トランスポーターとオートバイトライアルと日記の備忘録

ノアにオートバイを積んでみました。忘れないように記録しておきます。

KENWOOD R-SA7 アンプ修理

2015年06月16日 | 家電 修理

KENWOODのアンプR-SA7が以前から夏気温が高くなると、音量が小さくなるので修理しました。ずいぶん前にオークションで買ったものです。

 

後ろのビス3本を外してカバーを取り、バックパネルのビス多数を取り外します。

 

グレーのケーブルを外し、バックパネルとチューナーボードを外したところです。

 

ここで問題が。

先にヒートシンクのトランジスターを外そうとして、一番左のトランジスターのビスを外していたらバチッと音が? さらにビスを回していたらまたバチッと音がしてビス部から火花が出ました。

アッと焦りました。コンセントを抜いてから30分くらいでしたので、まだ放電できていなかったようです。知ってはいたのですが早く弄りたくて失敗です。

そこで、トランジスターを外すのは諦め、ケーブル3本を外し、ヒートシンク下側(裏側)にあるビス2本を外し、白いプラスチックの止め具3箇所をロック部を挟んで押し込みボートをヒートシンクごと外します。写真撮り忘れました。

邪魔になるボードも外しました。

先に、スピーカー部にあるリレー「OSA-SS-212DM5 12VDC」の交換をしました。

 

リレーの幅が違いましたが、足の間隔は同じでしたので問題なく取り付けできました。

 

トランジスタは壊れたかなと思いネットで検索しましたが、販売しているところもなくデータシートも見当たりません。トランジスタの取り外しは翌日にしました。

外してみたら、なんと絶縁シートがありません。シリコングリスは塗ってありましたが。

 

トランジスタの写真です。

 

絶縁シートを買うときに、トランジスタの大きさが分からなかったので、大き目のシートを購入してハサミでカットしました。左下の寸法がトランジスタの大きさです。いろいろ書いてあるのがコンデンサの容量です。今回は変えませんでした。

 

絶縁シートにシリコングリスを塗り、トランジスタを取り付けた状態と、スピーカー用リレーです。

 

各部品を元に戻して完了です。

トランジスタから火花が出たので、たぶん駄目だろうなと思いながらコンセントに差込み、スイッチを入れたら液晶部が表示されました。試しにリモコンで操作もしましたが問題ありません。

アンテナ・スピーカー・入力ケーブルを接続し、動作を確認しましたら何も問題ありません。ホッとしました。

 

今回のリレーは、ネットで調べたら情報があり、東京に出たついでに秋葉原の若松通称本店3Fでリレー(OSA-SS-212DM5 12VDC 315円)絶縁シート5枚(25円)で購入しました。

パナソニックのリレー「ALA2F12」でも良いようです。 ただどちらも扱っているところがほとんどありません。

修理はしましたが、まだ短時間ですので音量の様子はしばらく聞かないと分かりません。

もし駄目でしたら、コンデンサの交換になるのかなと思います。

 

その後 平成27年7月23日

暑い日のときにも、音が小さくなったり大きくなったりはなくなりました。

また、音が良くなったような印象です。おそらく理由は、古いリレーの接点が荒れて接触が悪くなってきていたのかと思います。 スピーカーケーブルも一旦外して拭いて差し込んだのでしっかり接触しているからかと思います。

完全に良くなりました。 まだまだ使用できます。

 

追記 2018年3月8日 ラジオを聞いていたらカチッと音がして電源が切れました。液晶の表示もありません。

ネットで調べていたらリセットの方法が書いてありました。コンセントを抜いてから電源スイッチを押した状態でコンセントを挿すそうです。リセットを行いましたら電源が入りました。ただ、pureAスイッチを押すとカチカチと音がして電源が切れました。スピーカーリレーの故障のようです。とりあえずもう一度リセットしたら通常音質なら聞こえます。とりあえず少し様子を見ます。そういえば、音質が良いのでpureAで聞いていたのですが、数か月前より不安定になり通常音質で聞いていました。

今度 リレーを買う時はパナソニックのリレー「ALA2F12」を買おうと思います。リレー接触部が金メッキを採用しているようです。それとはんだ吸取り線も買わないといけません。今度はマルツオンラインで買おうかと思います。メール便で発送してもらえるとありがたいのですが。 このブログで交換したリレーは2年半位しか持たないのが残念です。

 

コメント
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