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日々のこと、ファッション、好きなもの、そして靴たち..

「気概」のようなもの

2013年11月22日 | ファッション(全般)






 服・靴を扱うブログはたくさんありますが、その中にあって "目立つことなく" "厳かで" "淡々と" "清らかな" ..「皇室アルバム」のような存在になることを目標にしたいと思います。


 畏れながら.. 叶わない。「清らか」が特に無理でした。







 帽子

 

 盛夏ならパナマハット、ストローハット。



 秋と冬には、ソフトハット、マウンテンハット、ニットキャップ。

 

 ここ数年、寒い季節は特に「ソフトハット」を多用。我が国の古くからの表現ですと「中折れ帽」というやつです。これはボーラー(Bowler)ハットなど硬く成形された類いのものに比べて力むことなく格段にとり入れ易いので。




 各種コートの出番、纏う洋服の存在感が大きくなってくると"目立たないように" さあ帽子を合わせてやろうと蠢き始めます。




 


 これはオーストリアの老舗帽子メーカー " Zapf "(ツァップ)の ラビットファーハット "Heather Rabbit Fur Hat" 。


 職人によるハンドメイドでクオリティもなかなか(?)。



  James Lock(ジェイムス・ロック)や Borsalino(ボルサリーノ)のものよりも、質朴な雰囲気を纏うここのハットがひときわ気に入ってしまいました。






 



 あくまで柔軟な生地とつくりのソフトハットですからグシャッと折り畳んでカバンに仕舞うことも厭わず、都合に合わせてハードに使うんです。(形はしっかり復元します)




 



 ハットの種類形状、そのバランス次第ですがこれはブリムが狭過ぎず、高さも充分あり均整がとれている。こういうものなら「おまけ程度」の軽々しいパーツに終わらず本格の雰囲気.. 大人が用いる帽子に相応しいように思います。


 
 




 (ブリムのより幅広なものではイタリアの TESI のハットを使っていますがまた後日あらためて)






 バルカラーコート、ピーコート、ダッフルコート、ベーシックな感覚で少しオーバーサイズ(もちろん肩は合わせて)に着こなせるものとの相性の良さを感じます。(どうしてもダッフルコートに関してはずっと食わず嫌いのままなんですが..)



  

 ジーンズ + カジュアル使いで MACKINTOSH(マッキントッシュ)とか。





 
 
 Ventile cloth(ヴェンタイルクロス)の S.E.H KELLY のコートを羽織れば悪天候でも傘が要らない。





 ところで、タイトなサイズ感のアウター、ジャケット系スタイルに合わせようとすると途端に「帽子被ってます!」って、照れくさく浮き上がってしまうようで僕としては避けるように。



 そういえば「バブゥ」(Barbour)の Bedale JKT にも.. ド・クラシック!..いかにもすぎる気がして現在はあんまり。(あれならどちらかというとニットキャップを選びたくなる傾向に)




 帽子を取り入れるにも絶妙にずらし、「カド」(『服装信条の露呈』というべきものです)のとれた合わせ方を模索するのが楽しくて。

 



 サイズ選び、これも微妙なさじ加減、、選択は簡単ではありませんよね。 ..邪道と言われようとも思うのは、頭囲にきっちりジャストよりはほんの少しだけゆとりの感じるものを被り比べて選ぶ基準にしています。 まず見栄えの問題があり、次に帽子をとった際の問題、、髪があまりにペタンコになることを少しでも防ぐことができるから。。




  




 身体の末端を被う帽子も靴と同じく。装いを引き締め、スタイルを結実させる効果を発揮してくれるのが被りたくなる理由の大きなものです。ドンと心地良い重りが加わる感覚。

 靴と異なるのは、あくまで必要不可欠なアイテムではありませんから、たくさんモノを身につけているような印象を与える日には、潔く帽子は家に置いておくように。




 被るも、被らぬも。 帽子は「気概」.. 極めてメンタルな存在なんですね。 (なにを言っているのか)




 無駄口。




 さらに、「被り方」にも各々自分なりの嗜好がありますよね。それについて.. も、また後日。(なんでも後日..)





