日本語をフランス語に訳したり、日仏の状況をフランス語で説明する時のために、以下のサイトが有用かもしれない。
ベルナール・ド・モンフェラン日記
日記の主は、2005年まで3年間駐日フランス大使であった。前からこの日記のことは知っていたが、当時はインターネット・エクスプローラを使っていたため文字化けが酷く、読む気が失せそのまま忘れていた。今回、何かのサーフの過程で引っ掛かってきたので読み直してみたところ、教材として使えそうである。
この日記の日本語はフランス語から訳されたものと思われるが、日本語をどのようなフランス語に変換すればよいのかを学ぶ時に役に立つような気がした。普段フランス語を書く時には辞書を引き引き文章を組み立てるのだが、それで通じさせることがある程度できるようになってきている。しかし、どのような表現をフランス人が使うのかということがぴんと来ないのである。フランス語的な表現と言い換えてもよいかもしれない、その感触が掴めないのである。その感触を得る一つの方法として、例えばこの日記にある日仏表現を読み比べていくというのも面白いのではないか。微かな希望 (あるいは花粉による錯覚) が芽生えているのを感じる。