旧☆YOLANDAのおえかきフラメンコ

フラメンコ母ちゃんヨランダとフラメンコ娘クララの
フラメンコな毎日をおえかきでつらつらと綴っています。

しゃちょ物語=つまみ食いは窃盗罪ですよ=の巻

2006年12月20日 23時52分32秒 | ものがたり
はじめての方ははじめにを読んでね







どうも^^
フィクション第二段です。

登場する人物や団体名は実在・・・はするらしいけど
彼らの言動はある資料を元にアタシが勝手に想像したものであります。
前回ご説明しましたが。勝手な想像でテキトーに書くことに関しましては
しゃちょに「お話を書きなさい」と宿題を出されると同時に許可を得ています。

また、しゃちょが住民たちの欲しいものを正確に把握できない理由については第一話をご覧下さい。


先日。しゃちょ物語という題名で初フィクションに挑戦しまして。
続編を書くってことはその時点では全く考えてなかったのですが
主演男優であるしゃちょがこの第一話のことをご自分のブログで紹介下さったときに


音楽 ●『星のフラメンコ』『ワンだんご・で・吠えるバ』
提供 ● YOLANDAのおえかきフラメンコ
狂賛 ● 欠陥パセオフラメンコ 

↑とか書いて。

ワンだんご・・・では「ププッ」でこらえたのだが
吠えるバ・・・で悔しいほどに笑ってしまった
んで、トドメだよ。月刊⇒欠陥てーーー?

思わず「くっだらねぇーーーー!」と叫んでしまった。
これから、アタシはファンダンゴ踊るたびに思い出し笑いをするだろう。

くやしい。このくだらなさには是非応戦したい←負けず嫌いのA型


というわけで前置き長くなりましたが、ワンだんごに対抗して書いた第二話。
=つまみ食いは窃盗罪ですよ=の巻(完結編)です。
読んでないかたは先に第一話=落書きは器物損壊罪ですよ=の巻きからどうぞ。



はい。はじまりはじまり~~~







こころ優しき「ケアナしゃちょ」は今日も忙しい。

一番のお気に入りであるパイナップルおぱんつは残念ながら洗濯中。
そして二番手のいちごおぱんつも乾いていない。
仕方ないので今日はうさぎさんおぱんつをお披露目することになった。
全く冬は洗濯物の渇きが悪くて困る。










うさぎさんおぱんつは果物シリーズより薄手なので困るなーと思っていたら
愛する連れ合いさんが腹巻とレッグウオーマーをプレゼントしてくれた。

なんと手編み!それもサンタカラーになっている???














彼の裏職業については妻でさえも知らされてないはずだが
そこはやはり愛の力で察するものがあるのか。

それともただの偶然か。

いや、間違いなく愛のなせるわざだろう。
愛に包まれた彼には北風さえ暖かく感じられ
足取りも軽く事務所をあとにした。




そうそう。
今日のかるめん秘書はご機嫌がよろしくなかった。
年末で保育園が休みに入ってしまい、子連れ出勤なのだ。










「でかけるなら夜食買ってきてよね!!!」
と温かく送り出してもらったのでまずはカレー屋へ寄っておこう。
コ●イチのうまとろ豚カレー@650円を先に買っておかなくちゃ。忘れたら殺される

ということで。
今日はこのカレーが冷めないうちにプレゼントを配って帰らなくてはいけない。




カレーをこぼさない程度にダッシュしながらまず向った先は
ラヴァンダさん宅。









ラヴァンダさんからのメッセージには
乗り物が欲しい・・・と書いてある。


「乗り物はまかしとけ!すんげーのがあるぜっ!!!」












ポルシェのチャリーーー!



あ゛!!


だっ・・・ダメだ!


大事なこと思い出した。
「ポルシェは人にやるなら自分で乗れ」てのが死んだじーちゃんの遺言だった。
う゛う゛う゛ーーーー、どうしよーーーー!
じーちゃんの遺言は守らないといけないしーーーーー!




なんか似たようなのなかったかな。
おー!あったあった!
















これでいいや。同じだよな。
またがるところが^^
やっぱオレって冴えすぎだな~~~。




お次は連れ合いさん宅

リーダーシップ?

シップ?
シップでいいのか?






んじゃはい。


まさかレッグウォーマーを夜なべして編んでくれたお方に対して
シップ一枚で済ますという訳はないと思うが。
きっと金銀パールプラチナダイヤモンドを二人きりの時にプレゼントしたのだろう。
真相はご夫妻二人のみが知るのだが・・・。
人格者のことだからそのあたりは抜かりないに違いない。









では次。左大臣さん宅


「つかみどころのないお手紙ですみません」・・・・・と。
ふむふむ。よくわからんがカレーが食いたいんだな?







なぬっ???カレー????

















これか?

これはやばい。
フツーにやばい。
秘書に殺されてしまう!!!
でもオレは全世界人格者選手権のスペイン代表だし。








ううーーーー!仕方ないっ!





命をかけてカレーを捧げようっ!












よし次で終わりだ。
今年も頑張ったな。俺。
















最後はtomeさん宅だ。

「豹」←

なんて読むんだろ。
「つり」・・・かな?
性格の悪い釣り糸・・・かな?
















こーゆーことかな?



なんか口元が笑っちまうな。
いや、別に嬉しいわけでも楽しいわけでもないぞ。
こーゆーことは嫌いだからな。
ただtomeがそうしてほしいって言うから仕方なしに・・・ブツブツ…



よし。完了!今年も終わったぁぁぁぁ!







すべての荷物を配り終わった帰り道
こころ優しきしゃちょはその優しい心を痛めてしまった。
















ごめんな。ウチには犬がいるんだ。


布団をやるからな。元気でな。





これが本当に去年の最後のプレゼントとなった。
これぞ世界に愛される人格者。










次の日。
しゃちょはウエストサイドさん特性のミルクティー@隠し味入りを飲みながら
前日の行いを振り返っていた。


例によってラヴァンダさんが
「年内の燃えないゴミは終わったのに・・・」とあひるを抱きしめ肩を落としていることも
tomeさんがずぶ濡れになりながら「いつかコロス」とつぶやいていていることも彼は知らない。

さすがに連れ合いさんが
「なんで一日で片足なくすのー!」とお怒りになられていることは
愛の蹴りを入れられたので身をもって知っているが。





そして左大臣さんが食べかけのカレーを持ってアタマをひねっていることも知らない。
・・・というよりカレーが食べかけ状態になってることすら知らない。
しゃちょはちゃんと袋ごと枕元に置いたのだから。

人格者はつまみ食いなどしない。(たまにしか)







カレーを食べたのは実はこの子達。

















そう。

勝田さんは先日サンタさんより頂いたサルをさっそく愛用していたのだ。
律儀な方である。








今日も勝田さんは愛猿の調教に忙しい。














秘書に蹴られ、愛妻に蹴られながらもひたむきに愛を配り続けるしゃちょ。

そんな危険を冒してまで左大臣さんにカレーを捧げたしゃちょだったが










どうやら読み間違えだったらしいことに彼が気付くことはやはりない











がんばれ、しゃちょ。











ハンサムとは敵が多いものなのだ。









去年は報われないことが多かったけど









どうかへこたれず今年も世界中に愛を届けておくれ。










全てが報われないわけではないから。


















ちゃんと届いている愛もあるのだからね。




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