 



 ひんやり









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style 16

2013年11月16日 | ファッション(全般)





 

 これなら「完全装備」かもしれない。



 

 JACKET : ISAORA 
 TOPS : AK457 THERMAL MID TOP
 PANTS : ami
 BOOTS : 三陽山長 "YAMASAN"
 GLOVE : nonnative "OFFICER GLOVES BY GRIPSWANY"
 BACKPACK : BACH "BIKE2B"







 動ける。 風に克つ。 みんな笑顔..



 

 


 ハードシェル系なら、この「イサオラ」と「クレッタルムーセン」の Allgron Jacket が現在の双璧。


 










 

 AK457 のフリース。温かくて..手放せない。お気に入り中のお気に入りです。

 ホワイトを選んだことで様々なアウターのインに合わせやすくて。(タートルネックニット感覚)






 
 


 ami Alexandre Mattiussi(アレクサンドル・マテュッシ) 

 2011年からブランドスタート。既存のクラシックな概念に、微かなストリートの要素をミックス。淡々として媚びない(イメージとして)。 ..このトラウザーズは特に面白くて!素直にかっこいい..(同型のネイビーも) ..久々の壮語。

 形状、近い表現、「ペグトップ型」(?)というのかな。 グレンプレイド、クリース入り、ポルトガルの某工場で作っている諸々ドレスパンツ仕様ですが、裾は長いまま。直さず適宜自在にロールアップして穿くのが楽しい。


 


 





  


 山々ブーツ。「穂高」(←これがほんと)、当初の「梵鐘」のような尊大さ(?)は消え、今や僕の足元を頼もしい脇役として支えてくれています。(思えば正直履きどころに迷っていた時代もありました)


 




 


 一期一会の一足と思う。購入しておいてよかった。。









 


 ノンネイティブネームのレザーグローヴ。遠慮なく使えてタフ&ベーシック。無骨な黒のもの。温かくはないんです。







 
 
 

 あとは.. BACH(バッハ)のバックパック(このモデルは主に普段自転車に乗られる方に相応しい道具であるようにと作られています)。

 アイルランドのアウトドアメーカーによるもの。今期から国内での展開もドっと増えてきました。どんな理由があるんでしょう。それは僕には上手く表現できませんが。実用的でシンプルな黒のものが以前から欲しかったので。


  

 ( 容量30L です)





 


 

 (ビル風に吹かれ)





 能動的で纏まりがあり、強靭さを兼ね備え。ときに男の服装が醸す「甘さ」は塵となり吹き消える.. 


 そんな「機動力」と「締まり」を重視したスタイリング、、のつもり。

 



 (どなたか、心の『イイね!』ボタン押して下さるカシラン)


 


 





 ありがとうございました。





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一枚からのLIMITED

2013年09月19日 | ファッション(全般)





 
 うん、秋。か.. な。



  MaisonMartinMargiela のニット、 S.E.H KELLY のトラウザーズ他.. 入手しています。






 思うことあり、先ず記事にするのは手の込んだシャツ。



  



 FRANK LEDER(フランクリーダー)「ヴィンテージベッドリネンシャツ」(念のためこの場合のリネンというのはベッド周りの布製品全般のことで、このシャツはコットン)




 一枚の古いデッドストックシーツから一枚のコットンシャツ。
 


 



 生成り(ナチュラル)、そして凹凸感。非常に分厚くコシと表情ある生地。






 
 
 「有限」にしてヴィンテージの証明たる、目立たぬところのピスネーム。






 肩周りは比較的コンパクトですが全体を眺めるとほのかなボックスシルエット。



 



 肩で合わせて、ざっくりゆるやかに纏います。



 








 


 どこからか見つけてきた古いボタンをコットン生地でカヴァー。





 


 随所に手間のかかる袋縫い(ヨーク部、サイドのハギ他)を施し、つぶさに見るところやはりディテールワークにぬかりなし。 







 この一枚で "雰囲気"..




