作家 小林真一のブログ パパゲーノの華麗な生活

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【 十五年ぶりの午前様 】

2012-01-20 17:54:17 | 02 華麗な生活

実を明かせば先週の土曜日に、透析患者にあるまじき
午前様を、およそ十五年ぶりかに体験。
透析に入る前には、珍しいことでもなかったが、なにしろ
水分が身体に貯まる病気だから、
お酒の類とも縁を切り、
滅多なことではワインにも口もつけなかった。

ボクが所属するホテル会員の中で、メンバーを募った
テニス同好会が、毎年忘年会を
やっているのが、今年は
新年会に切り替わり、それが14日にあった次第。
阪急御影駅の北側に、元日本生命の社長邸があったのを、
以前は中華料理店であったのが、
ここ数年来はイタリアン
的なレストランに変わり、吟味されたワインを出すという次第。

立派な庭園もあり、建築が昭和9年というから、ボクと同年齢
になる。
20名強のメンバーは、皆仕事上の付き合いがない、
純粋なテニス愛好者の会で、ボクが最年長。
気のおけない会だから、和気藹々は何時もどおりながら、
地下のバーがまた良いからと、
当然のように二次会に全員が
参加。
気がついたら午後十二時をとっくに過ぎて、一時直前になって
流石に店の人が知らせにやって来た。

幹事が顔が利いたこともあり、実に美味いワインに魅かれ、
果たして何杯飲んだことやら。
同じマンションにお住いの方とご一緒にタクシーで帰って来た
が、それが午前一時を
廻っていた次第。

しかし美味いワインで、日ごろは赤を好まないボクも、当日は
赤もずいぶん飲んだ。
それでも午前十一時には、コーチによるマンツーマン・
レッスンをちゃんと受けた。

昨夜の仲間二人が、ボクの前の時間帯に来ており、
お互いに「よく来れましたね」と元気さを
称えあった。

問題の透析前の体重測定でも、普段と変わらぬ2キロ以内
だったから、今日
になって、先生に打ち明けるまで、全くバレ
ることなく一週間を過ごした。



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