作家 小林真一のブログ パパゲーノの華麗な生活

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【 スイス列車の旅 】

2006-12-23 11:23:57 | 02 華麗な生活


これも昨夜のNHKハイビジョン。
関口宏の息子が欧州列車の旅をやっていて、
昨夜は遂にスイス編。

BSにもいろいろと見たい番組があり、
これも途中から見たのだが、なんといきなり
ミューレンの丘が映った。そこから家族経営
と聞いた登山列車でアルメントフーベルまで
行く。ここまで来る観光客は滅多にいない。
見覚えのある「すべり台」が映った。

アイガー・メンヒ・ユングフラウの三山と対面
するに、ここアルメントフーベル以上の場所を
ボクは知らない。許されるなら、ボクはこの丘
で散骨して欲しいと願っている。

関口はここから、ロートホルンに向かう。途中
のインターラーケンの映像は出ない。ブリエンツ
湖の北岸を列車が走り、SL列車で有名なロート
ホルンバーンに乗る。列車の走行距離が思った
よりも長いのだ。ハイビジョンの映像は美しく
まざままざと記憶が呼び覚まされる。

ルッツエルンで「瀕死のライオン像」を見る。
この像はフランス革命の際に最後までルイ16
世を護り、全員が戦死したスイス傭兵たちを
悼んで建てられた。当時のスイスは貧しい山国
で、兵士を輸出する哀れな国だったのである。

関口はそこからフイアーバルトシュテット湖上
のボートに乗る。ウエッギスで下船してリギに
登るのだ。映るところ映るところのすべてが、
ボクの大好きな場所ばかり。リギに初めて登っ
たのは1969年だった。

場面はいきなり列車内に変わる。アンデレマット
で氷河急行に乗り換えてサンモリッツに行くのだ。
サンモリッツの中心部は映らず、周辺の村に行く
のだが、こんな村はボクは知らない。とにかく
映像が綺麗で、かつてボクが撮ったアナログの
ハンディカムはありゃなんだったんだと思ってしまう。

居ながらにしてスイス旅行が楽しめる。いい時代
が来たもんだ。


                 パパゲーノ

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