旧☆YOLANDAのおえかきフラメンコ

フラメンコ母ちゃんヨランダとフラメンコ娘クララの
フラメンコな毎日をおえかきでつらつらと綴っています。

しゃちょ物語=落書きは器物損壊罪ですよ=の巻

2006年12月16日 22時02分15秒 | ものがたり
はじめての方ははじめにを読んでね



半年前にナントカ緩色系という某サイトのアンケートに答えてしまったら
うっかり宿題を頂いてしまい・・・・。そのまま半年放置していた
もう出題者側も忘れているだろうと思っていたのだが
ナント覚えてらしたので今日はその宿題である「お話」を書いてみた。


本日のお話はフィクションです。
登場する人物や団体名は実在・・・はするらしいけど
彼らの言動はある資料を元にアタシが勝手に想像したものであります。
なお、勝手な想像でテキトーに書くことに関しましては
しゃちょに「お話を書きなさい」と宿題を出されると同時に許可を得ています。





もともとは、ある心理テストを元にお話を書けってものだったんで
やってない人はよかったらこちらに遊びにいってみてね。
出題編回答編です。



でははじまりはじまり~~~



昔むかし、あるところにこころ優しい「ケアナしゃちょ」という人がいた。
彼の職業は朝一番で葉巻に見える焼きたてメザシを愛犬に与えること。
それだけ。
しかしそれはあくまで表向きであって、その裏の顔は意外と知られていない。

この彼。
スペインではしゃちょと言えば人格者だのしゃちょと言えばハンサムの代名詞
だのと言われているらしいが日本ではあまり浸透していない。
それもそのはず。彼は人格者だという部分を見せてはいけない裏職業についているのだ。













彼は1年365日のうち335日間はこんな感じで過ごすのだが

毎年師走にさしかかると身の回りのものを売りさばき









こんな姿に変身する。

自慢のピンクのおぱんつが拝めるのはこの時期だけ。


「冬に夏服を着るのがオシャレなんだぜ」というのがなんともいじらしい。
大好きなワインを飲めなくなってもメロン味のキャンディーがあれば生きていけるらしい。
人格者であることを隠し、ふかふかのソファなどを質に入れ、今年も世の中のために
メザシやら胸パットやら30インチのプラズマテレビまでイロトリドリの品物を揃えた。
もうすでに2億5000万人分のテレビやらスポーツカーやら…が準備完了したとか。


では今年の出動はまだなので去年の活躍の模様をひっそりと披露してみよう。












しゃちょは毎年12月半ばを過ぎるとこんな格好をしてこっそり事務所を抜け出す。


秘書のかるめんにみつかるのでは???というのが毎年一番の心労だが



いつも寛大に送り出してくれるかるめん秘書には毎度助けられている。




が。5回に4回くらいの割合で「勝手にどこ行ってたぁぁぁーーー!?
と怒られるので、ある意味危険な賭けだったりするのだが。
そこで「聞いてなかったんかいっ!」と言い返さないところがまた人格者の証。





去年の今日。
無事に事務所を抜け出した彼は、まずかよちゃん宅へお邪魔した。


ほう。かよちゃんは「ドラえもん」が欲しいのか。
ふむふむ。。便利だから・・・ね。


なぬ?便利だからだとー?





いかん!いかん!
そんな安直な考えはいかん!
ヘンな男にひっかかって便利な女になって捨てられるぞっ!
ここは心のお父さんである私が道を正さなければ!
よしよし、それじゃかよちゃんにはこれでよし・・・・・と。





お次は勝田さん宅

猿セットが欲しい?
・・・・・ふーん。
変わってんなぁ。






ま。いっか。はいよ。


2億5000万件の手紙を読まなくてはいけないので
彼は得意の速読で全てのメッセージに目を通すのだが
ところどころ理解不足になってしまうのはいたしかたない。




お次。ウエストサイドさん宅

ぜったい象って言われてもなぁ・・・。
雑巾でいっか。ゾーもゾーキンもかわりゃしねーや。
オレって冴えてんなぁ~!うひっ!




お次。KdeAさん宅

2匹の犬の縄張り・・・・か。
手ぬぐい2本?



あ。間違えた。じゃ。縄張り2本で。



どーん!










どどーん!!
はいっ、縄張りふたつ!電柱2本ね。仲良くやってちょうだい!



次は高原由紀組長宅。
なんかウマが合わない・・・とか書いてあるぞ。ぷぷっ




ぎゃー!うっかり笑ってもうた。油断したぁぁぁぁぁ!









ぐーやーじーぃーぃーぃーーーーー!




仕方ない。プレゼントは「お褒めの言葉」だ。クッソーーー!













少々不本意ではあるが笑ってしまったものは仕方ない。
センスを褒めてやらなくては。でも手ぬぐいはやらんぞっ!











次の日。
しゃちょは前日の行いを振り返っていた。

善い行いをした翌日のモーニングコーヒーは実に美味い。
あいつら今頃涙流して感謝してんだろうな~と心が温まる。
愛しのジェーの歯磨きガムまで質に入れたかいがあったなぁ~とジェーの頭をなでながら思うのであった。



その頃、鍋敷に活用される赤い本があったり
部屋中にちらかる猿の糞を泣きながら掃除する人がいたり
電柱の処分費を廃棄物処理業者に見積もりしてもらう者がいたり
お気に入りのピンクのドレッサーを泣きながら磨く隊長がいたりすることを彼は知らない。



そして彼の飲む美味しいモーニングコーヒーに雑巾の絞り汁が入っていることも
もちろん彼は知らないのであった。






「ウエストサイドー!おかわり~!今度はミルクたっぷりで!」
「はぁ~い!」



今日もしゃちょはウエストサイドさん特製の
美味しいカフェオレ@隠し味入りを飲んでいる。







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