あふれよ我が涙
朝からの事務仕事のご褒美に、ぷらっと散歩に出る。
神田川両岸の冬枯れを楽しみながら、パセオのご近所“新江戸川公園”へと向かう。
今日のBGMは、21世紀の吟遊詩人、スティング唄うところのジョン・ダウランド(17世紀英国の吟遊詩人)。
この秋の新譜だ。その現代的な大胆アプローチには賛否両論雨あられのようだが、私はけっこう好きだな。
有名な『あふれよ我が涙』の哀唱には胸が熱くなる。
リスクを恐れず、敢えて古典中の古典、ジョン・ダウランドにチャレンジしたスティングの心意気が何よりうれしいじゃないか。
今年も残すところあと一週間だよ。
妙に早い一年に感じる。
まさかのブログに手を出し(三つも)、慣れない文章やコメントを書き始めたことがそれなりに楽しくて、ある種の浦島竜宮城状態を生み出したのかもしれない。
そこへ持ってきて、いろんな事も重なり、私には激動の一年となった。
2006年は私にとって忘れ難い年になるのだろうな。
哀しいことは山ほどあったが、めっちゃうれしいことも幾つかあった。
差し引きではマイナスかプラスか?
いや、そういう考え方は違うな。
永い目でみれば、みんなプラスだ。