筑井城爽風

趣味悠々・木彫・水彩・書・椅子作り

侍の酒

2009-12-25 13:39:17 | 日記
昔の日本の侍・武士はどんな味のお酒を飲んでいたのでしょう
勿論、日本酒で・・濁酒でしょうが辛口だったんでしょうね
そんな想で旨い日本酒が飲みたい・・自分たちで作ったお酒が飲みたい・・・
十数年前に米作りから自分たちの好みの酒を作ろうという有志が集まり酒造りを始めました。苗作り、田植え、夏の草取り、稲刈り、出来上がった新酒を祝う会と幼児から高齢者まで総勢200人以上が集い十年以上、現在まで続いています。(詳しくは海老名の、いづみ橋酒造のHPを)

その、皆さんの思いが詰まった酒の名前は「晴瑠野」ハレルヤという名前になりました。
ラベルの字を頼まれたので、日本の武士を意識して書いてみました。

            
毎年少量しか造らない酒なのでなかなか手に入らないのですが飲み口は辛口でさっぱりしていてこくが在る旨い酒です。昔の武士はこんな酒を飲んでいたのでしょうかね・・・   
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

友人への篆刻

2009-12-23 18:43:39 | 日記
この友人は中学時代の後輩で現在は保護司や自治会長のボランティアをしています。
小学校の時から書道を続けている方なのでいくつかの印は持っているのですが気に入った印が無いと言うことなので片隅にでも置いて頂ければと思い彫りました。

                 
側款(そくかん)は陰彫りが「琴書常自楽」琴(音楽)や書物で常に自分で楽しみをみいだす。
陽彫りは「筆硯得佳友」書道によって良き友を得る。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

maribabaさんへのおみやげ

2009-12-21 19:37:41 | 日記
maribabaさんが12月17日より1月5日までイギリスから日本に帰ってくるとのことなので頼まれていた篆刻を急いでつくりました。


                
 印の横に彫った文字はmaribabaさんの好きな「懸情流水 受恩刻石」にしました





                
   白樺のトナカイの小さい方もさし上げることにしました。
   イギリスでもこのトナカイを増やしてもらえると嬉しいです

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

津久井湖上・城山発電所視察

2009-12-12 13:31:16 | 日記

12月11日の午後、津久井湖の湖上より崩落箇所の視察と
城山発電所の地下発電機の視察をしました。



    
崩壊箇所は県企業庁の10人乗りプレジャーボートで湖面から視察しました。
150馬の高速艇でまだ2年ぐらいしか経っていないそうです。
あいにく雨が強く降っていたのですが艇の中は快適でした

雨の中でしたがゆっくり岸辺周辺を見ました。
いつもの湖畔から見る景色とまた違い美しい津久井湖の湖上からの景観です

        
      三井方面から見た城山        三井大橋



    
    下から見た名手橋              沼本ダム



    
    下から見上げた道志橋。たいへん美しい景観でした。



    
   霧にかすむ沼本ダム。      下から見上げる名手橋

   


次に向かったのは高台にある城山湖の城山発電所。
所長の佐藤さんより細かい説明を受けましたがびっくりしたことがありました。
それはこの発電所は職員24名が2交替24時間で働いているのですが今年一度も発電しなかったことです。その理由はこの発電所は揚水発電所で緊急時対応型だからそうです。このような発電所は全国に42箇所あり電力会社にとっては緊急時の保険のようなものだそうです。 

    
   ビデオや掲示板で説明を受けました コントロール制御室



    
高さ230mの地下に潜るエレベーター。地下の発電機室4基の発電機



    
大変大きな空間の地下室です工事やメンテナンスの隧道500m



    
         水車の軸棒  直径3mの送水管と大きな仕切弁



今回の視察で感じたことは津久井湖周辺に永く住んでいる私たちがこの湖や発電所のことを何も知らなかったこと、あらためて津久井湖の美しさや課題や活用や魅力について考えさせられたことです。津久井地域のまちづくりには5箇所の湖やダムや発電所をキーポイントに考え歴史や郷土をまとめあげる、そんな感じを受けました。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

まちづくりの視察

2009-12-09 11:56:25 | 旅行

来年4月の政令市に向けた、まちづくり委員会の設立のために長野県の小布施町と松代町に行ってきました。



小布施町は現在人口1万1千人の町ですが年間100万人以上の観光客が訪れます。
まちづくりのきっかけは30年前の人口2000人増員計画にありました。
宅地開発により人口1万人に達したのですが、
さてこの町に愛着をもって住み続けてくれるのか?
旧住民と新住民とのつながりや生活の違いを埋めるためには?
「文化のまち小布施」をテーマに北斎館を建設して文化と地場産業をつなぎ新たなまちづくりに挑戦し続けています

    
   葛飾北斎館は優れた近代建築設計の建物です。

    
        旧家造り酒屋の高井鴻山記念館

    
   公道と私有地の中間域をまちの景観として造られている




松代町は住民ネットワークによる生涯学習交流型観光の推進で全国的にも注目されている町です住民主体のとくに地元の商工会議所によるまちづくりがきっかけとなつています
松代城の城下町として歴史も古く武家屋敷のお庭や古寺めぐりや町屋路地めぐりはそこに住んでいる人の目で魅力再発見してまちづくりのコンセプトとしため地元の人の愛着と誇りが感じられる町でした。

    
松代町文化会館横の支所で地元商工会の香山篤美氏より説明を受けました


    
松代城は武田信玄が上杉謙信と戦うための拠点として築かせた城


    
国の史跡に指定され城門・石垣などが当時の姿に復元された



    

    


 
折角 長野に来たので善光寺参りをしてきました
「牛に引かれて善光寺」とはどういう意味と店の人に聞いてみましたところ牛も自然に善光寺に向かうので黙って付いてくればここに着けると言うことでそれだけご利益が在るパワースポットだそうです。ほんとうなの・・????