 


 

 製品としての洋服の陰影、面白さ。 仕上がりはただただプレーン。 それをどう合わせ身につけるか、節制と考察の面白さ。 







 






 


 


 洗濯することで興味深い「静かな変容」をみせてくれます。









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EL CAMINO REAL

2013年08月23日 | ファッション(全般)





 TAPIA LOS ANGELES/EL CAMINO REAL



 ややライトオンス。 穿いてみて、水を通して、干してみてから再登場。




 








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2013年08月21日 | ファッション(全般)







 リスクマネジメント。


 



 ここまで徹底してやればカレーうどんのスープも貴方の大切な服にかかりません(※画では正確に描写されていませんが『隙き間』を極力あけないように顔で塞ぐ)。



 先日昼食時。細心の注意を払っていたつもりでもシャツに点点点と3点ついていたのでこのことを考えていました..







 まただ。 或る休日。



 



 SHIRT : BLACKFLEECE 
 PANTS : Oliver Spencer
 SHOES : J.M.WESTON #641
 GLASSES:OLIVER PEOPLES





 (..色が白くていやになる)





 

 
 この酷暑でもシャツ。。こちらはブラックフリースのリネン100。






 ボトムスがキー。


 

 
 Oliver Spencer(オリヴァースペンサー)のリネンショートパンツ。


 


 今年入手した夏物では特に逸材でした。(ガーメンツの "Desert Shorts" のリネン版のような)



 偉大な普通のショーツです。






 ブラサゲテイルメガネ。ピープルズ


 


 もうしっかり我がモノと出来ています。







  


 忘れるところでした、、! 足元はお馴染みのゴルフオックスフォードで。
 

 



 この靴は特に旅行に出る際に欠かせない存在になっています^^







 っていうことで..「夏のヴァカンス編」なんてもし書けるなら(それを果して誰が見たいと思うだろう..)また次回以降に。






 ありがとうございましたー。





 









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aus Berlin

2013年08月17日 | ファッション(全般)





 Merz b. Schwanen はドイツ・ベルリンに拠点を置きアンダーウェアの生産を専門とするニットメーカー。



 (『メアゥツ』と呼ぼうではないか)



 その起源。古くからの手工業大国らしく遥か1836年、ドイツ南西部シュヴァービアン・アルプに辿り着く。



 



 現在、経営母体自体は創業者一族から移り変わり、伝統と従来の魅力(特長)を損なうことなく「ファッション」を愛する現代人のニーズと嗜好も念頭に置いたものづくりを行っているように思います。



   





 僕は現在 Merz のカットソー4型を使っています。 全てヘンリーネックのもの。


 

 




 労働者、職人の作業着(インナーとして)ならではの野趣と本格的な機能性、そこから派生する"素っ気なさ"が僕の眼前に存在した選択肢には足りなかった部分を特に適切に補完してくれた、という気がしています。



 
 






 






 
 

 
 「能率」とはまた別の果実を生み出す古い丸編機が使われていて。(洋服としての表情に良い意味での不規則な個性が) この脇下。「サイドシームレス」..丸胴構造というのは決して珍しいといえるほどのものではないけれど、素肌の上に直接纏う際にその違いを「ほのかに」感じることが出来ます。


 







 質感の柔らかさ。洗練され過ぎていない温かみ。 最高だとか。豪語はしない。この種の衣類のなかでは比較的良いものだと、それのみ。





 






 





 
 言うまでもないことですが.. FRANK LEDER あたりがお好きな方なら必ず気に入られると思います。( Nigel Cabourn や ANATOMICA なんかもそうかも) 



 



 (実際僕自身フランクリーダーのカーディガンのインに合わせるカット&ソーで相応しいものはないかと探している過程で納得、辿り着いたのです)





 この暑い季節。Teeシャツ一枚だとやや面白味に欠けると感じている方にも、ぜひ。





 でも、やっぱりこれだと少し暑いですね.. 「温かみ」はやっぱり暑いですよね..




