昨日阪急インターナショナルで約20名参加。
終戦時小5のボクは11期生。
最高年令者は84歳。最若年も75歳という老人会です。
ボクのたった2歳年長のMさんが、終戦時中学生で、
お父上が技術者であったために、国府政府に頼まれて
新京に留まることになった。
昭和21年にボク等は引揚げが始まったが、Mさんは
工科系の学生となり、昭和28年まで残留。
その間に、今では殆ど話題にもならぬ、新京籠城毛沢東の
中共軍による包囲で、市民30万人の餓死者を出した。
当時小1だった、遠藤さんという人が、チャーズという本に
その詳細を書き、後に山崎豊子の『大地の子』盗作事件につながる。
Mさんは、まだ少年の身で、親とも別れ、中共の言いなりに
各地の工場や、炭鉱などで技術者としてこき使われ、18歳になって
帰国。神戸の山手に祖父のお宅があったから、神戸大工学部に
すんなりと進学された由。
ボクなんかより、遥かに凄まじい戦後中国の内戦の被害者である。
いずれ詳細を伺って、また書こうと思っている。
ご本人は、中国共産党は大嫌いと広言される。ボクも同じ考え。
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