連載小説のタイトルに「風の如く火の如し」を
持ってきたことで、信玄にあやかったのかと
思われがちですが、今年の大河ドラマに井上靖の
作品が選ばれることも知らなかったし、
あくまでタイトルは「孫子の兵法」から、
ボクの性格に会う部分だけを取り出したものです。
すなわち、ボクには
「静かなること林の如し」も、
「動かざること山の如し」も、
共に欠けていると思っているからです。
武田信玄は、世評で評価され過ぎていると思っています。
父を追放し、長男を疎んじる。
武田の血には肉親の情が欠けていて、これは矢張り
源氏の血、そのものかと思ったりします。
信玄の時代。戦国の真っ盛りではありますが、
あれほど大義なき戦に明け暮れ、領民に負担を強い
た武将もまた居ないと、これがボクの評価です。
結論として、今年の大河ドラマに、
「風林火山」が選ばれたこと、迷惑至極であります。
パパゲーノ
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