 
 


 (なんとなく画像)













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style 14

2013年07月16日 | ファッション(全般)






 
 M998 を主役に。




 


 SHIRT : INDIVIDUALIZED SHIRTS 
 PANTS : FOLK
 SHOES : NEW BALANCE M998
 SUNGLASSES:BARTON PERREIRA









 


 『N』... パキッ
 





 

 
 ピンポイントオックスの滑らかな白B.D.







 


 ロンドン発(一応)。FOLK のラミー素材のスリムパンツ。良いNAVY..


 








 


 「素晴らしい」 × 998








 あまりにシンプルなので、締めにサングラス。「気勢」みたいなのを。
 

 


 週末持ち出すのが大概このモデル。(そのうち紛失の気配) 






 この日、たいした場所に出向いていないことがよくわかります。。
 






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おらのジージャン、大暴れ

2013年07月15日 | ファッション(全般)







 (タイトル申し訳ありません)




 春頃..(いや梅雨の頃?)購入していたものです。 今やひどい時季外れ。


 

 UMIT BENAN(ウミト・ベナン)のデニムジャケット。





 





 旬の(?)「デザイナーズ」のイメージ... でも着てみたらこんなにベーシックなものだったかと。





 








 





 購入した当初2回着て、新鮮! でも直ぐ断念、、蒸し暑くなってきたので充分暴れることなくクローゼットに吊るされています。





 








 




 
 秋になれば..











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style 13

2013年07月12日 | ファッション(全般)


 JACKET : tim. 
 INNER : Merz b. Schwanen
 PANTS : Brooks Brothers
 SHOES : adidas "Stan Smith"
 BAG : Maison Martin Margiela
 GLASSES:Oliver Goldsmith






 自分のスタイリング写真..(?)、、、恥ずかし気もなく(実はそこそこ恥じらっています)。イヤな癖がついてしまった。



 が、しかしね。



 自分が魅力を感じているモノ、装いの傾向についてなんらか描写する志向があるのなら、こうして或る日常の瞬間(基本休日ですが)、その全身像を載せることが "なんて良い意味で「端的」なんだろうー" と考え、時々そうしています。(つまり手っ取り早いということで)
 


 個々のモノをピックアップして脳内掘削するように蘊蓄やコダワリを穿り出し、ちょっと無理矢理にでもテーマを設けて「理論」と「観念」をゆかり(ふりかけ)のようにパラパラちりばめトピックスとして展開、っていうのが性に合わないと感じてきました。



 ただ「これが好き」「かっこいいから」「必要じゃないかもしれないがどうしても必要性を感じるから」で簡潔に完結!というのが大抵です。モノに対する視座、そんなのが僕の場合ほとんどです。 特に..為し得るなら「説明的」を避けていきたい。


 モノの捉え方付き合い方、サイナマレテルんだけど淡白。それもまたスタイルの一部であり。(今、薄~くそう思っているだけで明日の旗色は違うだろう)






 ところでこの写真の時季はまたしてもしばらく前のいつ頃か、ニットジャケット(もちろん春夏物で)着てますから。。






 tim. (ティム)のコットンニットジャケット。


 

 
 春もの出だしの早い時期に購入。ジャージー風?バスケット織り?というのか。..この時季でもやっぱりちょっと暑かった気がします。 素材上、外で脱いだら気楽に丸めておけばいいかな、と。


 松村さんという方が手がけています。ブランドとしては2010年秋からニューヨーク発。優しい雰囲気の洋服たちに惹かれこれを先ず試してみました。




 


 中に着ているヘンリーネックの Teeシャツはまたも。。



 



 " メァウツ " で。 腹巻きさえあれば!バカボンのパパの服。 袖口リブになったショートスリーブ。









 ボトムス。ブルックスブラザースのコードレーン(?)スリムパンツ。合わせるならショーツにすべきだったようで..

 

 



 夏用と割り切りスッパリくるぶし丈(ダブルで)に。 清涼であり、さらにポンと気楽さを出したいがため。(どんどんよく解りません) 価格相応でした。
 








 暑くなるとスニーカー率が上がっている事実は、笑って許せる堕落です。



 



 復刻「スタンスミス」 このごろ NB M998 にエーススニーカーの座を脅かされている。 








 マルジェラの2WAY 。 休日に珍しく鞄なんてさげてみました。



  



 大変しっかりした濃色ベージュのコットンキャンバス(防水ワックス加工?) × 一部レザー。MADE IN ITALIA ..フルレザーなど定番的なモデルで、これは仕様が夏っぽいと感じようと思えばそう楽しめる、好みに適うカバンです。 あの、、最近命令されてヨガ..いや、ヨーガをイヤイヤ始めたんですが着替えとかよくわからないブロックみたいなのとかそういう荷物を。容量としては2泊程度の旅行でも!特筆すべきなのは「決して機能面で使いやすいバッグではない♪」ということです..







 メガネメガネ。 "vice Consul SS"



 



 タートメガネを失くして..(まだ未練)出番が少し増えました。 SSサイズでも大きいですね。








 いちいちテーマ性なんて追求できるものか!と言いながら、、





 今回のテーマは。




 " ヨガレッスン毎回10人弱ぐらいいて、男は僕のみ1名か、かろうじて2、3名。ほぼ女性ばかりでいろいろとドキドキしている男はそのとき何を纏うか "

 
 です。(この日はヨガの日ではなかったけども..)






 





 では。( 読み返してみたらわりと偉そうでした、すみません.. )







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style 12

2013年07月09日 | ファッション(全般)



 TOPS : Maison Martin Margiela 
 INNER : Merz b. Schwanen
 PANTS : Made & Crafted LEVI'S
 SHOES : 三陽山長 ” U太郎 ”
 WATCH: IWC IWC AQUATIMER 2000
 SUNGLASSES:Ray-Ban






 まだもう少しばかり涼しかった頃。或る休日。 よく通る公園での一景。



 



 「青葉区」といえば仙台市のそれを思い起こされる方が多いかと思いますが横浜市の青葉区もまさに読んで字の如し。静かな住宅地(起伏に富み街の表情に一役)で青々とした緑が非常に豊かでとても住みやすい街です。



 




 (ところで全身写真.. 腕、細長いナ..劉備)







 実際このころ既に暑かったわけですが安心でいろいろと適切なアイテム。 


 
 

 どちらかというと「エキセントリック冷房」な飲食店などに入ったときに羽織る感じで一応。マルジェラのコットンカーディガン(定番のエルボーパッチ)。








 


 インナーに着ているのは"純ドイツ製"の名品カットソー Merz b. Schwanen ..ここぞとばかり!得意のネイティヴ発音 →「メァウツ ベー シヴァーネン(『シュヴァー』ではなく『シヴァー..』で)」。

 お店で店員さんに訊ねる時はぜひ「メァウツ」と発声してみて下さい。 「..イキんな」と思われるだけかもしれません。



 


 いちいち箱入りなのがちょと嬉しい。一枚でしっかりサマになるようにつくられています。



 (とても気に入って現在3枚リピート。またこれについては後日個別にとりあげたい)








 ボトムス。



 

 

  LEVI'S "LVC" ラインに続く、"Made & Crafted" ..やや上品に、クリーンなイメージ(?)からつくり出されるコレクション。



 





 

  
 耳つきのホワイトデニムです。もーのすごく気に入っています。嗚呼生地が最高。。

 
 『 こちらのサイト(OPENERS)』に "LMC" の解説が。




 
 靴、です。
 

 


 僕の中ではもうお馴染み過ぎるビカビカ輝く「U太郎おじさん」。 「木靴」なのか..







