。



 



 PUMA by Hussein Chalayan Urban Glide Mid Leather WHITE



 


 
 現在手持ちの白スニーカーのなかではずば抜けた「驚きの白さ」。




 すみません、正規販売サイトからの製品説明、以下に(引用申し訳ございません!)。


 「プーマ アーカイブのルーツのとともに、「Urban Glide」は、フセイン・チャラヤンの新しい方向性の姿勢へのデザイン言語にあてはまります。 プーマの伝統はプーマスウェードから来た、ソールプロファイルとテクスチャの細部に表現されています。 甲革部分には、特別な快適さを与える靴の内側からのみ見える厚めのカラーとタンを特色としています。 フォームストライプ、アイレット部分には異なった光沢感を与えるシャドウステンシル仕上げ。」


 


 いろんなことが解るようで解らない説明でした(ごめんなさい)。





 アーバングライド....なんかカッコイイ。。。チャラヤン.....


 



 まろやか(?)で不思議にシャープなフォルムに驚きました。チャラヤン.....



 



 ほとんど視認できないぐらいうっすらと PUMA の流線型ラインが。




 白以上の白さ。




 



 クリース入りのスラックスとの相性が非常によいね。



 



 この驚きの白さだけは損なうまい、と心に決し、時々注意深く履いてきましたが、おかしな話です。



 履いて帰ってから家で消しゴム作業とかしてましたから。。。。



 
 




 ツイード等、"表情豊か系"のジャケットにウールトラウザー。足元だけシャープな清涼感のあるこんなスニーカー。



 大人が履くのに相応しいんじゃないかな、というリュクス系スニーカー(?)について。


 
 



 チャラヤン....




 ご覧下さりありがとうございました。






 ※ローカット仕様のものもあるようです。

 

 (画像借用失礼致しました)






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green, green, green.【 ニューバランス M576 】

2011年06月26日 | ファッション(靴)





 ああ、郵便受けを開ければ、熱気とともにいろんなショップの DM がどさっと(僕とKのふたりぶん)。


 プレセールにVIPセール、、、。



 (想像ですが)僕が現在ほしいものはあれもこれもほぼセール対象外のものばかりであり、正直あまり期待を感じません。


 「欲しいものがあるからセールで買う」、「必要なものがあるからセールに合わせて買う」というより、、、、


 「せっかくセールで安くなっているから何かを買う」という、お得なのかなんなのかよくわからない。それは賢明なのか悩むところ。 


 この時季(春夏物)のセールに関して成功体験がないからというのもあるでしょう。。。
 


 むしろセールでひとがごったがえし、数少ないめぼしいものが一掃される前にひととおり刺さるモノの「検断」を終えておきたい気分です。


 早めにちょこちょこ見て回って。。。


 で、セール本番は辛いので、、忌避(どうせセール除外なので)。




 都内某所の閑静な A.P.C. (アーペーセー)店舗。


 セール目前の時期だったからか、店内は閑散。



 


 
 そこでこれを。



 



 お馴染みの ニューバランス576 MADE IN UK ですが。



 以前この赤の#576を購入し、使っていて。


 






 ......今回もひとめぼれ。



 



 この色はどうしたって買ってしまいます。



 



 この色。このスウェード。


 
 



 モスグリーン?ライムグリーン?



 とにかく好きです。



 スニーカーは別腹(?)ということで躊躇なく。



 サイズは「9」です。




 A.P.C. で購入したわけですが、別注等ではなく今期からの NB の新色なんだそうです。この発色!いいセンス。


 


 (嬉し過ぎて家に帰るまで待てず帰路途中の公園で開梱...)



 ほっこりするよなお馴染みのヴォリューム感。


 
  



 こんなふうに グリーン on グリーン でも面白い。



 



 さらに褪せ緑(あせみどり)のストールも合わせたりしてみます。



 いつの時代も、革靴で疲れた後の足休めに欠かせない存在。


 


 この夏は風合い系グリーンに魅かれて仕方ありません。




 セールでお得!とか何ら関係ない話で恐縮なのですが、このスニーカーは大大満足の買物となりました。


 


 そして緑は美しい。



   


 しかし、ブログでただこんな垂れ流したような話、、、。今までもそうですがこれでよしとは到底思えず、迷いは拭えません。

 
 ファッションメインのブログという範疇であっても、自身なればこその確固たるメルクマールを最低限示せていると果たして言えるか。


 淡々となるべく率直に、、かろうじてそれだけ。



 失礼、迷いがこぼれました。


 今回もご覧いただきありがとうございました。





コメント (8)
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3連休とローファー180の現在

2010年10月12日 | ファッション(靴)




 3連休中に履いていた靴。

 
 
 1日目「ヒロシツボウチ」スエードレースアップブーツをフランネルのグレーパンツに合わせた。





 

 2日目「ニューバランス」#576赤スエードをブラウンのコーデュロイパンツに合わせた。





  

 3日目「JMウエストン」ローファー#180を素足風でショーツに合わせた(画像、脛出しで見苦しくすみません)。



 
 ...ちょっと暑さ逆戻りしてますね....


 ちなみにWESTONのローファーはありがたいことに足にどんどん馴染んできました。

 僕はサッカーをしていた関係もあるのか(関係ない?)、左右の足の大きさが結構違うのでローファーのフィッティングには気を遣いました。

 当初は、快適!って感じは正直ありませんでしたが。

 でも左右それぞれ徐々にうまく順応していくもんなんですね。

 この靴をほんとの意味で我がものにできるなら幸せです。


 これから、冬期の重たい服装に、少しこなれた軽さを加える為にもこのローファーはいずれにしても良さそうです。


 


 にしても日中はまだ暑い。


コメント (4)
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moss or suede 【new balance M576 RGS】

2010年10月06日 | ファッション(靴)





 んむ、なかなかよく苔むしてる。



 


 こうしてみるとちょっときれいじゃないですか。


 

 なんとなく最近、苔(コケ)が気になる。

 
 これぁご隠居になったら盆栽でもいじりたくなるのかな。

 

 
 
 だから、というわけではありませんが.........








 


 コケ.....じゃなく、スエードのニューバランスを買いました。


 
 
 真っ赤な#576

 強い色味ですが特に上品さをたたえた赤です。

 

 WIDTHは D でちょとスマート。
 
 なにはともあれ履きやすさこそがこの靴の命。

 今季のもので、あちこちのお店(いろんなセレクトショップ)で扱われているのを見るうちどうしても履きたくなり。


 定番のスエードですし。

 

 
 そういえば、僕が身につけるもので初めて収集に凝ったのが中学生の頃。ニューバランスのスニーカーだったのを思い出しました。


 

 燦然と輝くユニオンジャック。

 日の沈まぬ大英帝国。女王陛下の御代よ、苔のむすまで、というところですか。

 
 ......いや、意味を為さない冗談でした。ごめんなさい。


 
 というわけで、ちょっとま~た間が空いてしまいましたものの、生意気かもしれませんが一種の充電期間だった、ということで、、これからはまた粗製濫造になるかもしれませんが、ぜひまた引き続きご覧いただけましたら嬉しく思います。

 
 実はこのひと月、たっくさん買い物してしまいましたもので。。。。

コメント (3)
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