年末年始のテレビ特番も、ようやく底をついたのか、昨夜の
フジテレビは「不毛地帯」の続きをやった。
元タイガースのメンバーだった役者の演技力がみごととは
思うが、壱岐正がまとめた自動車会社の提携の案件に、
途中から割り込み我が手柄にするのみならず、壱岐の
ワルクチを社長に吹き込む里井という名の副社長の
エゲツないやり方には、一視聴者の立場を忘れて大いに
憤慨した。
男の世界は、業種に限らずジェラシーが渦巻く場である。
サラリーマン経験者なら、おそらく皆さん思い当たることが
あるのじゃないか。
部下の手柄を上司が横取りして、それで出世していった者
なら、イヤという程みてきたが、近畿商事なる会社の里井
副社長ほどの者は、いくら社内競争の激しい商社に
あっても、そうは居ないであろう。
唐沢が扮する壱岐も、よくぞ我慢しているもんだ。
あれがボクだったら、いかに相手が時期社長の可能性が
高い存在であろうと、黙っちゃいない。
小説『炎の商社マン』の主人公、中原信介が、一介の平社員
の身でありながら、専務の六角を追放する場面こそが、
ボクの真骨頂である。
パパゲーノ
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