         


         


        

         


         



今回の視察で感じたことは今回のメンバーは私を含め65歳以上の人たちのだけの研修でしたが、これからのまちづくり委員は現役の若い人や婦人を取り込みこの町の魅力や愛着や誇りやパワーづくりが大切なことと感じました。
不満の解消や政治や行政批判・団体批判と各団体の長を集めた形式だけの調整会議形式のまちづくりからは良いものは産まれないと思いました。
   

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

木彫ケヤキの鉢

2009-12-08 19:50:47 | 日記
ケヤキの丸太の半割りから鉢を作りました。
旋盤やロクロの機械があれば簡単に出来るのですが
そのような機械は高価で買えない為、手持ちのノミとナタで作りました。


             
外回りをノミ跡を残しバーナーで焼いて古い物の感じを出しました


             
直径は30cmぐらいです。磨きこむとケヤキの艶が出てきます


             
         裏側から見ると古い鉢の感じが出ています
         バーナーで焼いて磨いただけなのですが
         いい感じに仕上がりました


             
   これも直径は30cmぐらいです、すり鉢型にしてみました。


             
          ノミとナタで円形に作るのには苦労しました。
          ロクロなら簡単なのに・・・・


             
   底のほうに木の節が出てしまい彫るのに苦労しました




             
 これも直径は30cmぐらいですが鉢型で厚めに仕上げました

             
            縁も厚めなので持つと重量感があります


             
  陶芸用の手ロクロの上に乗せて回転させながら磨きました


3点はケヤキ丸太から木鉢のお菓子いれとして木の質感を持たせる為厚めに作ったのですがいざ使ってみると重た過ぎて使いづらいと、不評でした・・・・
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

間伐材でデゴイを

2009-12-06 10:32:26 | 日記
ヒノキの間伐材が山にたくさん捨てられています
これを使ってデゴイ(鴨に似せた木彫)を作ってみました

             
 ヒノキの素地のままにしていますのでとてもよい香りがします
 部屋の片隅において香臭材代わりに・・・・・自然の香りを


             
 裏に車をつけて子供が乗ったり曳いたりして遊べるよう


             
     胴体に比べくちばしや頭が大きすぎたと思います


             
            簡単に色を付けたものも作ってみました


             
 実際の鴨の色と違うと思いますがデザインということで・・・

 チエンソーとナタとサンダーで簡単に作る為、1日ぐらいで大体作ってしまいます
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

木彫子供の作品

2009-12-05 10:38:15 | 日記

木彫を好きになったきっかけは小学校5年生の時、担任の小林先生がクラス全員の男子に、木で自分の好きな飛行機を作らせたのがきっかけです。
授業中も机の下で「肥後の神」という折りたたみナイフで削っていたのを今でも鮮明に覚えています。全員が素晴らしい作品に仕上げました。その後のクラス会でこのことが話題となり当時の物が残っていないか探しましたが残念ながら1機も残っておりませんでした。山で削りやすい木を探し、図書室で飛行機の写真をみてわくわくしながら作った思い出が今の木彫好きの原点かと思います



これは二人の子供が小学校の時作った作品です
昭和61年8月 4年2組と裏に書いてありましたので
今から22年前に学校で作ったものですがはたして2人共、覚えていますか??


             
姉の作品、上に2匹の熊さん下は階段を降りている子供と熊さん


             
妹の4年生の作品アヒルの親子、木目が水の波紋になっている

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

水屋の竹すのこ

2009-12-04 10:00:14 | 日記
公民館の茶室の水屋の流しに竹すのこがありますが
30年間一度も修理しないのでぼろぼろになり
茶道の先生から取り替えてくれとのことでしたが予算が無いとのこと。
そこで水屋の竹すのこ作りにチャレンジ、
本来は竹竿にする細い竹で作るものですが
竹藪を持つ近所の方々に聞いて歩いたのですがこの辺には無いとの事で、ブログ仲間の「おおさわ川」さんの竹やぶに入り細い竹を探しました。
直径25mmの竹を揃えるのには大変でした。



              
竹やぶを歩き回って何とか細い竹を集めましたが果たしてうまくいくか・・・


              
大きさは高さ33mm幅1200mmで真ん中で二つに分かれるスノコです。 
裏から木ねじで木の桟に固定するのですがキリと木ねじの交互作業が大変でした
何とか出来上がりましたが果たして茶道の先生から何と言われるかが心配です
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする