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僕はこう見えて、いや姿は見えないと思うんですが見えないなりに大学時代はいかにも後年トウトウと往時を語りたくて語りたくて仕方なくなりそうな「冬山登山」なんてのによく(?)出かけていたんです。信州や富山方面。山好きな友人達がいましたから...そう山仲間! 僕が行ったのはトータル数回程度ですけど(...)。
「夏山より断然冬山」って言う彼ら(その頃の友人)の気持ちは分かる気がします。
寄る辺のない不条理な厳しさに直面して「自己」を忘れるほど、豊かで単調で変幻自在で冷淡で何より雄々しく常に不動にして待ち構える冬山の懐に抱かれる。。
風の音のみ。 周囲に生き物の気配は絶無。 数歩前を歩く先行者の足元だけをほとんど無意識に見つめて心地よく重たい歩を進める、一刹那の軽き意志など捨てよ。必要とするのは「頂」を目指す魂こそ。 永遠に続くかと思うような不思議な時間。 色彩はとり払われ、ただただ白い極寒の世界。
この経験はあの厳冬期だけ。代え難いものです。夜、山小屋で作るしゃぶしゃぶと食後の紅茶の旨さっていったら..!
崇高な時間。なぜかあの場では友人達との会話に下ネタなんてのも出ないのです(だったかな?あ、結構してたしてた)。
今は儚く平坦な街中で高層ビル群に見下ろされ吸い込まれるばかり。またああいう仲間と、きっと山行できたらいいなと今も思います。
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あれ、ポエムに。。 ほら! "トウトウと" 語りたくなった。。。
この秋からやっとダウンヴェストを着るようになりました。長らく "中途半端?" と敬遠(食わず嫌い)する思いがあったため。
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関東の秋から初冬にかけて、むしろ温度調節が容易な優れものだと気づき。。。
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White Mountaineering(ホワイトマウンテニアリング)のダウンヴェスト。 子供の発想じゃないけどポケットが多いってのは、、うん、相対的魅力。
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いかにもヘビーデューティ過ぎるかなと思いながら、、いや、着こなしやすかった(!)。
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オールデン(タンカーブーツ)にペーン柄のウールトラウザーズと。
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数値は忘れてしまい悔しいんですが「フィルパワー」(実際何だろう、それ)がかなり高かったはず。
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おかげで休日の手ぶら外出が実現するんですから。(男は『手ぶら』が何よりカッコいいというのは僕のなかで不可侵普遍の真理なのです)
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この背面の謎ポケットには iPad も収納可能(実は無理です)。
12月半ばまでは週末よくお世話になり。
冷え込みの厳しさを感じるようになるとヴェストのイン AK457(『マウンテンアクティヴィティ』『バックカントリー』に特化した BURTON のハイエンドライン…デスッテ)のサーマル MID TOP(マイクロフリース・白)とかとか。
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これだけで防寒パワーは相当なものでした。(今や寒くて無理だから..)
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足元には最高峰マウンテンブーツ(自称ですよ)『山ちゃん(穂高)』を戴く。 インソックふかふか..「山ちゃん」(言い続けよう)
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購入当初に比べても既に「富嶽」の風格。。(実際この靴は真の登山用という思想には立っていないはずで、あくまで『スタイル』です)
街の登山靴。
冒頭の話に戻りますが、また大学の山好き友達に声をかけてみようかと思います。近場で比較的登山ルートが安定している富士山とか。
今回のアイテム群を"冬山に関連づけて"の展開の荒唐無稽加減は認めるわけですが、しばらく前に知り合いから元旦にかけての富士山登山(巷で大人気)にちょうど(!)誘われて、でも結局多忙な気分のまま断ってしまったりしてなんとなく後悔。。。なんでだろう。行程に怖じ気づいたか、、多勢に混ざって初日の出を拝んで「バンザーイ」なんて柄にもないと半身引いたか。。
ただ、僕は皇居での一般参賀には結構コンスタントに参列するんです。
元日初日の出を拝む行為と、皇居で天皇陛下に拝礼することの精神的源泉は似たところにあると、そう思うことも(敬意に欠ける表現かな)。
脱線。 あの、そんなことを徒然に。
私の山靴は、ポウルセンさんが確か迷ってた「パラブーツ」のもの、2シーズン目ですが好調です。
箱根道中のみならずタウンユースにももちろん、最近の気分は「ワーク&ちょっとミリタリー」な感じですので、オリーブ系のチノパンに合わすこと多し、アウターはワークジャケットやダッフルコート。
さてポウルセンさんもお仕事が忙しいとみましたが、いかがでしょうか?
わたしは本日ようやく後厄も終わり(年バレバレ)来年からは新たな境地?を開こうかと(口だけか?)
いずれしせよ来年も佳き年にしましょう。
それでは。
立ち寄りびとさん
御挨拶が遅くなりました。新年あけましておめでとうございます。
アヴォリアーズですね^^マウンテンブーツ、ダッフルコート、、大人の落ち着き、骨太な人物像に一興を加えるのに最適なアイテムたちですね。
昨年は年間通して任された職務に対する自分の力不足を感じて、、ひっそり勉強研究に打ち込んでいました。なかなか気の落ち着く暇を見つけるのが難しかったように思います。
今年からは新たな境地!!お忙しい中、時々で結構ですのでぜひ立ち寄りびとさんの新境地への躍進ぶりを教えていただけると嬉しく思います^^
本年もどうぞ宜しくお願い致します!良い一年になりますように。