 


 レイ・バン。 最近は BARTON PERREIRA(バートンペレイラ)か、この「クラブマスター」が特に活躍。












 ということで、ペース撹乱。 長々と失礼をしてしまいました。(コメント下さっていた皆さんにはあらためてお詫び申し上げます、むしのいい話で恐縮ながら "ゆるゆるりと" 今後とも気長にお付き合いをお願いできれば幸いです)





 「ブログの今後についてだって? どうなるか見てみよう」




 (誰も興味ない..)




 












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マスタープラン

2013年04月08日 | ファッション(全般)





 こんにちは。




 洋服を着る。日々の目標があって、それに相応しい「感覚」を反映させた洋服を纏って出かけ、、過程とその結実を自分なりにその日の装いに重ね、楽しむ。




 そんな感性を特に豊かにしてくれるちょうどよい季節になりました(それは四季折々..)、、と、何か書く上で普段使わない頭の一部分より思い起こして、こう綴っています。





 





 過去記事と重複する内容ですが、バルマカーンコート(ステンカラー)は日本の男によく似合う、と思っています(またいつか関連する考察を詳述したいのですがエナジーが全然。。)。これを装いの意識中枢、基本に据えたいというのが、重いアウターを脱ぎ、片付けた現在のささやかな希求。




 春だ、華やかに!色と柄と、あれこれいろんなことを盛り飾ってしまいそうなところフワッと包みこみ、スタイルを沈静化してくれる、独自の静かな支配力。




 なんと言うべきか、、どれほど巧緻で高度に芸術的なパターンのチェック柄をもったシャツも、結局ありふれた白いシャツ一枚にいかなる基準に於いても、「服装」の一員となる瞬間決して優ることはないということ。



 "多弁な装い"は今の自分には意識して排すべきものかもしれず(しかしブログは少々多弁なようだ..)。 普遍単純なコートを纏う感覚、シンプルな造形を重視する有り様はそれらのことの象徴のようで(『ミニマリズム』とかそういう分類規定された?概念は別として..)。。。なんとなく総合的に(?)特に現在気に入ってそういう格好を心しています。





 ブランドとしては例年定番展開。 A.P.C. のマックコート。 このベージュ、この発色は A.P.C. らしいと..




 




 清廉なAラインシルエットに、軽い仕立てながらも目の詰まったコットンギャバジン生地で対風雨にもまずまずの。




 

 (ド..ドヤ...コワイ)



 極力プレーン。クルーネック、あるいは浅Vネックのコットンニットに。サイズ感はもちろんゆとりのあるものがあらためて好みです。コートに自然な(?)良い動きが出ますね!








 ちょっと話題の。"純英国"貫徹の洋服屋、 S.E.H KELLY(S.E.H ケリー)はロイアルブルー寄りのネイビー。 クラシックな意匠で素材を切り替えた襟はカシミア混で素朴かつ柔らかな。



 




 (これは着てみると、また個別にとりあげさせて頂きたいと思わせる逸品、と捉えていますが、そのうち気温も上がり時季を逸してしまいそうです..)




 







 同じくネイビーで以前から使っている Macintosh(マッキントッシュ)の「ダヌーン」は少し肌寒い予感の日にスーツに合わせることが多く。







 ステンカラーコートは着る者にあくまで中庸的に寄与する非常に多くのものを具えているという意味であらためて稀有な存在と。 ここに敢えて記す。






 












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style 11

2013年02月27日 | ファッション(全般)

 
 KNIT :  A.P.C.
 SHIRT : SCYE BASICS
 PANTS : A.P.C.
 BOOTS : J.M.WESTON ” THE DUCK BOOT ”
 WATCH:IWC
 BAG : LEON FLAM "COMTE DE LA VAULX"
 SCARF : ALTEA





 或るうららかな春の気配濃厚な休日がありました(その後またひどく寒くなりましたが)。



  



 冬の間隙をついてやや春メカシ。。。






 


 メインになっているのがこのカバンです。パイロットバッグ。持っていて楽しく使いやすい...(実話)







