今回の放映でも、岸辺一徳の演技力が光った。
憎たらしさにも程があり、なまじ似た世界にいただけに、
腹が立ってしょうがない。
一方の壱岐は、いったい何時まで軍人上がりの不器用さ
をウリにしてるんだと、ここまでくれば唐沢は演技力が
問われるんじゃないか。
原田が演じる近畿商事社長は、あの時代の関西系商社
のトップったって、あんなもんだったろう。
近畿商事に紳士なんかいないと思うべし。
角田という里井副社長べったりの部長が、里井の病気
が重いと知って、裏切る行動に出る。
サラリーマン社会の汚さの代表を見る思いで、嫌~な
気がした。
あんな世界から、早く足を洗ったのは正解であった。
もう一人、鮫島を演じる遠藤という俳優だが、
あそこまで嫌味な商社マンは、さすがに少ないであろう。
東京商事の社長の顔が全く見えず、専務か常務格を
演じる鮫島が、常に単独行動で、部下の一人も登場
しないのが、あまりにも不自然に見えた。
あまり面白いドラマではない。おそらく視聴率も低いの
だろう。
ついでに小雪だが、独り立ちする女の強さが強調されて
い過ぎに思う。あんな女に手を出す男は、相当な勇気を
要する。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます