筑井城爽風

趣味悠々・木彫・水彩・書・椅子作り

名言「吾唯知足」の色紙書き

2011-09-07 08:33:46 | 日記
「吾唯知足」
 「われ ただ たるを しる」と読み、一言で言うと「人は欲張らず、今の自分を大切にしなさい」という意味で「足る事を知る人は不平不満が無く、心豊かな生活を送ることが出来る」ということのようです。
 京都・竜安寺にある蹲踞(つくばい)に刻まれている言葉として有名です。蹲踞とは茶室の庭先にある石の手水鉢(ちょうずばち)のことで、この手水鉢が低く据えてあって、茶客が手を洗うのに、つくばうから、蹲踞と言うようになったものだそうです。
 竜安寺の蹲踞は「吾唯足知」の4つの漢字に含まれる□の部分を中央に集めて共有化し水を張るデザインになっています。 上から見ると漢字の配列はこんな具合です。

   吾     五
  知 唯 → 矢口隹
   足     ?
         ↑足から口を取った字



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