 


 アウターとしての力量も充分なのが A.P.C.定番のショールカラーカーディガン(細い糸をきめ細かく織り上げズッシリと)。優柔不断さのない(?)きっぱりした「白」が魅力です。





 
 


 靴はこの日の足元に和やかにとけこんでくれるウェストンのアンクルブーツ。(何度も何度もとりあげていますが^^;)ストレートデニムに。






 


 腕時計はこじんまりと IWC 。正直、平安そのものの休日に時計は大抵要らないと思っている。でもつけています。





 スカーフはアルテアのカシミア100(まずまずの廉価版で)。






 もうそれほどの間もなく! この日ぐらいの重くも軽くもない颯爽とした(...)装いがしばらく楽しめるでしょう。





 










 
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Croix du Sud

2013年02月08日 | ファッション(全般)

 

 (暗がりでなんなんだろう…以前の『窓際男』といい..)





 「カバン」は答えが出ないですね。



 スーツに合わせるなら BALLY で大体固まっていて。(たまに履く茶靴のときはネイビーのダニエル&ボブとか)




 とにかく、鞄は身体感覚的にすごく微妙なところでズレを感じたり、"ちょうどいい"容量はどうだこうだと選び出すのが容易ならず。





 と、ここにきて久々に「会心のカバン」。



 
 ヘルメットバッグ(U.S.A.F. ルーツのO.D.のナイロン製のものが有名ですが)。。。







 




 LEON FLAM(レオンフラム)。1924年パリで創業。


 

 



 (※本国オフィシャルサイトは『こちら』)



 航空郵便(アエロポスタル)の搭乗員向けに機能性信頼性に優れた鞄を作り続けてきました。





 現在も頑固に(?)バッグ類の展開は基本形3~4型のみを軸に。




 




 SAC 21H(つまり『21時間バッグ』ですね) "COMTE DE LA VAULX"



 冠されたモデル名「デ・ラ・ヴォー伯爵」。


 (19世紀末から20世紀初頭かけて黎明期の世界航空界のパイオニアであり、フランスを代表する冒険家であった)




 本体から細かいパーツに至まで全てオリジナルのもの(!)。フランス及びポルトガル製。



 "フランスらしい"なんていうと最早単なる語の響きに過ぎないとさえ思えるのですが、たしかに巷間認識される「ヘルメットバッグ」とは大いに一線を画す優美さ。




 このモデルの原点となるバッグを携え、同国の有名な飛行家 Jean Mermoz(ジャン・メルモーズ)が1930年に「21時間」弱(名称の由来でしょう)で大西洋無着陸横断飛行に成功した、などと聞くと、んー、実際鞄はあんまり関係ないんですがどうにもさざめき抑え難いものがあるのです。




 




 重厚上質なレザーハンドル。オイルドレザーとボイルコーティングによって強固に成型されたコットンキャンバスのコンビネーションが見事。。





 画像にはありませんが内部は真紅のライニングで洒落っ気が。





 




 グリーンを選びました。これはジャケット+スラックスなんてスタイルにも気の利いた変化をもたらすことの出来る少し特別なバッグになると感じます。





 

 Antoine Marie Jean-Baptiste Roger, comte de Saint-Exupery… アントワーヌ・マリー・ジャン-バプティスト…(あの『サンテグジュペリ』のことです、、長いぞ)も民間航空会社の飛行士時代、南米航路の機上に『レオン・フラム』の鞄を持ち込んでいたんじゃあるまいか、とか。。『夜間飛行』『人間の土地』を熟読してきた者としてはやはり少し心さざめくのでした。






 冒頭「会心」の表現どおり、久々に「手ぶらじゃなくてもいいか」、、荷物が単なる荷物ではないと思わせる、そんな重厚な魅力を具えた鞄。




  

 (どうでもいいのですが..着ているのもフランスのコートです)
 




 今日まで日本未展開だったのが意外でした。。







 (次回以降..さらに紹介させていただきたいバッグがあります)






 では。







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style 10

2013年01月15日 | ファッション(全般)



 旅行中ぐらいは記念写真(?)を撮るものですよね。。(この場所...裏手)


 JACKET : ARC'TERYX VEILANCE "Node IS Jacket" 
 KNIT :   Jamieson's
 PANTS : ANATOMICA
 SHOES : F.LLI GIACOMETTI
 WATCH:IWC MARK16
 GLOVE : A.P.C.


 

 両名とも手ぶらであることを常に求めていた気がする。



 両手があいていないと、路面凍結、、滑って転ぶ危険が、、何度訪れても慣れていないものでバランスをとりながら(僕は一度転びました)。



 (ペンギン歩き)



 写真を見てあらためて思うのですが札幌のひとはほんとに薄着のひとが多かった。 不条理。 秋か、と。



 基本零下なのに生地がピラピラな衣類に身を委ねるてぃーんずのポテンシャル&タフネス。こころの闇。
 


 ロールアップしたらよくわからないチェック地が表れる薄手のチノパンをセオリーどおりロールアップして履いてる場合じゃない、、、、そこのひと首まわりあきすぎ!! ..そう ..思った。



 こっちは真冬の黒竜江省行けるぐらいの気持ちで来てるのに。




 




 「ヴェイランス」は大活躍させることができました! それで今エントリーはいいとして...







 

 「ジャミーソンズ」 バサッ ザクッ と着ていた。粗雑な雰囲気がよいのです。






 

 見下ろす。「アナトミカ」と「マッシモ」。 デニムトラウザーズは縮ませた上、微妙にセンタープレスが残してあるからやけにシャープに見えてしまうようです(やや腰で落とし、色々試していました)。 そういえば、、夏期の北海道旅行もジャコメッティ頼みだった。

 




 

  何年前かの A.P.C. のレザーグローヴ。これ、最高に気に入っています。
 







 

 
  建物の色と "Node IS Jacket" ...ブリックカラーで揃えてみました(?)。  






 ...特に語る(修飾する)べき「テーマ」なんて、温かくて快適ぐらいしかないな。






 ありがとうございました。







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深淵も、また

2013年01月14日 | ファッション(全般)





 ANATOMICA(無論日本の)で購入後、2回洗いをかけました。 自然乾燥。




 
 裾上げ未完。3度目洗い後完成予定。(ちょうどよく縮み中)





 これは大雑把にいうと「デニムトラウザーズ」でいいんだと思います。



 



 岡山産ジーンズ生地をドレスパンツに仕立てている。






 わたりは余裕があり、膝下から緩慢テーパードですね。




 




 調達ファブリックも、縫製も「純和製」なんですね。。




 





 生デニム、クリースが入った状態で店頭にありました。 この素材でクリース入りというのは僕にはどうも受けつけ難いものがありますが。




 
 


 3度目の洗濯後やはり取り除くことにしよう。(うっすらクリース..)






 






 これこそ「アナトミカ」か.... 股上の大胆な深さ。 安心の履き心地。




 拡大解釈するとこれぐらいは。




 


 ..「穴富さん」です。


 (足元に履いているのは、、、古代ワニの頭部の化石みたいななにか)






 When you gaze into the abyss, the abyss gazes into you.






 





 いろんなことが僕には新境地。 なにかと面白そうなボトムスを探していたんですが、その結果。





 ベーシックとは言い切れないけど完全な形で「納まる」んですから。。 色々と深い。 合わせてみたい服が次から次へと浮かんできます。





 足を通す瞬間(変な表現)柄にもなくホワッと期待高まる..というのか、久々にそういう類いのパンツです^^ (ちょっと落し気味に履いたりも)






 .....





 脈絡を捉えんとして 脈絡に捕われるなかれ





 (無理矢理)





 


 このひとは... 「深井さん」。







 


 そろそろ寝ましょう。 深い眠りに










コメント (2)
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